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なな先生のブログで知りました。大野事件の終焉:無罪確定
控訴断念、無罪確定です。
医療界において歴史に残る驚愕の出来事の終焉です。
今後、マスコミがどんな報道をするのか見ものですが、これ以上加藤先生をはじめ産科医および医師全体を蹂躙するような行為は許せません。
断固、抗議していきたいと思います。
加藤先生には早く普通の生活を取り戻していただきたいと思います。
お疲れ様でした。
署名にご協力くださった皆様、誠にありがとうございました。
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飯野奈津子様、初めまして
私は地方で内科勤務医をしている者です。「福島県立大野病院事件」にかねてより関心を抱き、この裁判に注目をしてきました。8月20日、時論公論であなたが酷い報道をされたことをネットを通して知りました。
私は報道を見ていませんので、ブログ時論公論 「産科事故裁判からの問いかけ」 に基づいて意見を述べさせていただきます。
まず、この部分
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<事故の課題>
しかし、裁判で無罪判決が出たからといって、今回の事故に問題がなかったわけではありません。刑事責任を問うほどの過失がなかったとしても、遺族にとっては見過ごせない問題がありますし、医療界の反応にも納得できない部分があるからです。
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質問です。判決結果は「過失による医療事故」ではなく当時の医療水準に照らすと標準的な治療による不幸な病死であるというものでしたが、それにも関らず、なぜ「事故」という言葉を使われているのでしょうか? あなたが、裁判所の判断に逆らって、この事件を「事故」と言い切る根拠はどこにあるのでしょうか?ぜひ教えていただきたいです。
次にいきます。
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▲ まず、警察や検察の問題です。捜査によって明らかになった事実もあって、遺族は警察や検察に感謝したいと話しています。手術が始まってから女性が亡くなるまでの間、病院からの説明は一切なく、その後も納得のいく説明がなかったからです。お産の場合、とりわけ家族の期待が大きく、いくら説明しても納得してもらえないという話を産科医からききます。その難しさもあるでしょうが、医療は不確実で専門性が高い分野だからこそ、医師の側が真摯に説明して、理解を得る努力が、必要ではないでしょうか。その努力を怠ったまま、警察の捜査を批判しても、納得は得られないと思います。
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「大野病院では当時被告の医師一人だけで、地域のお産をすべて担わざるを得なかった」とあなたは前述しておられます。手術中に不測の事態となり担当医は一人で懸命に女性の命を助けようとしました。そんな時にどうやって家族への説明をするのでしょうか?分身の術を使えとでもおっしゃるのでしょうか?
これは担当医の責任ではありません。あなたもご指摘のように「担当医が一人で地域のお産を担わざるを得なかった状況」が問題なのです。
あなたはなぜ被告医師が真摯に説明して、理解を得る努力を怠ったと言い切れるのでしょうか?あなたは医療者サイドへの取材をされたのでしょうか? 患者さんやそのご家族の中には、医師が説明をしても耳を傾けない方がいます。説明しても「聞いていない」という方もいます。なぜ一方的な遺族の言い分だけ聞いてそれを鵜呑みにされるのでしょう。
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▲医師不足の問題についても、だから死を避けられなかったというのでなく、だからこそ、慎重に手術に臨んでほしかったというのが、遺族の思いです。
今回、執刀した医師は、手術の前に輸血や子宮摘出の可能性を遺族に説明しており、難しい手術であることは認識していたとみられます。それなのに、輸血血液も十分供給されず、一人しか医師がいない体制で、なぜ、手術に臨んだのか。手術の前に、大きな病院への転院や医師の応援要請を、関係者から助言されたのに断っていたことも、裁判の過程で明らかになりました。医師不足の中でも、医療機関が連携するなど、安全を確保する努力を重ねることが、医療側に求められているのだと思います。
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またもや「遺族の思い」ですか。「遺族」「遺族」ということばが何度も出てきますが、これは「民事裁判」ではなく「刑事裁判」です。遺族の感情は判決に関係がありません。
あなたはこの裁判の争点について冒頭で述べられていますね。「癒着胎盤という危険な状態だと、手術の前に予測できたかどうかという点」と「手術を始めて癒着胎盤と分かってから、そのまま胎盤をはがす処置を続けたことが適切だったどうか」ですよね。その結果が「手術前に予測するのは難しかったとした上で、処置を続けたことについても、大量出血の可能性は予測できたものの、当時としては医療水準に即したものだったとして、無罪判決」となったのですよね。
つまり、医師に過失はなかったと判断されたわけです。その裁判所の判断を無視するかのように「慎重に手術に臨んでほしかったというのが、遺族の思いです」これでは筋が通りません。
「手術の前に、大きな病院への転院や医師の応援要請を、関係者から助言されたのに断っていたことも、裁判の過程で明らかになりました。」
「関係者からの転院の助言を断った」という主張を多くの記事で見受けますが、関係者というのは助産師で、助産師がなぜそう言ったかという根拠も明らかにはされていません(第3回公判)。医師が助産師の助言に従わなかったから罰せられるという道理はありません。医師を逮捕して何度も公判を開いてわかったことがこの程度しかないのです。鬼の首を取ったように書くことではありません。
また、医師の応援要請を断ったと書かれていますが、被告医師が応援医師の要請をしたことは第11回公判で証言されています。
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<まとめ>
今週初め、今回の事故で亡くなった女性の父親に会うことができました。帝王切開手術で生まれたお孫さんは今年3歳。上のお孫さんは7歳です。2人の孫のためにも、娘の死を無駄にせずに、二度と同じような事故が起きないよう、取り組みを進めてほしいと、静かに語っておられました。無罪判決は、刑事責任を問うほどの過失がなかったと判断したにすぎません。遺族の思いを受け止めて、今回の事件を教訓に、安心して医療を受けられる態勢を整えていくことが、何より必要なのだと思います。
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最後まで一方的に遺族の考えばかりを主張していらっしゃいますが、こういう報道を偏向報道と呼ぶことにご自分ではお気づきになりませんか。
「無罪判決は、刑事責任を問うほどの過失がなかったと判断したにすぎません」
あなたは被告医師に刑事責任を問うほどではないにしろ過失はあったと言いたいようですね。では、どんな過失があったと思われているのでしょう。あなたの文章から推測すると、「関係者(助産師)からの転院の助言を断って一人体制で手術に臨んだこと」でしょうか?
