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2010.12.11 23:00 |  生活 / くらし  |  趣味  |  旅行 / 宿  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 1

異形のホテルなど


もともと遠いところとか、少し変わった人間が好きなせいか、

変わった建物のホテルを選んで泊まっていた時期がある。

 

まずは、名前も不思議な高知県檮原町の「雲の上ホテル」 

 

 

高知県の西の端近く、四万十川上流の山奥にあるホテル。

 

檮原町は坂本龍馬脱藩の道があることで知られており、町のキャッチフレーズが「雲の上の町 ゆすはら」。

まあ、高知県の中でもすごい田舎ということだ。

ある年の5月のゴールデンウイークに四国の西半分をぐるっと廻ったときに泊まった。

 

ホテルの屋根が飛行機の翼の形でまさに異形。

夜になると 

 

 

こんな感じ。

昼間に横に廻ると

 

 

数年前の写真だが、少々というか、かなり薄汚れている。

 

部屋はとても安いビジネスホテル並みである。

外見だけ見て楽しんで、泊まらないのが無難かも。

 

ホテルに25mの温水プールがあるが、夜は客がいないので使い放題なのはよかった。

温泉もあるが、特記すべきことなし。

 

外見は普通だが、内装が変わっているのが、

ジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻が御用達だった

長野県軽井沢にある「万平ホテル」(下の写真)。

 

日本を代表するクラシックホテルらしいたたずまいだ。

 

しかし、古い建物であるアルプス館の内装がまさに和洋折衷のオンパレード。

 

 

 

ベッドと奥の部屋とは障子で境されているが、手前にあるのはカーテン。

奥の部屋の明かりの近くに掛け軸があるのが見えるだろうか。

 

階段にあるステンドグラスは、なんと「毛亀」

 

 

ジョン・レノンは1977年から1979年にかけて毎年、

避暑のためにアルプス館の128号室に長期滞在していたらしい。

 

ジョン・レノンは、1980128日に亡くなったので、もう30年たったのですね。

ホテルも木造で古い建築物のため、歩くとあちこちがミシミシと音をたてていたような。

 

長野県「上高地帝国ホテル」(下の写真)は、場所柄もあり山小屋風の作りで可愛い。

 

 

 

ホテルの右上には、北アルプスが見えている。

 

 

 

ベランダ付きの部屋が予約できずに、屋根の部分にある部屋に泊まった。

 

窓は屋根から突き出ており、壁は屋根だから当然ながら斜めになっている。

 

泊まったのは夏だったけど、部屋の空調は、

暖房はあるけど冷房はないというのが上高地らしいところか。

この喫茶室にあるマントルピースがホテルの名物。

 

外見も変わっているが、部屋に行く手段も変わっているのが、

香川県直島にある安藤忠雄設計の「ベネッセハウス オーバル」

 

 

フロントで鍵を貰い、自分でケーブルカーを動かして山の頂上へ。


 

 

右に見えるのが楕円形のホテル「オーバル」。

建物の中に入ると、

 

 

 

中心は空洞で、楕円の池の周りに通路があり、部屋への入り口が配置されている。

 

 

上は「オーバル」の屋上?に登ったところ。

 

「オーバル」は平屋であり天井には土が盛られて、草を植えてある。中央には土の散歩道がある。

 

つまり、ホテルの頂上に行くと建築物であることを意識させないような造りになっている。

おもしろいので一度は行ってみてください。

 

しかし、安藤忠雄先生が設計したところは、どれも居住するには根性が無いと無理そうだな。

私は、生活するのは普通の家でいいです。

 

 

 

 

上はホテル近くの小さな桟橋にある

草間彌生の「黄色かぼちゃ」。

宮浦港には「赤色かぼちゃ」があるけど

こっちのほうが素敵。

 

 

 

 

 

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2010.12.05 10:35 |  生活 / くらし  |  グルメ / お酒  |  旅行 / 宿  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 1

寿司屋のことなど

 

