術後入院、協力し短縮 13日以下に−−静岡の6病院
◇流動食など標準日程表
大腸がん手術を受け経過が順調な患者の入院期間を13日以下にすることに、静岡県立総合病院(静岡市)など県内6病院が成功した。以前は最長で24日間入院させた病院もあったが、データを出し合って検討し、短縮に結びつけた。大腸がん手術の入院期間は全国でも2週間から60日近くまで差がある。入院が1日延びると、医療費は約2万円、患者の自己負担額は3割負担として6000円ずつ増える。今回の異例の取り組みは医療費削減に役立つとみられる。
県立総合病院と静岡赤十字病院、聖隷三方原病院、県立静岡がんセンター、富士宮市立病院、聖隷浜松病院の6病院。05年2月、大腸がん手術の標準的な日程表を公開し合った。
それによると手術2日前の検査入院は共通だったが、退院日の目安は最短で手術7日後、最長で21日後。手術日を含めた入院期間は10〜24日の幅があった。流動食やおかゆを食べ始める日は早い病院で手術後3日目、遅いと7日目。通常食に戻す期間も差があった。
入院期間が短くても患者は順調に回復していたため、各病院は短縮に乗り出した。その結果、県立総合病院は通常食に戻す日を早めて点滴を減らし、体の負担と薬剤費を低減できた。今の平均入院期間は、順調でない患者を含め2週間強だ。
厚生労働省の研究班が国立がんセンターのホームページで公開している大腸がん手術の標準的日程表によると手術後8日目の退院が可能だが、同省が5月に公開した全国1400余の病院のデータでは、入院期間は14・3〜59・7日で、平均約29日だった。
成果は県立総合病院の宇佐見航(わたる)看護師らが、名古屋市で開催された日本医療マネジメント学会で発表した。【高木昭午】
どんどん入院期間少なくする努力してるんです、、。
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