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2011.01.20 04:30 |  趣味  |  グルメ / お酒  |  旅行 / 宿  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 0

イタリアのマクドナルド

この年末年始は初めてのイタリア旅行。

 

なるほど,料理はおいしいものも多い。

アリタリア航空の機内食も美味でした。

 

目の前の料理が,食べることが可能かどうかの判断をせまられるアメリカとは大違いである。

 

でも子供はイタリアに来ているのに「マックが食べたい」という。

マックに行きたいのなら日本で留守番してくれればいいのにと思いながら

ローマの三越そばのマックに行くと行列ができている。

(ローマ三越そばのマクドナルド)

イタリアはスローフード運動発祥の地と聞いていたが,マックは大人気のようである。

しかもファーストフード店のはずなのに店員の動きはゆっくりのため行列はなかなか前へ進まない。

 

翌日は,ローマのスペイン広場に行った。

 

またもや子供は,イタリア料理よりマックが食べたいと言う。

スペイン広場のマックはロゴも黒字に白で染めてあり,少しおしゃれな感じだ。

中に入るといったん階段を下って,また登って広いスペースに出たと思ったら人だらけ。

(スペイン広場のマクドナルド)

正月の神社で見る初詣くらいの人混みで身動きがとれない。

日本のマックでは,こんな光景は見たことがないくらいの混雑ぶりで,しばらく列に並んだが買うのをあきらめて店を出た。

 

イタリアで一番人気のレストランはたぶんマクドナルドだな。

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本当にどうでもいいことだが、冬になり外来に感冒の患者が増えると思い出すのが、

このフレーズ 「ガムテープで風邪が治る」。

 

もちろん医学的には「ガムテープ」と「風邪」には何の関係もありません。

 

でも『水戸浩一遺書詩集 ガムテープで風邪が治る』 の題名を最初に目にしたときの衝撃は大きかった。

 

『現代詩手帖』に投稿をくりかえしていた水戸浩一は、誕生日の前日である四月一日に、ガムテープで口をふさいだ状態で発見される。

 

その水戸浩一の遺稿を特殊歌人・枡野浩一がまとめる形で刊行した本だ、

という枡野の解説を十数年前に雑誌で読んで興味を持ったのだ。

 

だが、しばらくしてから真相を知ることになる。

 

 元特殊歌人 枡野浩一氏。
 
彼は20歳頃、水戸浩一という筆名で
 
『現代詩手帖』に投稿をくりかえしていた。

 

当時の投稿選者は、今ではテレビタレントみたいだが本職は詩人の「ねじめ正一」であって、

枡野が投稿した詩は全て掲載されたのだという。


 
『水戸浩一遺書詩集 ガムテープで風邪が治る』は、現代詩手帖に掲載された枡野浩一の作品を
 
「水戸浩一の追悼作品集」としてまとめあげたものだったのだ。 
 

 

 

その後、枡野浩一氏はNHKの番組などに頻回に出演し、

近年の「ケータイ短歌」「ネット短歌」と呼ばれる動きの礎を築きあげた。

 

しかし、いまだに私にとっては

「枡野浩一」= 「ガムテープで風邪が治る」

のままだ。

 

いずれにせよ、「ガムテープで○○が治る」というのは

インパクトが高いコピーである。

 

神経内科医としてはぜひ、

「ガムテープでパーキンソン病が治る」

とか

「ガムテープで脳梗塞が治る」

 

とかの題名で本を出してみたい誘惑にかられるが、

多分学会からは専門医の返上を求められることであろう。
 

 

 

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2010.12.11 23:00 |  生活 / くらし  |  趣味  |  旅行 / 宿  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 1

異形のホテルなど


もともと遠いところとか、少し変わった人間が好きなせいか、

変わった建物のホテルを選んで泊まっていた時期がある。

 

まずは、名前も不思議な高知県檮原町の「雲の上ホテル」 

 

 

高知県の西の端近く、四万十川上流の山奥にあるホテル。

 

檮原町は坂本龍馬脱藩の道があることで知られており、町のキャッチフレーズが「雲の上の町 ゆすはら」。

まあ、高知県の中でもすごい田舎ということだ。

ある年の5月のゴールデンウイークに四国の西半分をぐるっと廻ったときに泊まった。

 

ホテルの屋根が飛行機の翼の形でまさに異形。

夜になると 

 