   (小倉の「天寿し」弟さんの店のほう。 カウンターには口直しの胡瓜あり)

 

この秋から冬にかけては、学会や出張で北海道から九州までうろうろして、ほとほと疲れ果てました。

もう自分も若くないことがよく判りました。

昔からサラリーマンの出張の楽しみの一つは、それぞれの地方のグルメです。勤務医というサラリーマン生活にうるおいを与えてくれるのが学会です。

このところ、おいしい寿司屋に巡りあっていなかったため、回転寿司で十分だと思っていたのですが、最近の出張でまた考えが変わりました。

まあ、過去の出張と寿司の思い出が悪すぎたのかもしれません。

まだ私が若く、大学でネズミさんの頭をぐりぐりとして実験をしていた頃の話です。

厚生省の班会議が、東京医科歯科大学であり、発表のため○○助教授(その後□□大学教授に就任)と東京に出かけたときのことです。

発表の前日にホテルに着き、夕食を食べようかと一緒に外に出ました。

道を歩いていると同じ班会議に出席する△△大学の××助教授(その後☆☆大学教授に就任)と出会いました。

皆で夕ご飯を食べようかということになり、××助教授が「私がいきつけの店が近くにあります」と言われたので、ついて行きました。

3人で入った××助教授行きつけの店はごく普通の回転寿司のチェーン店。特にネタが高級というわけではなく安いだけが取り柄の店でした。

上司の○○助教授は、日夜研究に励む勉学の徒であり清廉な先生でした。当然そのような人の常として生活一般には興味は無いようで、軽自動車で大学に通勤されていました。

そのような先生が、学会出張に出たからといって特に高級な料理を食べるわけでは無いことは予想していましたが、研究の仲間も同じようなタイプの人間であるのには感心しました。

さて、私も大学を離れて十年ほどたち、そのころとは全く違う班会議に出席しています。

普段の生活では、回転寿司によく行きますが、出張中はもうすこしおいしいものを食べたいですね。

以前に行った札幌の「すし善 本店」はしっくりこなかったのですが、最近行った札幌円山公園近くの「鮨菜 和喜智」では、やはりうまい寿司は満足度が違うなと感動しました。

そのため、九州に出張で行った際に少し寿司屋巡りをいたしました。

博多の「河庄」の寿司割烹も好きなのですが、今回は途中下車して、小倉の「もり田」、「天寿し」のいわゆる細工寿司を堪能いたしました。

まあ、どの店に行っても客に医師が多いのはご愛敬ですね。

おもしろいことに、どの店に行っても●●県から来たというと、大将から「「ひさ田」さんはどうですか?」と必ず聞かれます。

全国的に評判のいい店であることは存じていますが、「ひさ田」は街からひどく遠い場所にあるため、●●に住んでいても全く行く機会は無く、北海道や九州よりも心理的には遠くてとても行けません。

雑誌などを見ると「東京から新幹線と電車とタクシー(最寄りの駅からも遠い)を使ってまでも行く価値がある」とか書いてありますが、わたし的には歩いていける店が好きです。

 


   (札幌の和喜智 これは携帯電話で撮った写真)

 

   (小倉の「もり田」 大将が先代の「天寿し」の一番弟子のため、ここもカウンターに胡瓜あり)

 

(博多の「やま中」 磯崎新設計の今見ても斬新な外観の寿司屋。どこが入り口か一瞬迷う。)

 

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2010.05.30 00:20 |  生活 / くらし  |  旅行 / 宿  |  その他(医療関連)  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 0

軍艦島

 (軍艦島の総合事務所跡、廃墟写真の典型として雑誌やテレビなどでおなじみ)

先日、長崎大学に会議で行ったときのことである。

長崎の観光といえば、今の旬は軍艦島だ。

さて、会議が終了して、軍艦島上陸ツアーの船会社に電話すると、ちょうどキャンセルが出ましたということで、慌ててタクシーに乗り込み長崎港に向かった。

軍艦島は炭坑跡のまるごと廃墟の島である。昭和30年代を経て石炭から石油へのエネルギー革命が起こったことで、炭坑はその存在意義が薄れ、昭和49年には閉山となり、島から住民はすべて立ち去った。

