厚生労働省は、「『医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針』(医療広告ガイドライン)に関するQ&A(事例集)」に2月19日付で事例を追加し、24日、ホームページ上に掲載した。
現行の医療法では、医療機関が広告できる事項の範囲に一定の制限を設けている。
Q&Aは、▽広告の対象範囲▽広告可能な事項▽禁止される広告▽相談・指導等の方法▽その他-の5本柱。
「広告の対象範囲」では、「広告のチラシ等に印刷されているQRコードを読み込むことで表示されるホームページ等は、広告に該当するのでしょうか」との問いに対し、「インターネット上のホームページと同様に情報提供や広報として取り扱い、原則として広告とはみなさない」とした。
また「広告可能な事項」では、「医療法施行規則に定める事故等分析事業への参加施設である旨を広告すること」について「可能」と回答。
「禁止される広告」では、「無料相談」の広告は可能かどうかについて、無料で健康相談を実施している旨についての広告は可能とする一方で、「広告するに際し、費用を強調した広告は品位を損ねるもので、適切ではありません」としている。
キャリアブレイン
以前専門医じゃないのに、専門医とホームぺージに載せていた女医さんいましたが、、。
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分子生物学者 青山学院大学 理工学部 化学・生命科学科 教授
福岡 伸一 先生
オランダのアントニ・ファン・レーウェンフックという人をご存じでしょうか。彼は歴史上初めて顕微鏡を使って微生物の世界を詳細に観察した人で、それ以降、科学者の視点は、世界をよりミクロの世界へと「分けていく」方向に進んでいきました。生物学におけるこの「分けていく」流れは、今日の生命観、つまり、遺伝子が規定するミクロな部品(たんぱく質など)が時計仕掛けのように組み合わされた精妙な機械である、という考え方の源流です。私も分子生物学者として、生命現象をミクロのレベルで「分けていく」研究に取り組んできました。
ヒトの遺伝子は2000年の初めにすべて解読されましたが、私が研究を始めた1980年代は、細胞の世界に分け入ると未知の遺伝子がたくさん潜んでいて、新種の遺伝子をたくさん採取できました。その一つがGP2(グリコプロテイン)という遺伝子です。GP2は重要な働きを持つ遺伝子だと思われましたが、当初その役割は不明でした。そこで私はゲノムからGP2の情報を消去する操作を行い、すべての細胞からGP2遺伝子情報が失われたマウスを誕生させました。このマウスに生じる異常を調べることでGP2の役割がわかるはずでしたが、生まれてきたマウスは健康で、全く異常は見つかりませんでした。
もしマウスがミクロなパーツを並べた精密機械のようなものなら、GP2というパーツを取り除けば何らかの異常が起きたはず。私は信じ続けていた機械論的な生命観に疑問を感じ、分子生物学者ルドルフ・シェーンハイマーの「生命とは動的平衡状態にある流れである」という言葉に思い至りました。私たちは食物によってエネルギーを補給し生きているように思っていますが、彼はマウスによる実験で、体に取り込まれた食物は分解され、体のあらゆる部分の分子と入れ替わることを発見したのです。
私たちの体は平衡状態(自己同一性)を保ちながら、分子レベルでは激しく入れ替わり絶え間なく流れている。私はこの概念を「動的平衡」と表現しています。生命はそのような動的平衡の状態でバランスをとりながら存在していると考えれば、GP2を取り除かれたマウスが異常を示さなかった理由も納得できます。生命の動的平衡は、欠損や問題点があれば他の要素が働いてそれを補い平衡を保とうとします。情報・エネルギー・物質の交換により、動的につながっているものを切り取り、機械論的なロジックに偏ってしまうと、私たちは生命の研究に大事なことを見落としてしまいます。私は、生物学者レイチェル・カーソンのいう「センス・オブ・ワンダー(不思議と思う気持ち)」と共に、今後も精妙な生命のふるまいを追究したいと思います。
ふくおか・しんいち●京都大学農学部卒業。ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て現職。著書「生物と無生物のあいだ」(講談社現代新書)は、2007年度サントリー学芸賞を受賞。他に『動的平衡』(木楽舎)など。
