高齢者医療制度の見直しについて議論―民主
民主党の厚生労働部門会議が9月26日に開かれ、高齢者医療制度の問題について、同党議員らが厚労省担当者に対し厳しい質問をぶつけた。
同党の山井和則衆院議員、長妻昭衆院議員らは、舛添厚労相が「高齢者医療制度の廃止を宣言」と一部で報道されたことを取り上げ、「抜本改革すると思わせておいて、急にトーンダウンしている。選挙戦を有利に運ぶためのアドバルーンだ」「年齢のみで線引きしないといっていたのに、(方向)転換になったのか」などと厳しく追及した。
これに対し、厚労省の担当者は「大臣の発言は一貫している。新聞記事は発言を部分的に切り取って掲載しているだけ。(『廃止』と書かれているものもあるが)それは大臣の意思ではない」と繰り返し説明し、各新聞社の報道姿勢に対しても疑問を呈した。
また、厚労省が25日に「高齢者医療制度に関する検討会」の初会合を開いたことを受け、同党議員らは「委員のメンバーに、後期高齢者医療制度の当事者(75歳以上で仕事をしていない人)が一人もいない」「なぜ二回目以降の日程が決まっていないのか」などと批判。また、現行制度についても「働いている75歳以上の人だけ後期高齢者医療制度から除外することで、(後期高齢者の経済的な)格差がますます広がるし、(制度の)財源も厳しくなる」と指摘した。
これに対し担当者は、「まだ見直し議論は始まったばかり。今後、市町村や保険者などいろいろな人の意見を吸い上げながら検討していく」と述べた。同党議員らの「いつまでに結論を出すのか」という質問に対しては、「大臣は一年程度かけてまとめると言っているが、検討会でいつまでに結論を出すかは決まっていない。一年かかるか、もっと早く終わるかは現時点では分からない」と答えた。キャリアブレイン
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