DPC新係数、来年度導入で7項目提案へ―中医協分科会
中央社会保険医療協議会(中医協)のDPC評価分科会(分科会長=西岡清・横浜市立みなと赤十字病院長)は11月30日、現在の調整係数に代わってDPC対象病院に適用する新しい機能評価係数のうち、来年度の診療報酬改定で導入する項目の候補として、「効率化に対する評価」や「複雑性指数による評価」など7項目を診療報酬基本問題小委員会に提案することを決めた。 来年度の「導入が妥当」(ほぼ当確)と基本小委が既に判断している「効率化に対する評価」など4項目のほかに、「救急医療の入院初期診療に係る評価」「医療計画で定める事業等について、地域での実施状況による評価」「医師、看護師、薬剤師等の人員配置(チーム医療)による評価」の3項目を新たに提案する。
一方で、18日に「落選」した「診療ガイドラインを考慮した診療体制確保の評価」以外に、「患者の年齢構成による評価」を「次期診療報酬改定では導入を見送る項目」に位置付けた。これまでに落選した各項目は、2012年度以降の報酬改定での導入を検討する。来年度からの導入を検討する新係数の候補は、これによって7項目にまで絞り込まれた。
■調整係数の廃止は3回以上の報酬改定で
30日の分科会では厚生労働省が、▽現在はDPCで包括評価されている検体検査管理加算1-同加算3の実施体制を機能評価係数として評価する▽現在はDPCで包括評価されている「無菌製剤処理料」と「術中迅速病理組織標本作製」を出来高評価に切り替える▽高額な費用が掛かる「HIV感染症治療薬」「血友病等に使用する血液凝固因子製剤」「慢性腎不全で定期的に実施する人工腎臓」を出来高評価に切り替える-の3点を提案し、いずれも了承された。
また、現在の調整係数について、3回以上の報酬改定で段階廃止することも決めた。来年度の報酬改定以降、3回以上をかけて調整係数を一定割合ずつ減少させ、新係数に置き換える。ただ、調整係数のうち新係数への置き換えが難しいものもあるため、調整係数の廃止後も「ある程度の最低水準」を保証する係数を設定する。
これらは新係数の候補と共に西岡分科会長が近く基本小委に報告し、同小委が最終判断する。
キャリアブレイン
どういう係数になるかが問題ですから!
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