医師不足のために一人で手術をしなければならなかったことは被告医師の責任ではありません。今回のケースで、術前に判明していたのは帝王切開後の前置胎盤だけです。専門家が吟味した結果「癒着胎盤を手術前に予見するのは難しかった」という判決です。このような1%の可能性で危険かもしれないという症例をすべて高次医療機関に送っていたら、高次医療機関がパンク状態になることはお分かりになりませんか?
最後に「遺族の思いを受け止めて、今回の事件を教訓に、安心して医療を受けられる態勢を整えていくことが、何より必要」
と書かれていますが、そのためには具体的にどうすればよいとあなたはお考えでしょうか? ぜひ聞かせていただきたいものです。
比較しては悪いですが、女性自身 6月24日号シリーズ人間(p.76-82)の記事は公平中立な立場でよく取材され、素晴らしいものでした。あなたのものとは雲泥の差です。ぜひバックナンバーを取り寄せてご一読されることをお勧めします。
今後はNHK解説委員の名に恥じないように、勉強に励まれますことをお祈りいたします。
かしこ
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拝啓
私は地方で内科勤務医をしている者です。8月20日の「福島県立大野病院事件」に関する貴社の報道に大変憤りを感じましたので抗議したいと思います。
私は毎朝出勤前の身支度の時間には貴社の「おはよう日本」を流しております。
8月20日朝、アナウンサーが大野病院の刑事裁判について触れたので、身支度をやめ画面に注視しました。そして、その偏った報道に大変驚きました。その報道のほとんどはご遺族の方へのインタビューで構成されていました。
失礼ですが、大野病院事件について、何が問題になっているのかご存じないのでしょうか?なぜまだ判決が確定しない段階で遺族の感情のみを重点的に取り上げるのでしょうか?
これは産科医に過失があったかどうかを裁く裁判です。ご遺族の悲しみの感情は、過失の有無とは全く関係がありません。
貴社の報道は、遺族がかわいそうだから医師が厳重に罰せられなければならないという印象を視聴者に与えます。このような報道をされれば、産科医がますますいなくなるということまで考えは及ばないのでしょうか。
多くの報道関係者が大きな勘違いをしているようですが、この事件に関しては、医療界の「隠ぺい」とか「かばいあい」とかが問題になっているのではありません。問題は「医療の限界」なのです。
ご遺族の方が「このような事故が二度と起きないようにしてほしい」と話す姿を放映されていましたが、まず、これは「事故」ではありません。癒着胎盤という珍しい病気です。医師は懸命に救おうとしたけれど、救えなかったのです。
ご遺族の方がなんと仰ろうと、分娩時の妊婦死亡はゼロにはなりません。出産は昔も今も命がけです。ご遺族が「(娘さんの出産に際して)何の心配もしていなかった」と話しておられましたが、何も心配しないくらいに日本の周産期死亡率が減少したのは、産科医らの築いてきた努力の賜物なのです。
医療がなければ、妊婦さんともども赤ちゃんの命もなくなっていました。今、その時の赤ちゃんが3歳になってご遺族が胸に抱くことができるのは、被告となっている医師のおかげです。
この刑事事件に医療界が注目しているのは、通常の医療を行った医師が結果だけで逮捕されたという異例な事件だからです。これがきっかけで産科のみならず、外科、救急などのリスクの高い診療科に従事する医師の減少に拍車がかかったのは事実です。そのことに関して正しい認識は持っておられるのでしょうか?この報道を見る限り、そのような認識を持っているとは思えません。
これは故意に行った殺人事件とは違うのです。遺族だけの一方的な恨みの感情をお茶の間に放映することはやめていただきたかったです。
もうひとつ、飯野奈津子解説委員の時論公論、http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/10921.html#more
これはネットで知ったのですが、ひどいものです。もっと勉強してください。一々指摘はしませんが、何がひどいのか解らないようであれば、もう解説委員はおやめになった方がよろしいと思います。
とにかく「皆様の受信料で作られているNHK」がこのような偏った報道をされていることには本当にがっかりしました。今後は社会に及ぼす影響を配慮し、公平中立な立場で報道をしていただきたいと心から願います。
敬具
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はじめに、お亡くなりになった女性とそのご遺族様に心よりお悔やみ申し上げます。
8月20日、大野病院事件第一審判決の日
出勤前にテレビのアナウンサーが「本日、大野病院産婦人科医の判決が言い渡されます」と伝えるのを聞いた。
NHKのニュース番組である。テレビ画面に注視した。すると、映し出されたのは亡くなった妊婦さんのお父さんであった。
お父さんは言った。
NHKは長々とお父さんへのインタビューの映像を流し続けた。
加藤医師の逮捕に対し各学会が声明を挙げたことに関して
判決の日の朝から、こんな映像を見せられて、愕然とした。NHKはいったい何を考えているのだろう。
*
裁判の争点は医師に過失があったかどうかです。娘さんを亡くされたお父さんはお気の毒だとは思いますが、お父さんの感情と加藤先生に過失があったかどうかは全く関係がないことです。
「娘の出産に際して何の心配もしていなかった」
こういう言葉を流すNHKの意図は何なのでしょう。
一般論として(お父さんへの中傷ではありません)出産に際して何の心配もしない方がおかしいのではないかと私は思いましたが、これを見た皆さんはどう思われたのでしょうか。心配しないのが当たり前なんでしょうか?