 

こんな感じ。

昼間に横に廻ると

 

 

数年前の写真だが、少々というか、かなり薄汚れている。

 

部屋はとても安いビジネスホテル並みである。

外見だけ見て楽しんで、泊まらないのが無難かも。

 

ホテルに25mの温水プールがあるが、夜は客がいないので使い放題なのはよかった。

温泉もあるが、特記すべきことなし。

 

外見は普通だが、内装が変わっているのが、

ジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻が御用達だった

長野県軽井沢にある「万平ホテル」(下の写真)。

 

日本を代表するクラシックホテルらしいたたずまいだ。

 

しかし、古い建物であるアルプス館の内装がまさに和洋折衷のオンパレード。

 

 

 

ベッドと奥の部屋とは障子で境されているが、手前にあるのはカーテン。

奥の部屋の明かりの近くに掛け軸があるのが見えるだろうか。

 

階段にあるステンドグラスは、なんと「毛亀」

 

 

ジョン・レノンは1977年から1979年にかけて毎年、

避暑のためにアルプス館の128号室に長期滞在していたらしい。

 

ジョン・レノンは、1980128日に亡くなったので、もう30年たったのですね。

ホテルも木造で古い建築物のため、歩くとあちこちがミシミシと音をたてていたような。

 

長野県「上高地帝国ホテル」(下の写真)は、場所柄もあり山小屋風の作りで可愛い。

 

 

 

ホテルの右上には、北アルプスが見えている。

 

 

 

ベランダ付きの部屋が予約できずに、屋根の部分にある部屋に泊まった。

 

窓は屋根から突き出ており、壁は屋根だから当然ながら斜めになっている。

 

泊まったのは夏だったけど、部屋の空調は、

暖房はあるけど冷房はないというのが上高地らしいところか。

この喫茶室にあるマントルピースがホテルの名物。

 

外見も変わっているが、部屋に行く手段も変わっているのが、

香川県直島にある安藤忠雄設計の「ベネッセハウス オーバル」

 

 

フロントで鍵を貰い、自分でケーブルカーを動かして山の頂上へ。


 

 

右に見えるのが楕円形のホテル「オーバル」。

建物の中に入ると、

 

 

 

中心は空洞で、楕円の池の周りに通路があり、部屋への入り口が配置されている。

 

 

上は「オーバル」の屋上?に登ったところ。

 

「オーバル」は平屋であり天井には土が盛られて、草を植えてある。中央には土の散歩道がある。

 

つまり、ホテルの頂上に行くと建築物であることを意識させないような造りになっている。

おもしろいので一度は行ってみてください。

 

しかし、安藤忠雄先生が設計したところは、どれも居住するには根性が無いと無理そうだな。

私は、生活するのは普通の家でいいです。

 

 

 

 

上はホテル近くの小さな桟橋にある

草間彌生の「黄色かぼちゃ」。

宮浦港には「赤色かぼちゃ」があるけど

こっちのほうが素敵。

 

 

 

 

 

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2010.12.08 22:30 |  趣味  |  グルメ / お酒  |  旅行 / 宿  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 1

続 温泉のことなど

雑誌などを見ると、名湯と言われる温泉は北の地方に多いようだ。

でも、私は西日本に住んでいるため東北地方は学会でも無ければ行くことがない。

したがって、ここでの温泉の記録が西に偏るのもいたしかたないと思われる。

「続 温泉のことなど」は近畿以西の温泉の紹介です。

 


 

上は兵庫県城崎温泉の老舗「西村屋」。

城崎は外湯巡りもおもしろいし、いかにも温泉街らしい街で好きです。

うちは子供連れなので、懐具合と相談して、実際に泊まるのは系列の

「西村屋ホテル 招月庭」になります。

 

 こちらは、西村屋系列の和風ホテルである

「西村屋ホテル 招月庭」の貸し切り風呂。

大浴場は特に記憶に残らないが、貸し切り風呂は種類が幾つかあり、それぞれに特徴があって楽しめる。

招月庭は冬場の蟹もおいしいが、バイキングの朝食がいい。


上は鳥取県の「三朝温泉」。

三徳川を挟んだ向かいにある「依山楼岩崎」の部屋から橋のたもとにある河原の露天風呂を写す。

露天風呂をアップにするとこんな感じ。

360°丸見えなので私は入る勇気はありません。

 