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター グループ・ディレクター
笹井 芳樹 先生
私は発生学者として、神経発生の基礎研究に取り組んでいます。生物学の中でも根本的な研究で、最近注目されている再生医学の強力な武器となる基盤学術でもあります。再生医学には大きく二つの流れがあり、一つは傷んだ臓器や失われた組織を体内で再生していこうというもの。もう一つは試験管や培養シャーレの中で臓器や組織の一部を生体パーツとして作り移植しようというもので「試験管の中の再生医学」として、近い将来の実用化が期待されています。
再生医学の重要材料として注目されているのが、ES細胞やiPS細胞などでの「幹細胞」です。ES細胞は、動物あるいはヒトの着床前の受精卵から樹立した細胞で、理論的には体のどんな細胞でも作れる「幹細胞の王様」です。最近報告され一躍有名になったiPS細胞は、皮膚から採取した細胞に3〜4個の遺伝子を導入して作られたもので「皮膚の細胞に自分が幹細胞だと錯覚させた細胞」だといえます。ES細胞とほぼ同じ性格を持つため、iPS細胞は新型のES細胞と考えられています。ES細胞もiPS細胞も1個の細胞から無限に増殖するため、治療や創薬などの医学研究に適しており、現在ES細胞やiPS細胞を制御(分解誘導)して、脳などのパーツを試験管内で作る取り組みが本格化しています。
私の研究室では2008年に、世界で初めてES細胞から大脳の神経細胞を作ることに成功しました。そしてES細胞から分化した大脳皮質の神経細胞は、私たち研究者の手を経ない自己組織化によって、妊娠中期のヒトの胎児と同じ4層構造を持つ大脳皮質を作ることがわかりました。このような培養系の大脳皮質は、例えばアルツハイマー病などの改善薬などに利用できると期待されています。またパーキンソン病患者に対して、培養した神経細胞を移植する治療法なども注目されています。しかしヒトの脳構造は複雑ですから、培養系の大脳皮質などを脳梗塞(こうそく)などの患者に移植するといった治療を確立するには、まだ研究を進める必要があります。
現在、ES細胞やiPS細胞から単なる神経細胞だけでなく、それが組み上がった神経組織や脳の構造までもが、ある程度は作れるようになっていますが、研究者の究極の目標はさらに高性能の組織や臓器を作ることです。
生命現象は統合的かつ多階層的に動くものです。これからは生命のパーツを解析し理解するだけでなく、そのパーツが組み上がった組織にどんなネットワーク機能があり、なぜそこに生命現象が起きるのかなど、ネットワークに関する高次元の研究が重要となります。生物学・医学・薬学などの分野を超えた広範囲な科学と連携した次世代ライフサイエンスの流れが、まさに今始まろうとしています。
ささい・よしき●京都大学医学部卒業。神戸市立中央市民病院内科、UCLA医学部客員研究員、京都大学再生医科学研究所教授を経て2003年から現職。医学博士。神経発生の基礎研究を進め、08年には世界で初めて大脳神経を作ることに成功。
田村ここでは、幹細胞研究や再生医療に関する今後の展望や課題、そして医療の未来について考えたいと思います。まずES細胞やiPS細胞は今後どのように実用化されていくのでしょうか。
福岡ES細胞やiPS細胞などの幹細胞は、生物学の世界に新しい扉を開きました。しかし幹細胞は、分化しながら自己組織化していく本来の時間軸の流れから切り離して得た細胞です。周辺の細胞とコミュニケーションし、自分が何になっていくのか探り当てようとしていた途中で切り離され「自分探し」をしている細胞です。その細胞に、自分がなるべきものを教えてあげようとするのが再生医学の研究です。同じように自分が何者かわからなくなっている細胞に、がん細胞があります。再生医学は驚異的なスピードで進んではいますが、私たちはまだがん細胞と同程度にしか幹細胞をコントロールできていません。
笹井ヒトの皮膚から作られたiPS細胞が報告されてわかったのは、細胞は「ツボ」をついてやれば、あるレベルまでは「だませる」ということ。そのツボが遺伝子ネットワークのどこなのかを追究する研究も生まれてきました。実用化については、すでに網膜の組織やドーパミン神経が作られ、大型動物を使った治療研究も進んでいます。安全性と有効性の確認に時間がかかりますが、4〜5年以内に人への応用につながるだろうといわれています。