誠実な対応をしろと言われますが、加藤先生は月命日に亡くなった女性の墓参りをし、墓前で土下座までしました。お父さんの言う誠実な対応って、何なのでしょう。
こんな事故が二度と起きないようにして欲しいとお父さんがいくら強く願っても、分娩時の死亡はゼロにはなりません。その前に、これは「事故」ではありません。まれな病気だったのです。
十分な説明がなかったとも仰られましたが、十分説明されても納得できなかったというだけではないでしょうか。納得するかどうかは個人の勝手です。
私はお父さんを非難するつもりはありません。遺族の感情というのはこんなものでしょう。グリーフケアの発達していない日本の社会システムが問題なのです。お父さんに必要なのは恨みを晴らすための裁判ではなく、胎盤癒着という珍しい病気で亡くなった娘さんの死を受け入れるためのグリーフケアでしょう。
私が許せないのはお父さんの言葉を大々的に取り上げてそのまま全国に流すという報道のやり方です。
お父さんもまたマスコミの被害者なのだと思いました。
新聞に目を通すと(東京新聞・中日新聞3面)http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2008082002000143.html
という見出し。
記事の間に
という小見出しが対峙していました。
なぜ、現場と遺族の対立のような構図を作りたがるのでしょう。
なぜ遺族に不当逮捕ではないと言い切れるのでしょう。感情に任せて言っているだけです。
遺族がこう言うのは自由だと思います。許せないのは遺族の言葉をそのまま見出しにする新聞記事です。
極めつけに、患者団体の代表者としてある方の言葉が載っていました。
どのブログのことを仰っているのかわかりませんが、この裁判と個人の医師ブログは全く関係がないことです。こういうコメントを載せる記者さんの新聞記者としての資質を疑います。
ごまんとある医師ブログの中には、ご指摘のような「医療事故の被害者をクレーマー呼ばわりするブログ」もあるのかも知れませんが
それを言うなら医師全員を犯罪者扱いする一般人のブログもたくさんあります。特定の病院や医療者の個人名を挙げて誹謗中傷しているサイトもあります。医療者も深く傷ついています。
この期に及んでまだ、患者と医者の対立という構図を強調する記事。ピントはずれもいい加減にして欲しいと思います。
さらに、無罪判決が出た後も、NHKの飯野解説員がひどいことを言ったそうです。私は見ていませんでしたが、
天漢日乗↓に詳細が載っています。
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2008/08/nhk_nhk721_471c.html
引用: 医療の素人と同じ立脚点で「みなさまの受信料」で運営されている公共の電波を用いて、扇情的な「意見」を垂れ流すNHK
民放ならまだしも、天下のNHKがこれではどうしようもありません。
この裁判の報道で、マスコミのクオリティの低さがあらためて露呈されたように思います。
まだまだありますが、眠いのでこの辺で・・
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http://plaza.umin.ac.jp/~perinate/cgi-bin/wiki/wiki.cgi
にて、
検察庁が本件判決に控訴しないことを要請するために、本会は署名活動を再開します。署名は総理大臣、官房長官、法務大臣、検察庁長官、国家公安委員会、厚生労働省など関係各位に提出予定です。
この1週間が勝負です。ご協力お願い申し上げます。
別ホームページの署名投稿フォーム(別ウィンドウで開きます)で署名を募集中です。
署名投稿フォーム(別ウィンドウで開きます)
http://spreadsheets.google.com/viewform?key=pVSu1jKcdiL1dT7HDioKlfA
ご賛同頂ける方でメールを送信される場合、医療関係者の方は、お名前、御所属、専門分野をmailto:perinate-admin@umin.ac.jp までご連絡下さい。医療関係者以外の方は、その旨ご記載の上、ご氏名のみをご連絡賜れれば幸いです。
署名受付は郵送でも受け付け予定、署名書式を準備中です。
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皆様、産科医療崩壊のこれ以上の加速を喰い止めるために、どうぞよろしくお願い致します
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加藤先生はこの2年半どんなにお辛かったことかとお察し致します。
一審無罪、おめでとうございます。
無罪になってもマスコミの論調は相変わらずで遺族感情ばかりを垂れ流しているようですが (たとえば読売新聞 毎日新聞、産経新聞 中日新聞 NHK 他)
それに関しては後日書くこととして、
とりあえず今日は無罪となった喜びに浸りたいと思います。
控訴が断念され、このまま無罪が確定されることを切に願います。