上は山口県湯田温泉「松田屋」の庭。

薩摩藩の西郷隆盛・大久保利光と長州藩の木戸孝允・伊藤博文が会見した小屋が庭に残る。

冬に行ったので、夕食にふぐを食べた。なかなかおいしかったような気がする。

これは松田屋の「維新の湯」

西郷とか維新の志士が使用したと伝えられる風呂だが、見た目は普通の風呂。

一生懸命きれいに撮ろうと努力してこの程度の写真にしかならない。

上は徳島県の「ホテル祖谷温泉」から谷底の露天風呂を見下ろしたもの。

ケーブルカーで断崖を170m降りて露天風呂に向かう。

 

傾斜はかなり急で怖いが、自分で操作するケーブルカーは楽しい。

谷底にある露天風呂。

祖谷川の縁にある温泉だが、少しぬるい。

夏はいいけど、冬は寒いんじゃないかな。


上は高知県の山奥にある「オーベルジュ土佐山」のバー。

早朝なので誰もいない。

下は夕方の写真。

 

オーベルジュではあるが、食事は普通のような気がした。しかし、建物は絵になるポイントが多い。

荒れた写真で申し訳ないが、温泉が無人のときに中に入れなかったため、ドアの外から浴場を写したもの。

内湯から外に出ると露天風呂がある。

見てのとうりで、「オーベルジュ土佐山」の温泉にはあまり期待しないように。温泉以外を楽しんでください。

 


大分県湯布院の 「玉の湯」。

これが入り口。

ロビーとかバーとか公共のスペースはとても美しいんだけど、部屋はごく普通の旅館風だった。

上は喫茶室。

庭はこんな感じで。 

上は「玉の湯」の大浴場?この外には露天風呂もあるが、まあどちらも普通の風呂。

温泉よりも、とにかく「玉の湯」は料理がいい。

朝食を食べるだけで幸せな気分になれること請け合い。

 

 


上は同じ湯布院にある「山荘 無量塔」の部屋。

部屋ごとに趣が異なるため、ネットで部屋を見比べて選んだ。

こどもは、囲炉裏など見慣れないものばかりで大喜び。

 

 部屋は一軒ごとの離れになっている。

上は喫茶室。

これは、部屋にある風呂。

かなり広いのでのんびりできるし、小さな子供なら泳げるくらいの大きさ。

なお「山荘 無量塔」には大浴場はありません。

 

 では、高級旅館の巨頭である「山荘 無量塔」と「玉の湯」は何が違うのか?

 部屋の雰囲気は

 「山荘 無量塔」>>「玉の湯」

料理は

 「玉の湯」>>「山荘 無量塔」

温泉は

 どちらもまあまあ

というところでしょうか。少し前の記憶で不確かですが。

なお重要なポイントである料金は

「山荘 無量塔」>>「玉の湯」

 亀の井別荘はどんな感じなのかしら?

 

 さて、「温泉のことなど」 に続き「続 温泉のことなど」

で温泉の写真を並べてきたので、私のことを 大の風呂好きと思われたかたもいるかもしれない。

もちろん嫌いではないのですが、実は私は風呂に入らなくても平気です。

もしも私が認知症になったら、なかなか風呂に入ろうとしないで家族を困らせるはずです。

そして風呂に入らせるために無理矢理デイケアに連れて行かれることでしょう。

その頃には、あちこちのデイケアのお風呂の写真をブログにアップ しているかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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2010.12.08 02:24 |  趣味  |  グルメ / お酒  |  旅行 / 宿  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 3

温泉のことなど

とりあえず先週で、今年の学会は済んだ。

少しのんびりした気分になり、忘れないうちに昔の写真を整理してみる。

 

家族旅行や学会ついでの温泉巡りの写真だ。

 

北のほうから

 マニア受けする青森県の「酸ヶ湯温泉」。

一軒宿の中庭?を写す。

酸ヶ湯温泉ではカメラはここまで。

もっとも、風呂の中は湯気が充満して何も見えない。

混浴だけどシルエットしか判らない。

風呂に入る男女の年齢はかなり高いと思われる。

宿で若い女性の姿は全く見なかった。

雑誌で載っている千人風呂の写真は撮影用に湯気を飛ばして明かりも入れてですね。

 

 上は秋田県乳頭温泉 「鶴の湯」。

盛岡から車で1時間半。

一応秘湯の部類に入るらしいが、

学会の袋を持った先生が、ぱらぱらと来湯していた。

雪景色の露天風呂はいいねえ。

ここも一応混浴だが、女性は少なし。


 上は長野県白骨温泉 「泡の湯」。

広い露天風呂で気持ちよいが、お湯が非常にぬるい。

夏だからよかったけど、冬はどうするのかしら?

