若年層の献血関心度低下、半数以上が「関心ない」
献血をしたことがない若年層の献血への関心度が3年前に比べて低下し、半数以上が献血について「関心がない」としていることが、厚生労働省が実施した「若年層献血意識調査」の結果から明らかになった。
このままでは血が足りない
調査は、厚労省が今年9月に、全国の16―29歳の献血未経験者5000人に対して行ったもの。同省では3年前にも同様の調査を実施している。
調査結果によると、「献血について関心がありますか」との問いに、「非常に関心がある」「関心がある」と回答したのは45.9%で、前回調査時より6.3ポイント低下した。残りの54.1%が「特に関心がない」「全く関心がない」と回答しており、「関心がない」が「関心がある」を上回った=グラフ1=。
献血をしたことがない理由については、3つまでの複数回答で、「針を刺すのが痛くて嫌だから」が31.2%、「なんとなく不安だから」が30.8%と多数を占めた。そのほか、「時間がかかりそうだから」21.6%、「恐怖心」21.1%、「近くに献血する場所や機会がなかったから」19.9%と続いた=グラフ2=。
一方で、献血に対する認知度は前回調査時より上昇している。献血について、「よく知っている」「ある程度知っている」と回答したのは92.9%で、19.1ポイント増加した=グラフ3=。
厚労省では現在、将来の安定的な血液確保を図るため、献血離れの深刻な若年層への啓発方法をはじめとした献血推進方策について検討を進めている。調査結果は、10月29日に開催された「第2回献血推進のあり方に関する検討会」で示されたもので、検討を進めるための資料として活用される。
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