非医療関係者の 北向きの窓様、鴛泊愁様(月の光に照らされて)、志村建世様からトラックバックいただいています。
非医療者の方からも無罪は妥当というご意見をいただくと、ほっとします。ありがとうございました。
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いよいよ明日、大野病院産婦人科事件の判決が言い渡されます。
この産科医師が逮捕されたのは平成18年2月18日。
この後、日本の産科は崩壊の一途を辿りました。
平成18年度からの産科の分娩休止一覧が、勤務医開業つれづれ日記2に載っています。この事件と無関係とは言えないと思います。
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-category-9.html
■産婦人科 分娩休止一覧
【北海道】
足立病院 / 北海道 / H19.04月
道立江差病院 / 北海道 / H19.01月
釧路労災病院 / 北海道 / H19.03月
江別市立病院 / 北海道 / H19.03月
足立病院(釧路) / 北海道 / H19.03月
日鋼記念病院 / 北海道 / H19.04月 (H20.4月より再開) ●
滝川市立病院 / 北海道 / H19年度中に縮小・休診
道立紋別病院 / 北海道 / H17.08月
岩見沢市立総合病院 / 北海道 / H19年度中に縮小・休診
旭川赤十字病院 / 北海道 / H19.05月
斗南病院 / 北海道 / H18.04月
市立函館病院 / 北海道 / H18.04月
市立小樽病院 / 北海道 / H18.04月
市立根室病院 / 北海道 / H18.09月
伊達赤十字病院 / 北海道 / H20.04月 ●
■分娩制限
留萌市立総合病院 / 北海道 / H19年 予定帝王切開などの制限(出張医のみによる分娩を続行中)
【青森県】
青森労災病院 / 青森 / H19.04月
弘前市立病院 / 青森 / H19.04月
【岩手県】
県立釜石病院 / 岩手 / H19.09月
県立胆沢病院 / 岩手 / H19.09月
盛岡市立病院 / 岩手 / H19.04月
【宮城県
東北労災病院 / 宮城 / H19.01月
宮城社会保険病院 / 宮城 / H19.03月
登米市立佐院 / 宮城 / H19.09月
公立深谷病院 / 宮城 / H19.04月
【秋田県】
大館市立扇田病院 / 秋田 / H18.11月
秋田社会保険病院 / 秋田 / H20.01月
■分娩制限
由利組合総合病院 / 秋田 / H20.03月 分娩制限(月40件) ●
【福島県】
福島県立三春病院 / 福島 / H19.03月
村松総合病院 / 福島 / H19.06月
福島県大野病院 / 福島 / H18.04月
福島労災病院 / 福島 / H18.08月
福島県立会津総合病院 / 福島 / H18.09月
公立藤田総合病院 / 福島
県立南会津病院 / 福島 / H20.04月
坂下厚生病院 / 福島 / H20.02月 ●
■分娩制限
総合磐城共立病院 / 福島 / H19.04月
太田西ノ内病院 / 福島 / H19.10月 (里帰り、新患休止)
【茨城県】
水戸医療センター / 茨城 / H19.04月
国立水戸医療センター / 茨城 / H18.04月
牛久愛和総合病院 / 茨城 / H19.09月
茨城県立中央病院 / 茨城 / H17.04月
■分娩制限
龍ヶ崎済生会病院 / 茨城 / H18年
水戸済生会総合病院 / 茨城 / H18年
総合守谷第一病院 / 茨城 / H18.10月
小山記念病院 / 茨城 / H19.11月
【栃木県】
塩谷総合病院 / 栃木 / H19.01月
宇都宮社会保険病院 / 栃木 / H18.04月
下都賀総合病院 / 栃木 / H20.04月 ●
【群馬県】
館林厚生病院 / 群馬 / H18.03月
総合太田病院 / 群馬 / H20.04月
■分娩制限
西吾妻福祉病院 / 群馬 / H19.04月 (2→1人、縮小)
【埼玉県】
八潮中央総合病院 / 埼玉 / H19.02月
川口工業総合病院 / 埼玉 / H19.04月
■分娩制限
埼玉社会保険病院 / 埼玉 / H20.04月 NICU閉鎖
【千葉県】
銚子市立総合病院 / 千葉 / H19.01月
みつわ台総合病院 / 千葉 / H19.02月
県立東金病院 / 千葉 / H19.04月
浦安市川市民病院 / 千葉 / H19.05月
県立佐原病院 / 千葉 / H18.04月
キッコーマン総合病院 / 千葉 / H20.03月 ●
【東京都】
東京逓信病院 / 東京 / H19.01月
都立豊島病院 / 東京 / H18.09月
国立病院機構災害医療センター / 東京 / H18.10月
都立荏原病院 / 東京 / H19.10月
駿河台日本大学病院 / 東京 / H19.03月
東十条病院 / 東京 / H19.10月 (全科休診)
東京都済生会中央病院 / 東京 / H20.03月
社会保険蒲田総合病院 / 東京 / H20.08月 ●
関東中央病院 / 東京 / H20.04月 ●