田村ヒトの臓器や組織は何年後くらいに作れるようになり、治療に使われるのかといった質問が会場から寄せられています。
笹井残念ながら、いまだマウスのES細胞からも腎臓のような臓器の細胞を作ることはできず基礎研究の段階。科学の進歩には時間を含む長期の投資が必要です。また医療などに役立つことも重要ですが「科学技術」は一つの言葉ではなく、サイエンス(科学)とテクノロジー(技術)です。テクノロジーの目的は役に立つことですが、科学の究極の目的は「知りたい」「見たい」の追究です。生命には、私たちが未来を切り開く上で知るべき未知の部分がまだ多くあります。その最前線に立っているという思いが、基礎科学者を駆り立てていると感じます。
福岡1個の受精卵が分裂する過程で、最初は全く同じ情報を持っていた細胞が、ある段階から異なる臓器や組織へ自己組織化していきます。そして自己組織化に至る過程では、隣の細胞とは異なる道を歩むという細胞間の排他的なコミュニケーションが重要な役割を担っている可能性があります。この、他者により初めて自己が決められるという関係性は「生物が生きているとはどういうことか」を考える上で大事なことで、研究者は今その答えを明らかにしようとしています。医学上の効用など性急な成果だけでなく、そういった基礎研究の面白さにも注目していただけたらと思います。例えば、GP2の新しい機能が、発見後20年を経て、ようやくわかってきました。
田村医学や研究者を志す人たちにメッセージをお願いします。
福岡私は昆虫が大好きな少年でした。その後、採集網を実験器具に持ち替え、昆虫採集をしていた時と同じ気持ちで遺伝子採集に熱中していました。自分が好きなことをずっと好きであり続けて現在に至っており、常にこの仕事をしていて良かったと思っています。また研究者に必要なものは、「自己懐疑心」です。自分が発見だと思うことが本当の発見かどうか疑えることも重要な資質だと思います。
笹井ノーベル物理学賞や化学賞のメダルの裏側には、自然の女神がかぶっているベールを科学の神が持ち上げ見ている姿がデザインされ、自然の真の姿をとらえようとする科学者の姿勢を表しています。自分が何を知りたいか、何を不思議だと思うか、心の琴線に触れるものを見つけて取り組んでいくことが大切。研究に落胆はつきものですが、0.1%ほどの確率で予想もしなかった何かに出あえることがあります。「ありえない」というような発見をした時の喜びが私たち研究者を支えているのです。朝日
希望がふくらびますね!
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神奈川県警は23日、無許可で医院を開設し美容治療をしていたとして、医療法違反の疑いで、美容外科医院「横浜フェリスクリニック」=横浜市西区=と関連の計4カ所を家宅捜索した。
捜索容疑は、クリニックの男性経営者(31)が、横浜市の許可を受けずに昨年8-12月、クリニックを開設。勤務する医師に、レーザーによる脱毛や点滴などの治療を女性2人にさせた疑い。48人が受診したが、健康被害はないという。
横浜市によると、クリニックは、医師3人と看護師1人を非常勤で雇い、不定期に診療を行わせていた。医師や看護師は無許可とは知らなかったという。
共同通信社
こんなことってあり得るの?
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社会保険病院などを原則存続させる独立行政法人地域医療機能推進機構法案について、大分県由布市の首藤奉文市長ら31の市長・町長と市民団体の代表が22日、法案の今国会での早期成立を求める要望書を厚生労働省の政務三役に提出した。
全国の社会保険病院(53カ所)と厚生年金病院(10カ所)の運営主体である独立行政法人「年金・健康保険福祉施設整理機構」(RFO)は今年9月で解散予定。10月以降は管理者が不在となるため、同法案は2011年4月まで存続させた後、新設する「地域医療機能推進機構」に移管するとしている。
要望書で市長らは「法案成立の遅れは、医師や看護師などの人材の流出による診療内容の縮小や経営の悪化など、地域医療に深刻な影響を与える」と訴えた。
共同通信社
私のそばにも上記の病院あります! どうなるんですかね?
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