国立国語研究所(東京都立川市)の「病院の言葉」委員会は21日、患者にとって難しい医療用語を分かりやすく説明するための手引の中間報告を発表した。意見を募り、来年3月に最終報告を出す。

計140語を取り上げた。(A)患者に知られていないので、日常用語に言い換える(B)患者は言葉は知っているが理解が不確か(C)患者にも大切なので普及させる、という三つに分けた。
典型的な57語については、簡単な説明から、時間がある時の詳しい説明まで3種類の説明を提案した。よくある患者の誤解や、患者が知りたい点、効果的な言葉遣いをするための注意点なども記した。
例えば、B分類の「メタボリックシンドローム」については、医療従事者以外には、単に太っていること、腹回りの測定値で決まることといった誤解が多く、「メタボ」などと笑い事にしている人も多い、と指摘。危険な病気につながる可能性のある状態だと理解してもらう必要がある、としている。
委員会は委員長の杉戸清樹同研究所長、医師や看護師ら医療従事者、患者団体代表、コミュニケーション学の専門家ら24人がメンバー。昨年10月から医師や看護師ら約1650人、医療に従事していない約4280人を対象に調査を重ね、問題点と解決策を探った。
12月1日までホームページ(http://www.kokken.go.jp/byoin/)などで意見を公募する。寄せられた意見を踏まえて最終報告をまとめ、医療現場や医師・看護師教育の現場での活用を呼びかける。(大岩ゆり)
確かに解りにくい言葉が多いですね。座薬なんか正座して飲んだ人いたらしい?
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