■分娩制限
都立墨東病院 / 東京 / H18年11月 外来制限
東京医科大学八王子医療センター / 東京 / H18年
公立阿伎留医療センター / 東京 / H19.01月
昭和大学病院 / 東京 / H20年 分娩制限(月75件) ●
NTT東日本関東病院 / 東京 / H20年
賛育会病院 / 東京 / H20.01月 分娩制限(低リスク分娩) ●
【神奈川県】
三浦市立病院 / 神奈川 / H19.03月
厚木市立病院 / 神奈川 / H19.07月
西横浜国際総合病院 / 神奈川 / H18.09月
横須賀共済病院 / 神奈川 / H19.10年
■分娩制限
秦野赤十字病院 / 神奈川 / H18年
大和市立病院 / 神奈川 / H19.07月
太田総合病院 / 神奈川 / H19.01月
川崎協同病院 / 神奈川 / H18年
済生会横浜市南部病院 / 神奈川 / H18年
横浜市立みなと赤十字病院 / 神奈川 / H18.12月
関東労災病院 / 神奈川 / H19.10月
(聖マリアンナ医科大学 / 神奈川 / H19.12月 (外来受診制限))
茅ヶ崎市立病院 / 神奈川 / H20.01月
日本医科大学武蔵小杉病院 / 神奈川 / H20.01月 総合川崎臨港病院 / 神奈川 分娩制限30件/月
【新潟県】
新潟労災病院 / 新潟 / H18.06月
新潟県厚生連けいなん総合病院 / 新潟 / H18.10月
新潟県立がんセンター / 新潟 / H18.11月
坂町病院 / 新潟 / H19.10月
新潟県済生会三条病院 / 新潟 / H20.04月 ●
新潟こばり病院 / 新潟 / H20.04月 ●
■分娩制限
新潟市民病院 / 新潟 / H19.03月
新潟県立新発田病院 / 新潟 / H19.09月 新潟県立中央病院 / 新潟 / H20.04月
【石川県】
金沢赤十字病院 / 石川 / H18.04月
金沢市立病院 / 石川 / H18.04月 (H20.4月より再開)
加賀市民病院 / 石川 / H18.07月
山中温泉医療センター / 石川 / H20.07月 ●
【富山県】
公立学校共済組合北陸中央病院 / 富山 / H18.04月
魚津市唯一の開業産婦人科医院 / 富山 / H18.09月
あさひ総合病院 / 富山 / H18 ●
【福井県】
福井社会保険病院 / 福井 / H19.04月
笠原病院 / 福井 / H20.02月 ●
■分娩制限
福井愛育病院 / 福井 / H18年
【山梨県】
都留市立病院 / 山梨 / H20.04月
塩山市民病院 / 山梨 / H19.10月
社会保険山梨病院 / 山梨 / H18.07月
加納岩総合病院 / 山梨 / H18.07月
上野原市立病院 / 山梨 / H18.10月
■分娩制限
(富士吉田市立病院 / 山梨 / 開始時期不詳 (月50例)
【長野県】
昭和伊南総合病院 / 長野 / H20.04月
県立須坂病院 / 長野 / H20.04月
国立松本病院 / 長野 / H19.09月
下伊那赤十字病院 / 長野 / H18.04月
諏訪中央病院 / 長野 / H19.04月
町立辰野総合病院 / 長野 / H18年までに縮小もしくは休診
安曇総合病院 / 長野 / H17.04月
富士見高原病院 / 長野 / H18年までに縮小もしくは休診
安曇野赤十字病院 / 長野 / H18年までに縮小もしくは休診
NTT東日本長野病院 / 長野 / H19.01月
国立病院機構長野病院 / 長野 / H20.08月
■分娩制限 / /
伊那中央病院 / 長野 / H20.04月 「里帰り出産」制限
佐久市立浅間総合病院 / 長野 / H19.04月 (11月より医師2→3名)
飯山赤十字 / 長野 / H18.04月
飯田市立病院 / 長野 / H20.04月 「里帰り出産」制限
上田市産院 / 長野 / H20年 (出産数700→500程度に制限)
【岐阜県】
恵那市唯一の開業産婦人科医院 / 岐阜 / H19.03月
土岐市立総合病院 / 岐阜 / H19.07月
岐阜社会保険病院 / 岐阜 / H18.04月
羽島市民病院 / 岐阜 / H19.12月
東海中央病院 / 岐阜 / H19.12月
白鳥病院 / 岐阜 / H19.12月
■分娩制限
中津川市民病院 / 岐阜 / H18年 「里帰り出産」制限
高山赤十字病院 / 岐阜 / H18 (分娩制限)
【静岡県】
社会保険浜松病院 / 静岡 / H17.01月
浜松日赤病院(新築移転) / 静岡 / H19.01月
共立湖西病院 / 静岡 / H19年休診
浜松労災病院 / 静岡 / H18年休診
袋井市民病院 / 静岡 / H19.04月
静岡徳洲会病院 / 静岡 / H19.09月
御前崎市民病院 / 静岡 / H18年
共立蒲原病院 / 静岡 / H17.4月
伊豆赤十字病院 / 静岡 / H20.04月
藤枝市立総合病院 / 静岡 / H20.05月
■分娩制限
島田市民病院 / 静岡 / H19.04月 (産科再開、分娩制限)
