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日本でも病院に入院すると、楽しみといえばテレビか食事くらいのものだ。
当直では検食があり、患者と同じ物を食べるのだが、日によってメニューの当たり外れがある。
普段はまあ、おいしいのだが、一度、とても食べれるような代物ではないと判断したとき、評価の欄に「不可」と書いたところ、栄養部から「なぜ、不可なのか?」としつこく問い合わせの電話があり、以後面倒なので、評価は「良」と書いて済ますことにした。
十数年前の話になるが、アメリカに居たときは、昼食は主に研究所があったジョンズ・ホプキンス大学の関連病院の食堂で食べていた。
広くて、明るいビュッフェ形式の食堂でメニューもたくさんありそうである。トレイを持っていざ、何を選ぶか吟味すると、これがどうも食べれそうもない。
スープは毎日4種類出ていたが、見ただけでそのうちの2種類は食べ物ではないと判る。
肉や魚はどうしたらこんなにまずくなるのか、ジョンズ・ホプキンスの秘伝があるに違いない。結局、口にいれるのはピザやパスタにサラダとかろうじて食べ物と判るスープ。
ジョンズ・ホプキンス大学附属病院は、アメリカの病院ランキングで十数年間1位の座を守り続けているが、食堂の食事は全米ランキングでどのくらいなのか知りたいところだ。
入院患者はもっといいものを食べているのかもしれないが、ともかく、あんな食事を出されたら誰でも早く退院したくなるだろう。
この食事のまずさが、米国の入院日数短縮の原動力なのかしら、とさえ思う程だった。
しかし、もう一つの可能性として、実は他の病院はもっとまずい、ジョン・ホプはまだましだ、ということも考えられる。確かに、ベセスダのNIH、ビル10の食事もイマイチであった。
ぜひ留学されていた先生方から、米国の病院の食事事情についても報告をいただきたいところである。
(写真は、十数年前に写したジョンズ・ホプキンス大学のドームと呼ばれる建物。自分の顔が写っている範囲をカットしたので不自然な構図)
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