甲状腺がん診断補助剤を発売―佐藤製薬

 佐藤製薬は1月13日から、遺伝子組み換え甲状腺がん診断補助剤「タイロゲン筋注用0.9mg」を発売する。

 この製品は、米ジェンザイム社が開発した遺伝子組み換えヒト型甲状腺刺激ホルモンの筋注用凍結乾燥製剤。佐藤製薬は1995年にジェンザイム社から日本での販売権を取得し、昨年10月16日付で製造販売承認を受けた。
 分化型甲状腺がんで甲状腺全摘、または準全摘を受けた患者が、残存甲状腺組織や転移がんの有無を確認するため年に1、2回受ける検査の補助剤として使用される。
 
 佐藤製薬によると、検査では甲状腺刺激ホルモンの分泌を高める必要があり、患者は検査のたびに甲状腺ホルモン剤の服用を2週間以上中断しなければならない。患者はその間、寒気や便秘、体重増加などの甲状腺機能低下症状を引き起こし、診断後の回復にも数週間かかっていたという。
 同社では、「甲状腺がん診断補助剤としてタイロゲンを使用することで、甲状腺ホルモン剤の服用を中断する必要がなくなる。QOLを低下させずに診断を受けることが可能になる」としている。

 同社によると、甲状腺がんは日本では年間8000人ほどの発症が見られ、女性に多い。分化型の乳頭がん、濾胞がんと未分化がん、髄様がんに分類されるが、9割以上が分化型がんであるとされているという。

 

 

 


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青色防犯灯:効果上々 犯罪が4割減…東京・足立の町会

 
足立区六町3丁目の住宅地に設置されている青色防犯灯

 防犯効果があるとして、全国で設置が進んでいる「青色防犯灯」を東京都内で初めて設置した足立区の六町三丁目町会(約600世帯)で、この1年間の犯罪件数が前年比で約6割にとどまり、隣接地区と比べて大幅な減少となった。地元町会は増設を検討しており、管轄する警視庁綾瀬署は「青色効果かまだ分からないが、住民の防犯意識が高まった成果」と話している。

 足立区六町には05年、つくばエクスプレスの六町駅ができたため、住民以外の出入りとともに犯罪も増えると予想された。三丁目町会は自主パトロールを始めたほか、「人の心を落ち着け防犯効果がある」と奈良県が05年に先駆的に導入した青色防犯灯の設置を決め、07年11月、町会内の街灯59カ所のうち25灯を青色灯にした。

 綾瀬署によると、設置後の08年1月~11月の犯罪件数を前年同期(07年1月~11月)と比較すると、三丁目は前年(25件)に比べ4割近く減少し、16件にとどまった。隣接する一丁目は前年比1・6倍に増えたほか、件数の減ったニ、四丁目でも同8割前後だった。

 三丁目ではとりわけ、空き巣などの「侵入盗」が07年は9件と隣接3地区と比べて突出して多かったが、08年は11月までに発生はなかった。

 三丁目町会は青色防犯灯について住民にアンケートを集計しており、中には「青色だと暗いので元の白色灯がいい」という意見もあった。その一方で1年間で犯罪抑止効果も見られたとして、今後、青色灯の増設を進めるという。

 町会内に設置されている青色防犯灯は全国でも珍しい1本に青色LED(発光ダイオード)64個を内蔵した蛍光灯タイプ。1本1万6000円と通常の蛍光灯より割高な半面、月当たりの電気代は67円安い155円で、寿命も5倍程度の4~6万時間という。同町会長の小松健さん(66)は「防犯対策は面の広がりが重要。他地区も同様の取り組みをしてほしい」と話す。

 綾瀬署生活安全課は「管内全体でも発生件数は前年比14%減少となっているが、3丁目地区で大幅に減少したのは街灯の色を変えるという地域の防犯意識の高まりも大きいのでは」と話している。【井崎憲】毎日

地元で自治会の仕事をして防犯は重要な仕事巡回して薄暗いところ多いもんね。

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「生きてこの日、うれしい」解放の赤羽さん、パリで会見

 【パリ=林路郎】昨年9月、エチオピアで武装集団に誘拐され、今月7日に解放された日本人女性医師、赤羽桂子さん(32)と同僚のオランダ人男性看護師が10日、国際医療支援団体「世界の医療団」のパリの本部で解放後、初めて記者会見した。

 赤羽さんは「生きてこの日を迎えることができ、本当にうれしい。支えてくれた人に心からお礼申し上げたい」と語った。

 10日、パリに到着した赤羽さんは、長野県伊那市から駆けつけた母・千恵子さん(64)、兄・千尋さん(34)とパリ市内で再会し、無事を喜び合った。赤羽さんは、108日間に及んだ拘束期間中、「(武装勢力が)銃に触る音を聞く度に『もう終わりかな』と思った。恐怖は常にあった」とも告白。共に解放されたオランダ人看護師ビレム・ソールスさんと励まし合いながら、日記や家族への手紙を書いて過ごしていたという。

 赤羽さんはエチオピアでの活動について、「仕事の需要が大きく、6か月間、充実した仕事ができた」と振り返り、今後については「時間をとって考えたい。医師としての仕事を早く再開できたらと思う」と述べた。「今一番したいこと」を尋ねられると、「母の手料理を食べること」と答えた。

読売新聞)
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