混浴露天風呂で若い女性も多い。

しかし、実は外から丸見えだよね。

この写真は、敷地の外の道路から普通に撮ったもの。

これだけ見えています。


 上は長野県松本市「扉温泉 明神館」のロビー。

松本市の奥座敷という感じ。

どういう使い方をする旅館なのだろうか 。

旅館の外観はまあ普通か。

部屋は広くて、新しく使いやすかった。

 外を見ながら入れる半露天風呂?

その他にもいくつか風呂はあったが、温泉はいたって普通。

 


和歌山県白浜に突然現れるバブル時代の申し子

「ホテル川久」。

総投資額400億とも言われている「ホテル川久」は、1991年完成、2年後の1993年には、優れた建築作品と建築設計者に贈られる村野藤吾賞を受賞しているそうだ。

周りの景色と全くなじんでいないところがすごい。


 外だけでなく中も贅を尽くした作りで、ここが日本とは思えない。

これだけふんだんに金をかければ、建てた会社がみごとに倒産したのも当然か。

この物件を現在の会社が30億で買いたたき、西洋の古城風のロビーを今では浴衣姿の団体客が歩く。

設計者は、さぞ無念なことであろう。

 

 それに比べれば、風呂は普通。

写真の奥にあるのが風呂で手前にシャワーがある。

 

 


 和歌山の誇る世界遺産の「湯の峰温泉 つぼ湯」

川のほとりの小屋の中に風呂がある。貸し切り。

小屋の中はこうなっている。

湯が熱いので、左にある樋から川の水を入れて温度調整をする。

 

 

和歌山県白浜の海岸にある外湯のひとつ「崎の湯」

壮大な太平洋を体に感じながら温泉に入る。

この日は台風が近くに来ていたので波が荒い。

こんな日にわざわざ海岸の温泉に行く客はあまりいなかった。

露天ですが、男女は別の温泉です。

 

次回は、近畿の続きと中国・四国・九州で。

 

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2010.06.09 23:12 |  趣味  |  旅行 / 宿  |  その他(医療関連)  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 0

ペンシルロケット

 

上の写真は、少し前の科学少年なら、その名を聞いたことがあるはずのペンシルロケットである。

ペンシルロケットは、日本初の実験用ロケットであり、東京大学生産技術研究所において開発が進められて、1955年に糸川英夫博士により初めての飛行実験がなされている。

さて、1970年代に中学生となった私は、化学部に入っていた。

何をする部かというと、好きな実験を好きなようにするという部であり、現在の病院業務のように何かするたびに倫理規定がどうのこうのとかいうことは無くて、全く自由な部活動だった。