榛原総合病院 / 静岡 / H20.04月 分娩制限(月50件)
【愛知県】
名古屋掖済会病院 / 愛知 / H19.07月
新城市民病院 / 愛知 / H18.04月
知多市民病院 / 愛知 / H20.04月
東海産業医療団中央病院 / 愛知 / H19.01月
名古屋市立守山市民病院 / 愛知 / H20.04月
NTT西日本東海病院 / 愛知 / H19.02月
■分娩制限
名古屋第一赤十字病院 / 愛知 / H19.06月
トヨタ記念病院 / 愛知 / H18
蒲郡市民病院 / 愛知 / H20.01月 分娩制限(月50件)
【三重県】
県立志摩病院 / 三重 / H19.01月
松阪市民病院 / 三重 / H19.08月
【滋賀県】
彦根市立病院 / 滋賀 / H19.03月 (H20.04月より院内助産院による分娩再開)
東近江市立蒲生病院 / 滋賀 / H19.03月
■分娩制限
近江八幡市立総合医療センター / 滋賀 / H19.06月 (新患分娩中止)
【京都府】
関西医科大学附属男山病院 / 京都 / H19.04月
国立病院機構「舞鶴医療センター」 / 京都 / H18.04月
第二岡本総合病院 / 京都 / H19.11月
【大阪府】
阪和住吉総合病院 / 大阪 / H19.03月
住友病院産科 / 大阪 / H19.03月
オーク住吉産婦人科 / 大阪 / H19.04月
JR大阪鉄道病院 / 大阪 / H18.06月
済生会富田林病院 / 大阪 / H18.04月
KKR大手前病院 / 大阪 / H18年
市立岸和田市民病院 / 大阪 / H18年
市立貝塚病院 / 大阪 / H20.04月
■分娩制限
聖バルナバ病院 / 大阪 / H19.02月
北野病院 / 大阪 / H18年
住吉市民病院 / 大阪 / H18年
大阪府愛染橋病院 / 大阪 / H18年
市立池田病院 / 大阪 / H18年 分娩制限(月30件)
市立豊中病院 / 大阪 / H20.01月 分娩制限
【兵庫県】
市立宝塚病院 / 兵庫 / H20.04月
柏原赤十字 / 兵庫 / H19.03月
姫路医療センター / 兵庫 / H19.04月
西宮市立中央病院 / 兵庫 / H18.04月
高砂市民病院 / 兵庫 / H18.06月
神鋼病院 / 兵庫 / H18.07月
兵庫県立尼崎病院 / 兵庫 / H18.09月
明石市立市民病院 / 兵庫 / H20.06月
■分娩制限
県立柏原病院 / 兵庫 / H19.08月
加古川市民病院 / 兵庫 / H19.07月 (正常分娩制限)
関西労災病院 / 兵庫 / H18年
市立伊丹病院 / 兵庫 / H18年 分娩制限(月20件)
市立加西病院 / 兵庫 / H19.11月 分娩制限(月10件)
市立加西病院 / 兵庫 / H19.11月 分娩制限(月10件)
赤穂市民病院 / 兵庫 / H20.04月 市外妊婦受け入れ休止 ●
【奈良県】
大淀病院 / 奈良 / H19.03月
県立五條病院 / 奈良 / H18.04月
済生会御所病院 / 奈良 / H18.10月
■分娩制限
大和高田市立病院 / 奈良 / H18年
【和歌山県】
新宮市立医療センター / 和歌山 / H19.10月 (国の緊急医師派遣の適用、再開予定)
NHO南和歌山医療センター / 和歌山 / H18.09月
【鳥取県】
済生会境港総合病院 / 鳥取 / H19.04月
【島根県】
津和野共存病院 / 島根 / H19.03月
松江生協病院 / 島根 / H20.01月
安来市立病院 / 島根 / H18.07月
■分娩制限
隠岐病院 / 島根 / H19.04月
島根県立中央病院 / 島根 / H20.01月
【岡山県】
井原市民病院 / 岡山 / H18.08月
水島協同病院 / 岡山 / H18.10月
【広島県】
福山市民病院 / 広島 / H19.04月
呉共済病院 / 広島 / H20.04月
マツダ病院 / 広島 / H20.02月
公立みつぎ総合病院 / 広島 / H20.04月 ●
■分娩制限
JA広島総合病院 / 広島 / H19.02月
中国労災病院 / 広島 / H19.04月
国立病院機構呉医療センター / 広島 / H20.02月 「里帰り出産」中止
呉医療センター / 広島 / H19.04月
【山口県】
宇部興産中央病院 / 山口 / H18.12月
■分娩制限
山口県立総合医療センター / 山口 / H18.04月
小郡第一総合病院 / 山口 / H19.02月 (正常分娩休止)
山口赤十字病院 / 山口 / H20.04月 (月30件)
【徳島県】
県立海部病院沼病 / 徳島 / H19.09月
【香川県】
坂出市立病院 / 香川 / H19.07月
善通寺病院 / 香川 / H19.04月
【愛媛県】
西条中央病院 / 愛媛 / H18.05月
西条市立周桑病院 / 愛媛 / H19年 ●
宇和島徳洲会病院 / 愛媛 / H19年 ●
市立大洲病院 / 愛媛 / H19年 ●
【福岡県】
北九州市立八幡病院 / 福岡 / H18.04月
九州労災病院 / 福岡 / H19.03月
