内服薬処方せんの記載方法の報告書案で議論―厚労省検討会
厚生労働省は11月30日、「内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会」の第5回会合を開き、事務局が提示した報告書案を基に意見交換を行った。委員からは、「用語集を作るべき」などの意見が多数上がり、今後はこれらの議論を踏まえて最終的な取りまとめ作業に入る。報告書の公表は年度内の予定。
報告書案では、▽内服薬処方せんの記載に関する現状と課題▽本検討会における主な議論▽内服薬処方せん記載の在るべき姿▽内服薬処方せん記載方法の標準化に至る短期的・長期的方策▽移行期間における対応▽処方例―などが示されている。
このうち「本検討会における主な議論」では、内服薬処方せんの記載方法の標準化に向けて、将来的には「薬名」については製剤名を、「分量」については現行の1日量ではなく1回量を、それぞれ記載することを基本とすべきなどとしている。
意見交換では、報告書で使われている「分量」などの言葉について、委員から定義を示すべきとの指摘が多数あった。
隈本邦彦委員(江戸川大メディアコミュニケーション学部教授)は、報告書案の中で使用されている分量、用法、用量などの用語について、「今回『分量は1回量にする』と決めた場合、用法、用量についても定義付けを行わないと、整合性が取れないのではないか」と疑問を呈した。
岩月進委員(日本薬剤師会常務理事)も「言葉を従来の意識のままで使うと、それこそ事故につながりかねない」と指摘し、報告書の冒頭に用語の解説を盛り込むよう求めた。
キャリアブレイン
1日量か1回量で全く違うんですからね?
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