あとには、大正5年に日本初のコンクリート造りとして建てられた高層アパートや工場、学校がそのまま残され、朽ち果てるままであったのが、近年では産業遺産として観光の目玉となってきたのだ。

最近までは、船から島を眺めるだけの観光だったのが、やっと上陸ツアーが許可されるようになったため人気がさらに出てきた。

長崎港から船で一時間ほどで小さな島が見えてきた。

 

 

コンクリートで覆われた人工物の塊みたいな島だ。

廃墟もこれだけ大きいと迫力がある。しかし、船に乗ったときから気になることがあった。

乗客に変な格好をした客が二人ほどいるのだ。

 

 

上の写真を見てお判りであろうか?神主と巫女が乗船していたのだ。

彼らは他の客より先に降りると、日本酒の一升瓶を持ったおじさんとともに、あちこちのポイントで何かをしている。

おじさんは、日本酒をふりまき、巫女は紅白のまんじゅうを廃墟に投げ込み、神主はなにか「ごにょごにょ」と念じているようである。

軍艦島には墓はない。そこで亡くなった人は、全て他の島に運ばれて火葬された。しかし、炭坑であるからには、事故は頻回に生じたことであろう。その怨念はまだ残っているのであろうか。

軍艦島自体は、ガイドブックに載っていた写真と同じであったが、巫女と神主付きのツアーというのは、初めての経験であった。

 

 

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人間のすることであるから,医療に於いても間違いはつきものである.何か問題が生じればヒヤリ・ハットの報告書を書いたり,リスクマネージャーにいろいろと聞かれたりと面倒なものである.

さて,病院ではあるが医療以外にも間違いは生じる.

4月から新年度であり,人の出入りも多い.4月2日は辞令授与式なるものが行われた,

この辞令授与に先立ち,新採用の職員や院内の異動の一覧表が院内LANで廻ってきたが,見ると私のところには私が絶対にやりそうもない仕事が書いてある.

こんな話は院長からも何も聞いてなかったが,本当にこの仕事を私がするのであろうか?

普通なら大騒ぎするところかもしれないが,私は慌てない.

なぜなら,当院の事務処理の杜撰さにも慣れているからだ.多分,事務員は仕事が多すぎて手が回らないのでミスが生じるのであろう.

前回,辞令を頂いたときは,なんと辞令が間違っており,辞令授与式の後,辞令は即刻回収された.

後になり,事務員が作り直しましたと,新しいのを持ってきた.

今回は,事務から辞令を返してくれと言われないところをみると,辞令自体は間違っていないのであろう.

異動の一覧表が間違っているだけなら実害は少ない.

もっとも,事務処理にも実害のある間違いというのもあって,最近では給与に当然貰えるべき手当が長年出ていない医師がいることが発覚して大問題となった.

その昔は,事務員の採用にも問題があって,まともに計算が出来ない事務員がいて,その方が給与の計算係になったものだから大混乱をきたしたことがあるという話を古い先生から聞いたことがある.

さて,自分を振り返って,間違いを繰り返した一番の出来事は,幼稚園の頃の実験である.

おやつの時間にパンがよく出されていたが,これにマーガリンやチョコクリームを一回分を小分けにした小袋が付いてくる.

この小袋を握りしめたら,どうなるのかずっと疑問を持っていたのだが,ある日,どうしても試してみたくて我慢ができなくなった.

マーマレードだったと思う.少し握りしめたが何もおこらない.次に渾身の力をこめて握ると,袋が破けて握った手からマーマレードは飛び散り,私は全身マーマレードまみれになった.

ここでやめておけば良かったと思う.

別の日,チョコクリームが出てきた.

今度はチョコクリームではどうなるのか,試してみたくて堪らなくなったのだ.

結果は同様であった.全身チョコクリームまみれになったのである.