【佐賀県】
佐賀県立病院好生館 / 佐賀 / H20.04月 (医師退職、後任未定)
【熊本県】
市立牛深市民病院 / 熊本 / H19.03月
小国公立病院 / 熊本 / H19.03月
八代総合病院 / 熊本 / H18.04月
天草中央病院 / 熊本 / H18.04月
【大分県】
中津市民病院 / 大分 / H19.04月
国東市民病院 / 大分 / H18ごろ
健康保険南海病院 / 大分 / H18.04月
公立おがた総合病院 / 大分 / H18.05月 (H20.1月より再開)
国東市唯一の開業産婦人科医院 / 大分 / H19.12月
国立病院機構大分医療センター / 大分 / H20.04月
【沖縄県】
沖縄県立北部病院 / 沖縄 / H17.03月
公立久米島病院 / 沖縄 / H20.04月
いよいよ明日、判決が下されます。
たとえ無罪となっても、ここまで崩壊した産科医療が元に戻るのでしょうか。
日本の医療はどこへ向かっているのでしょうか。
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修さん(仮名)は65歳、7年前に脳梗塞を発症し、右半身麻痺の状態になった。その2年後、再梗塞を来たし、今度は完全な寝たきり状態になってしまった。失語症で意思の疎通は不能、食事も口から摂ることはできず、胃ろう栄養を受けている。
寝たきりの修さんは、在宅で妻の介護を受けていたが、突然の下血のため緊急入院した。
下血の原因は胃潰瘍だった。治療により、修さんの胃潰瘍は間もなく治癒した。
修さんの妻は毎日修さんに付き添い、献身的に介護をしている。修さんの首元にはいつも吸湿性のよい素材のスカーフが巻かれている。そのスカーフは妻の手によって毎日違うものに替えられる。色白の修さんにはどんな色もよく似合う。
「よくお似合いですね」
と声をかけると、妻は嬉しそうに笑っていた。
ある日、若い看護師たちが修さんの身体の清拭をしていた時、修さんの妻がこんな話を切り出した。
「この人ね、病気で倒れる前、彼女がいたのよ。彼女から私に電話がかかってきたことがあったの」
鼻筋が通って整った顔立ち、鋭い眼差しの修さんは、寝たきりの姿なっても尚、男前である。お元気だったときは女性にもてたのだろう。修さんの恋のお相手が、妻に電話をかけ、自分の存在を誇示してきたのだという。
「でもね、私、主人には何も言わなかったの。私が彼女のこと知ってて何も言わないから、主人、きっと私のこと怖いと思っていたのじゃないかしら」
看護師の一人が言った。
「ええっ、そんなー、私だったら絶対に耐えられない」
「でもね、私にはこの人しかいないんだから、この人を失いたくなかったのよ」
「えー、私なんだか結婚するのいやになっちゃったー」
「あらあら、これから結婚する人に余計なこと言ってしまって、ごめんなさいね」
妻は笑いながら言った。
修さんの病気を機に、道ならぬ恋は終止符を打ったのだろう。半身不随になってしまっては、恋人との密会は許されない。妻のいない隙を狙って、修さんの恋人が病室に逢いに来て、修さんの手を取り涙するというエピソードがあったのかどうかは知らない。入院中ならばそんな話もあり得るだろうが、在宅療養することになっては、二人が逢うことは絶対に叶わないことだ。
夫の彼女からの電話を心に仕舞い込み、夫の前では平静を装っていたという妻、当時は辛かったに違いないが、最終的に愛の勝利者となった。今、修さんは妻の手中にある。
誰にも邪魔されない二人だけの時間が、すでに7年流れた。
看護師たちを前に、妻は話を続けた。
「ひと様からは、主人がいなくなってしまった方が自由になれるんじゃないかって、思われてるかもしれないけれど、絶対にそんなことはないの。
だって、私にはこの人しかいないんだもの。
この人の代わりはいないから。いなくなったら困るの」
妻は修さんに呼びかけた。
「ねえ、あなた。死んだらいやですからね。長生きしてもらわないと困りますからね」
すると、修さんは鋭い目つきでギロリと妻の方を見た。
修さんは今、妻への罪を償うために生きているのだろうか。
言葉を発することのない修さんの気持ちは誰にもわからないけれど、二人の月日は今も穏やかに流れている。
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8月20日は、
福島では有志によるシンポジウムが開かれます。↓
開催趣旨
2年半にわたった刑事裁判によって、誰が、何を得ることができたのでしょうか?ご遺族にとっても、かかわった医療関係者にも、いいことはなかったのではないでしょうか。そして市民も、地域医療の崩壊に苦しんできたはずです。
逮捕に始まる一連の騒動によって、かろうじて保たれていた地域産科医療はすでに全国的に崩壊のまっただ中にいます。
大野事件とはなんだったのか。あの逮捕劇はなんだったのか。あなたの街でもすぐに起こることかもしれません。医療関係者の方々も忙しい日々の医療から手を離して、いま一度福島の地で、医療事故刑事裁判とはなにか、いま地域の医療崩壊はどうなっているのか、行政や市民の方々とともに真剣に考えてみませんか?
