医師定員増を目指し中間報告―民主
医師不足の解消策などを議論している厚生労働省の検討会で、舛添要一厚生労働相が示した医師を増員する考えに対して慎重論もある中、民主党の厚生労働部門会議はこのほど、医学部の定員増などを盛り込んだ報告書を了承した。医師の養成数の増加や女性医師の支援策などで、医師数を2025年までに10万人程度増員することを目指している。
報告書は、「地域における医師の確保及び医療従事者の養成、確保、活用」と題して、具体的な方針をまとめている。
医師の養成策としては、▽医師養成数の増加▽国からの医療従事者養成機関(大学など)に対する支援の拡充▽医療従事者の確保・養成などに協力する医療機関への支援―などを示した。このうち、「医師養成数の増加」については、医学部定員の2割増や歯学部定員の医学部定員への振り替え、国立医療機関などの活用(専門職大学院の創設)などにより、4万人強の増員を見込んでいる。
しかし、医師免許を取得するには一定の期間を要するため、医師の活用策や確保策でさらに5万人強の医師数増加を図る。
医師の活用策は、▽医療機関間の連携による医療従事者の活用(短時間正規勤務制の導入および兼業解禁)▽医療従事者等確保支援センターの設置▽総合的医療行為の見直し―などが示されている。
また、確保策としては、▽前期卒後臨床研修医の適正配置▽後期卒後臨床研修の充実▽医療従事者の勤務条件の改善▽子育てや介護を行いながら勤務する医療従事者への支援▽休職医療従事者の医療現場への復職促進▽自らが開いていた診療所を閉鎖し、かつ、地域医療に貢献しようとする元開業医への支援―などが盛り込まれている。
キャリアブレイン
医師全体が増えても?科のバランス均等になるのか?
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