ここでやめておけば良かったと思う.

家からお弁当を持ってきたとき,今度はマヨネーズの袋を箸で突き刺したらどうなるのか試してみたくなったのだ.

結果は今回も同様であった.全身マヨネーズまみれになったのである.

この事件を思い出すたびに,いかに幼稚園生とはいえ,自分でも少し考えが足りない子供だったのではと思う.

大人になり,今はもう,マーマレードの袋を力いっぱい握りしめたりはしない.

しかし,同じような間違いを繰り返すのは変わっていないような気がする.

 

 

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2009.12.24 21:53 |  生活 / くらし  |  旅行 / 宿  |  その他(一般)  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 0

三権の長

 (ワシントンのリンカーン像)

少し前の地元の新聞に,高校の先輩が,現在の三権の長のうち二つを占めているという記事が載っていた.

ウィキペディアによると三権の長とは、権力分立の原則に基づいて統治機構を構築している国家のうち,いわゆる三権分立の形態をとるものにおいて、それぞれ三権(立法権,行政権,司法権)を司る機関の長を指す,とある.

中学生の時に習った様な気はするが,もう遠い記憶である.

立法権は国会に属するが,国会は衆議院と参議院から成る二院制を採用しており、どちらかの院が立法を代表するとされていないため,立法権の長のみ2人存在するとあるが,なんだか出来の悪いクイズの問題みたいだ.

田舎のありふれた高校で,立法権の片方と司法権の二権の長を出すというのは珍しい.そう思って,立法権の片方の先輩が書いた同窓会会報を読むとなんと,

「私が○○高校に入学したのは,昭和32年ですから,半世紀も前のことです.前身の旧制中学時代を合わせると,三権の長をすべてわれらが先輩で占めており,まことに鼻息の荒い時代でした.首相が××さん,衆議院議長が△△さん,最高裁長官が□□さんというわけです.これを当時の校長先生が誇りにし,あるとき××首相を学校に呼び,全校生徒を講堂に集めて話を聞かせました.」

とある.

なんと,三権の長を片田舎の学校から全部出していた時代があるというのだ.しかし,こんなことを在学中に一度も聞いたことは無かった.

さて,ここで大事なのは国家権力の三権の長を出したからといっても,田舎が発展したり利益誘導を受けることはどうも無いようだ,という厳然たる事実である.それは,この街の現状をみれば,よく判る.

政治家の中には,地元の道路を広げたり,橋を造ったりするものも多いようだが,議長になるような先生は清廉潔白なのか,そういう俗っぽいこととは無縁なようである.最高裁の長官を出したからと言って,交通違反を見逃してくれるようになるわけでもない.

実のところ,新聞・テレビ等の報道を見る限り,現在の日本では三権は分立しておらず,少なくとも行政権と立法権は東北地方のどこかに偏在しているように思われる.従って,三権の長を二人出しても,三人出しても何も変わらないのは当たり前なのかもしれない.

(今は無き,倉敷チボリ公園のクリスマスツリー)

 

 

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今日は,小学生の二人の子供の終業式だった.本当は24日まで学校があるはずなのだが,先生達の都合で22日で終業となり,子供は大喜びである.

終業式と言えば,通知表.小学生の通知表には勉強のことだけでなく生活態度についても評価の記載がある.時間を守るとか責任感があるかとか項目も細かい.

先生がこんなところまで判るのだろうかと疑問もあるが,「あいさつができる」 という項目もある.

教育上問題があるため,子供には秘密だが,私は子供の頃からあいさつが大嫌いだった.

別に「おはようございます」 とか「さようなら」とかが言えないわけでは無い.ただ,なんというか,あたりまえのことをあたりまえにする資質に欠けているらしいのだ.

幼稚園に通っていたときは,朝はまず園長先生の机の前に一列に並び 「園長先生おはようございます」と挨拶して手帳にハンコを貰うきまりになっていた.