とはいえ、中学校の文化祭では何か出し物を求められた。

その秋は、例年どおり花火を作ることになっていた。

中学生の実験なので、打ち上げ花火ではなく、鉄のパイプを使った噴出花火(筒から火花を噴水のように吹き上げるもの)である。

理科室にある薬剤を入れると、様々な色の花火ができるが、何か物足りない。

もう少し、大きな物、派手なものが作りたいと欲が出てくる。

そのころ読んだのが、ペンシルロケットの組成である。

「ああ、これなら理科室にある」

私は、迷わずペンシルロケットの組成を参考にして、新しい花火を作り上げた。

屋上で、他の部員とともに実験に臨んだ。

薬物を詰め込んだ鉄パイプを屋上に置き、火をつける。

シュバシュバと音をたてて、鉄パイプの先から火花が吹き出す。

で、終わりだった。

火花が巨大になることもなく、色も単純で全くおもしろみのない花火だった。

見学していた部員が、「なーんだ」という感じで鉄パイプを足で横に倒した。

とたんにすさまじい爆発音が炸裂し、私は倒れた。

「びっくりしたなあ」 と思って、つぎに立ち上がろうとしたのに、なぜか立てない。

自分の右足から血が出ているようだが、痛いのか痛くないのかよく判らないし、なぜ血が出ているのかも判らなかった。

爆発により、花火の筒に使った鉄パイプが飛んで右足に当たり、右足の腓骨を骨折していたのだ。

しかし、あまりに一瞬のことだったので、怪我をした当人にも何が起こったのか理解できなかった。

この日、生まれて初めて救急車に乗り、初めての手術を経験し、初めての入院生活を送ることとなった。

このように、ペンシルロケットには忘れられない思い出がある。

まあ、ロケットを参考にして作ったのだから、花火ではなくロケットができたのは、当たり前だったのかもしれない。

ロケットを作ってしまった私だが、実物のペンシルロケットは見たことが無かった。

しかし、ある日、子供を地方の科学館に連れて行くと、たまたま展示されていた。

それが、上の写真である。

もう一枚、ペンシルロケットの横に立って、にっこり笑った写真も撮って貰った。

でも、その写真を見ても糸川英夫博士は、なぜ私が笑っているかは、判ることはないであろう。

 

 

 

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2010.05.30 12:10 |  趣味  |  旅行 / 宿  |  その他(医療関連)  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 0

沢田マンション

 

 

NHKの大河ドラマの影響は強力であり、高知はまたもや坂本龍馬が大ブームとなって、5月のゴールデンウイークはホテルをとるのも一苦労であった。

その、高知に着いて、最初に見に行った観光地は沢田マンション。

上の写真が沢田マンション全景であるが、屋上に赤いクレーンが載っているなど、少し不審な点はあるにせよ遠目には普通のマンションである。

なぜ、沢田マンションが、観光スポットとなり得るのかというと、これが素人が独力独学で建てた鉄筋コンクリート造の建築物であるからだ。

Wikipediaによれば、沢田マンションは、高知県高知市に建設された、集合住宅である。鉄筋コンクリート住宅を専門職として手掛けたことのない者が、夫婦二人で造りあげた、手作りのマンション。

現況は、鉄骨鉄筋コンクリート構造、敷地550坪地下1階地上5階建て(一部6階)、入居戸数約70世帯、約100人居住となかなか立派な規模である。

1971年、沢田嘉農が44歳の時、高知市薊野(あぞうの)に土地を買い求め、マンションの建設に取り掛かる。

素人がマンションを造るにあたり、建築確認は取らないままであり、役所の対応も「強度に文句は言わないが、手数料の用意が出来たら許可は取ってくれ」という程度の、非常に大らかなものだったという。

その後増築を重ね、2002年に6階部分にペントハウス様のリビングを備えて、今の形になったそうだ。

マンション内に入ると、入り組んだ階段、部屋の中が丸見えの通路、継ぎ足しを隠そうともしない工事のあと、などであふれており、手作り感が満杯である。

屋上には、赤い巨大なクレーンが鎮座するだけでなく、鶏小屋や畑もある。5階にはウサギ小屋もあるが、これはペットなのであろうか?

高知には20年ほど前に、二年ほど住んだことがあり、日本とは異質の世界であるとは思っていた。

しかし、このあたりは街はずれの、田んぼ以外何も無いところであり、このような巨大なモニュメントが建設途中であることなど全く知るよしもなかった。

今では、独力建築の巨人として沢田は雑誌やテレビで紹介されて有名になり、私のように他県からの見学者も多いようである(ガイドがついた見学ツアーみたいなグループもいた)。

 

 

上の写真は、普通の畑に見えるかもしれないが、沢田マンションの屋上である。反対の方向を向けば、ヤマダ電機が間近に見える。

高知には、坂本龍馬だけでなく、沢田嘉農のように日本の枠には、はまりきらない巨人がごろごろといるのだと思われる。

 

 

 

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2009.09.23 18:00 |  趣味  |  旅行 / 宿  |  スポーツ  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 1

石鎚山


 

