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ここのところテレビ報道をシリーズで批判してきた私ですが
今日は藤原紀香さんと陣内さんの披露宴のテレビ中継を見て感動してしまいました。
(と言っても、途中少しと最後の方を少し見ただけなのですが。)
陣内さんというお相手の方は今日初めて見ました。
格差婚と言われているそうです。(うーん、納得)
陣内さんが紀香さんに内緒で練習したピアノの弾き語りを初めて披露して、紀香さんが泣き、紀香さんがご両親への手紙を読み、みんなが泣き、
たとえこれがヤラセであったとしても
イイじゃん、イイじゃん!もう!
なんだか見ている方も幸せな気持ちになりました。
藤原紀香さんという人、外見も非常に美しいのですが、内面もしっかりしていて、とても素敵な方ですね。
このカップルには1,2年で破局なんてことにはなって欲しくないなあ、と思いました。
今日は幸せな気分でそのまま眠りにつきたいので、これでおしまい
どうか明日の朝になって「あの結婚は実はヤラセでした」なんてことありませんように (←疑い深いヤツだ)
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未来がいなくなってからも、それを理解できない麻子の身体は母乳を作り続け、麻子は乳腺炎になった。麻子は自分の手で母乳を搾って捨てなければならなかった。未来の飲む筈だった乳、未来の骨や血や肉に変わる筈だった自分の身体の一部を、麻子は何度もシンクに流して棄てた。ほとんど食事が手につかなかったにも関わらず、麻子の身体は自分の身を削り、どんどん母乳を作り続けた。麻子は、体中の水分という水分がすべて涙と乳となり、身も心も干からびて消えてしまえばいいと思った。
「未来の小さな心臓と肺は、どうして止まってしまったのだろう。」
その問いかけは始終、麻子の頭から離れることはなかった。
(妊娠中に何かよくないものを食べたのだろうか。)(胎児のときに毎日当てていた超音波がよくなかったのだろうか。)(それとも、賢い未来は瞬時にしてこの世の様々な醜さを察し、自ら呼吸をやめてしまったのだろうか・・・。)
麻子の頭の中では科学と非科学がごった返しになり、氾濫した。それらの考えの多くは自分自身を責めるものだった。麻子の意思でそれらを鎮静化する事はできなかった。仕事をしていればこれらの考えが鎮まるのではないかと考えた麻子は、未来をなくしたひと月後には、職場に復帰していた。
麻子の心にぽっかりと空いた穴はあまりにも大きかった。未来を失くしてからもうすぐ二年になるというのに、麻子の生きる世界では、時計の針がその進みを止めてしまっていた。
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その日の朝、麻子は何日かぶりに夫と顔を合わせた。麻子には何日会っていないかもはっきり分からなかった。
「いつ帰ったの?」
「夜中の三時頃。緊急カテがあってね。まいったよ。一昨日は当直だったし、その前は学会の準備をしてて、病院でそのまま寝てしまった。」
同じ病院で働いていたので、夫の忙しさは十分分かっていたはずの麻子だが、結婚後、夫の家を空けることの余りの多さに、あらぬ猜疑心を抱くこともあった。しかし、未来をなくしてからの麻子には、夫がどこで何をしていようと、もうどうでもいいことだった。
麻子は未来を産んだ時に、百八十度世界が変わり、失ってからはまた、全く違う世界に生きている。麻子が二度も生きる世界が変わっているのに、同じ未来の親でありながら、夫の世界は何も変わっていない。未来が死んだ後、法要のために最低限の休暇を取った夫は、すぐにいつも通り仕事に戻っていった。未来の死は夫にとって悲しかったに違いないのだが、それによって彼の生きる世界が変わるほどではなかったと、麻子には思えた。麻子にとって、夫はもはや麻子とは違う世界に住む人なのだった。
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http://www.tokyotosho.co.jp/info/bun/s28.html
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