ご参加をお待ちしております。
(投稿:by 僻地の産科医)
大野事件の判決日、福島に集まりましょう!!!
8月20日、大野事件の判決が出ます。
はじめは加藤先生の応援のために、
福島に集まって応援したらどうだろう?
と考えていました。産婦人科関係の方と会ってはならないという
保釈条件は判決が出るまでの話ですし、どんな判決が出るにしろ
よく頑張ったねって声をかけてあげたい人がたくさん全国に
いるはずだと思ったからです。
でも、いろいろと当時からのことを振り返って
勉強していくうちに、考え方が変わってきました。
福島大野事件は多くの教訓を残しているからです。
例えば、この事件があるまで、産婦人科は
あまり周産期死亡や母体死亡の話をしてこなかった。
どれくらいの数の妊婦さんを医療が救っているのか、
それでも亡くなる難しい病気があるって事、
あんまりきちんと公表してきませんでした。
っていえるようになってきました。
それから、医師の労働条件が必ずしも患者さんにとってよくない
ことも認めるようになりました。一人しか産婦人科医のいない
病院で外科の先生にお手伝いしてもらって手術をしている状態では、
やっぱり危ない時に危険かもしれません。
そこで反省を含めて集約化を始めるようになりました。
(ただこの加藤先生のケースでは、術中エコーもし、
胎盤のない部分の子宮体部をU字型に切りこむという
かなり注意深い術式を用いており、
一人医長であったにもかかわらず、
よく勉強されて最新の手法を用いていらっしゃいます。)
県立病院は補償のためミスを認めようとしていたのです。
というのは、自動車事故で保険にお世話になった方なら
分かる話ですが、保険会社はお金を出し渋るのです。
たしかに誰が見ても“責任ある”事故であれば、
文句なくお金をトトンと出してくれますが、
灰色の、あるいはミスのなさそうな、
“そもそも死んでもおかしくない病気じゃないの?”
という病気となるとしつこくミスを認めない限り出してくれません。
でも納得してもらえるならいいと思っていたのでしょう。
もう証拠は全部押さえられてるのだし、
事故調査報告書を作られた時点で
口裏あわせなんてしようがないし、
そもそもそこまで調査して書かないと保険会社だって
素直に賠償金を出してくれないような病気。
ご遺族の方も豹変振りにびっくりされたでしょう。
そして傷つかれたはずです。
その2年半の間に、産科の崩壊が加速度的に進み、
地方は荒れ、
ある患者側のご高名な弁護士さんがおっしゃられていました。
「あれだけ、高名なその道の専門医が揃っちゃうとねぇ。。。。」
騒がれない民事訴訟であったならば患者さん側にも
勝訴の見込みはあったかもしれません。でもこの裁判の後で
患者さん側の鑑定医をつとめる人間がいるとも思えません。
医療不信を植え付けたまま、
患者さんの希望をもぺしゃんこに踏みにじっています。
まずこの刑事立件によってどんな弊害が医療界で起きたのか、
そして直接市民のみなさまにどのように影響しているのか。
各地でどのようなことが起こりつつあるのか、
刑事立件は事故再発の役に立つのか?
この事件によって何が起こり何を得たのか。
みなさんで考えていきましょうo(^-^)o ..。*♡
8月20日、福島でお会いできることを願って。
-------------引用ここまで------------------
警察や検察が、全国に広まってしまった産科砂漠についてどう考えているのか、
判決で答えは出るのでしょうか?
以下に、全国医師連盟の声明を提示します。
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拙ブログでの大野事件関連記事
他
注目の判決はもうすぐです。
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最近あった理不尽なクレーム
入院している祖父を見舞いに来た孫より
「給食が熱すぎるんですけど、何とかなりませんか」
冷めるまでお待ちになってはいかがでしょう・・・
それとも冷たいお粥をお出ししましょうか
大学病院より転院してきた末期癌患者のご家族へ、お部屋を324号室へ移っていただけませんかとお話したら
「324号室?病室に4がつくなんて、縁起の悪い!!そんな病院聞いたことないわよ!!」
4(死)がつく病室なんて縁起が悪いと仰られ、4のつかない病室に入られましたが、末期癌ですから、患者さんはお亡くなりになりました。するとご家族が
「大学病院の先生はあと3ヶ月って言ったのに、まだ1ヶ月もあるじゃないの!!」
そう言われても・・・・・・ねえ・・・
他にも色々あったけど、忘れちゃった。。。
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