イギリスは、世界最高峰のエベレストを征服するために、エベレスト委員会を発足させ、1921年第一次エベレスト遠征隊が組織された。

翌年の第二次エベレスト遠征隊より、頂上アッタクを試みるがことごとく失敗。

1935年の第五次エベレスト遠征隊には、若き日のテンジンがシェルパとして参加している。

しかし初登頂は、それから18年後、エドモンド・ヒラリーとシェルパのテンジンによる1953年のイギリス隊まで待たねばならなかった。

このエベレスト登頂の歴史は、よく知られていると思います。私もイギリス人て山が好きなんだな、と思っていました。

でも何とイギリスには、高い山は無いんですね。最高峰はスコットランドのベン・ネヴィス(1344m)。日本では1344mの山なんて誰も気にしないだろう。

私はこの連休にもう少し高い山に登りました。

さて、登ったのは西日本最高峰の石鎚山(1982m)。私、高校時代は山岳部で北アルプスを縦走し槍ヶ岳(3180m)も登りました。

でも、あれからもう、数十年たち、当時担いでいた重い荷物とほぼ同じ重量の贅肉が体につきました(昔はやせていた)。今では、日々の生活が、大きな重量級テントを担いで歩く苦行をしているようなものといえます。

石鎚山の登り口は平坦な道を気持ちよく歩いていましたが、山頂に近づくと傾斜は急になります。

鎖場なんてとんでもない、迂回路の階段の手すりを持つのが精一杯です。

小学生の子供は元気です、途中で親を置いて先にどんどん進んでいきます。

二時間半かけて石鎚山の一つの頂である弥山に着き、私が山小屋で大人の楽しみであるビールを買っているうちに、子供二人で勝手に最高峰であるもう一つの頂の天狗岳に登っていってしまいました。

もう体力的には、子供にかなわない。そのことが、よく判った登山でした。

(写真は石鎚山の弥山から見た天狗岳)

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2009.08.04 23:15 |  趣味  |  グルメ / お酒  |  旅行 / 宿  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 0

バリ島のセキュリティ


 

少し前にジャカルタの外資系ホテルで自爆テロによる爆発があったためか、バリ島では、どのホテルも車で行くと入り口でセキュリティチェックがありました。

私の泊まったコンラッドやフォーシーズンはホテルの職員が車の下をミラーで見たり、ボンネットを開けてチェックしていたけど、あまりやる気はなし。

さて、バリ島まで来たのだからと、評判のブルガリホテルを見るためにランチを予約して行きました。

本気でしたね、ブルガリホテルは。入り口にマシンガンを持った警官が待機しており びびりましたな。

こんな間近に機関銃を見たのは初めてなもので。

一泊ひとり1500ドル払えるブルガリの宿泊客には、たいそうなVIPがおられるのでしょう。

たしかに絶壁に建つブルガリホテルから見るインド洋の水平線はきれいですね。

コテージを結ぶ道の両側は石積みの塀で、南の花が咲き乱れこの中をカートに乗って移動します(すごい急斜面なので歩く人はあまり見ない)。

でも、この風景何かに似ている。

そう、沖縄の石垣島の先にある竹富島がこんな感じじゃないかしら。もちろん竹富島にはブルガリのブティックは無いけど、 食事は大差ないな。

(写真はブルガリホテルのプール。プールの向こうはインド洋の水平線)

 

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2009.08.03 23:00 |  仕事 / 職場  |  趣味  |  旅行 / 宿  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 1

バリ島の公務員

 

もう夏休みは終わってしまった。

バリ島への18年ぶりの再訪だった。

車やバイクの多さには驚いた。ウブドなんか昔は舗装した道さえ無かったような気がするのに。

昔は、車やバイクではなく、情けない顔をした犬達がたくさんぶらぶらしていたのに、犬はどこに行った?

さて、今回の旅行で一番衝撃的だったのは、真偽の程は不明だが、仕事についての話である。

日本語ガイド氏によるとインドネシアの公務員はいい仕事なんだそうである。

仕事は簡単で、給料もいい。賄賂もあるし実入りがいい。

じゃ、公務員になりたかったらどうするかというと、賄賂を渡せばよいのだそうである。額は一千万ルピア。日本円で十万ほどだ。話は早い。

バリ島は八つの県に別れており、デンパサールだけは簡単な試験があるけど他は無試験だという。

いちおう大学卒の学歴は必要らしいが、無試験なら私もチャレンジしてみてもいい。十万円ならなんとかしよう。

寒いところは苦手なので、老後は常夏のバリ島で公務員というのはすてきなアイデアだ。

公務員なので定年があるのかもしれないが、年齢は20歳くらいサバをよんでもバリならノープロブレムのはずである。

(写真はバリ島ウルワツ寺院の夕日)

 

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