もちろん私も毎朝,「おはようございます」と言ってたはずなのだが,ある日,何を思ったのかあいさつの代わりに「ごちそうさま」と園長先生の前で叫んでしまい,まわりは大爆笑.

その後,齢を重ねても,普通のことができない体質は変わらず,卒業式などでは予行をしたにもかかわらず,お辞儀の仕方を間違えたりとか,散々である.

大人になって,もう儀式は無いから大丈夫だろうと安心していたら 学位授与式があった.

博士号の授与である.臨床医として経験を積み,今は大学のスタッフとして医学生を教育する身である.粗相のあるはずはなかった.

寒い日であった,ちゃんとネクタイも締めコートをはおり学位授与の会場に向かった.時間もぴったりであった.そして会場に着席しコートを脱いだとき,スーツの上着を着ていないのに気がついた.

真冬の会場で,ひとりシャツ姿というのは非常に浮いた存在である.見かねた事務員が自分の上着を脱いで貸してくれた.

年をとったからと言って,挨拶とか儀式に弱い体質が変わるわけではないことはよく判った. あとは体質が遺伝するのかどうかが問題だ.

通知表をみるかぎりでは遺伝性はないように思われるが,どうであろうか?.

(写真は,昨年の冬ハワイで写したクリスマスツリー.残念ながら今年は寝正月の予定.)

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今日の新聞に、日本人は老いも若きも居眠りが多いというエッセイが載っていた。こんなに居眠りをする人が多い国は他に無いのだという。

授業中に学生が寝る、旅行に出ては電車で居眠り、国会の場でも堂々と居眠り。国会で居眠りしたせいでクビになった国会議員はおらず、おそらく日本は居眠りに寛容な文化を持つ国なのであろう、という結論であった。

これを見て私は納得した。以前、大学で中国人の研究者と一緒に仕事をしていたとき、「なぜ、日本人は昼寝をしないのか 」と尋ねられていたからだ。

上海から留学してきた彼は言った、昼寝をすれば疲れがとれて、午後の仕事も勉強もはかどり効率がよいし、健康にも良いにちがいない。

私は、そのとき日本人が昼寝をしない理由を示せなかったが、今やっと判った。日本人はこまめに居眠りをするため、昼寝をする必要がないのだ。おそらく、日本人が長寿である理由も整った医療制度のおかげではなく、居眠りの効用であろう。

さて、今日の病院からの帰り道。片道3車線の国道を走るのだが、前の車がいやに左右に揺れて走る。

間違いなく、うとうとしながら走っているのだ。私は車間距離をあけて、後ろをついて行った。信号が赤になり、ゴツッと音がして前の車は止まった。

2台前の車が、信号で止まったところに、止まりきれずに後ろから突っ込んだのだ。幸い、軽い接触事故程度で済んだようであった。

日本は居眠りに寛容な文化を持つ国なのであろうが、眠られると困る状況というのはある。

実のところ、居眠り運転をする医師は多いのではないか。給料の安い大学病院の医師は、生活費を稼ぐために遠い病院にでも、過酷な勤務の合間を縫って、週に1−2日は仕事に行かざるをえない。

前の日が、患者の急変のために徹夜であっても行くしかない(もちろん、時間外手当など、全く大学病院が出すわけがない。今は、少しは改善されたのかしら?)。

私も大学病院にいたときは、週に一度、高速道路を使い片道2時間以上かけて、隣の県の病院で外来をするために車を走らせていたが、運転中は睡魔と戦い続けていた。

同じ病院に通っていた同僚は交通事故を起こしたが、なぜ前の車にぶつかったのか覚えていないと言っていた。たぶん、眠っていたため覚えていないのであろう。

民主党政権に変わって、厚生労働省は、このような実態を把握する気はあるのだろうか?大学病院の人件費を抑制するために、医師には過剰な負担がかかっているのだ。

(写真は9年前の私の居眠りの結果。街路樹と激突してBMWは見事に廃車となった。しかし、寝ていたためか、体にはめだった外傷は無く、仕事も休まず。)

 

 

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年に一度、子供の運動会に行く。

大学の教育学部の附属幼稚園と小学校、中学校の3つの学校が合同で運動会をするので大所帯だ。

すると、なぜか30年以上前の私の中学の時の担任の○○先生がトレパン姿で立っているのだ。

とうに定年を過ぎたはずだが、非常勤で社会を教えにきているらしい。

何か仕事をするわけではないのでトレパンを着る必要は無いはずだが、確かに現役の時から、意味もなくトレパン姿が多かったような気もする。

教え子の子供がまた入学することも多いためか、毎年、必ず一等地に陣取り、見覚えのある卒業生を捕まえては 同じ学年だった××君と△△さんが来ている、とか教えてくれる。

中学2年の頃だったと思う、地理の授業中だ。

3Kとか言ってKの形の島がフィリピンとかに3カ所あるという講義を○○先生がして、私は教室の一番前の席で聞いていた。

歴史は好きだったが地理は退屈に感じており、「つまんないなあ」と心の中でつぶやいた。

ところが、心の中でつぶやいたはずが、はっきりと声になって出ていたらしく、先生が慌てて駆けつけてきて「白猫黒猫論君、大丈夫か?」と声をかけられた。

普通、授業中に 「つまんないなあ」と生徒に言われたら、教師は怒るだろうが、○○先生は怒るよりもひどく驚愕し、心配になったようだった。

運動会で、年に一度会って昔の話をしても、そのことについては触れることはない。

でもこの事件以来、あまり教師を心配させてもいけないなあ、と思いはじめていた。

(写真の手前、スレート瓦屋根?の小屋が附属の購買、40年前から変わらず、崩壊もせず現役で使用)

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いつか、新聞を読んでいると経済的に自立した女性は、結婚に対してもリスクがとれる、という意見が載っていた。

どういうことかというと、収入が無い女性は安定した稼ぎのある男性を結婚相手として捜さないといけない。

しかし、自分が働いて、ある程度の収入があれば、結婚相手の男性は無職であってもかまわず、選択範囲が広がるという論理だ。

自分のまわりの看護師さんが、つきあっている男性が、個人的な感想ではあるが、社会通念的には問題のある男性も多いように感じていた。

簡単に言えば、20代後半で無職とか、仕事を短期間で辞めるのを繰り返したりする男達である。もちろん恋愛は経済問題ではないのだから、そういう男がだめとは言わない。

ある看護師さんの彼は、20代後半で無職であり、職業訓練校の試験を先日受けたそうだ。

試験問題に、簡単なかけ算が出たが、彼は難しい問題と思い、とばして次の問題に進んだ。合否はまだ判明してないが、その報告を受けて、さすがの看護師さんも、力が抜けたようだった。

今後の展開としては、看護師は経済的に自立しており、結婚に対してもリスクがとれるという実例になるのかもしれない。

医療界の今後が不透明な中、私もいつ無職になるかもしれず、私を養ってくれるようなリスクがとれる女性が増えることを切望している。

(写真はバリ島のコンラッドホテルの教会)

 

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2009.03.10 22:10 |  生活 / くらし  |  恋愛 / 結婚  |  その他(医療関連)  |  白猫黒猫論  | 推薦数 : 0

将来の目標

 

小さい頃から妻の母が面倒をよくみてくれているので、うちの子供達は、おばあちゃんが大好きだ。

おばあちゃんも孫と遊べて、とても楽しそうである。

私自身は祖母とは、距離的にも非常に離れていたため、何年かに一度しか会わなかったので、これといった思い出はあまりない。

子供をみていると、おばあちゃんの影響だろうな、と思うときがままある。

これは、絶対そうだろうな、と思ったのは上の男の子が小学校四年生のときに学校で書かされた、将来の目標 。

うちの子が書いたのは「長生き」 。普通、小学生は目標にはしないだろう。おばあちゃんの口癖なのかな。

(写真はハワイのシーライフパーク。この後、飼育員が全部の亀の甲羅を洗っていた。亀の甲より、年の功)

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