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2008.01.22 23:45 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  医療制度 / 行政  |  春野ことり  | 推薦数 : 11

勤務医を辞めるワケ

同期入局者は9人。

ここ数年の開業ラッシュで過半数の人が開業し、病院勤務医は自分を入れて3人となった。

しかし、今春また1人開業するらしい。

すると勤務医は9人中2人となる。

 

なぜ勤務医を辞めるのか。

理由は人それぞれだろう。

でも、勤務医の労働環境が悪すぎるのは紛れも無い事実である。

 

 

勤務医が足りない。

ひとり、またひとり、勤務医がいなくなる。

 

地方から、どんどん勤務医はいなくなる。

産科、小児科だけではない。

内科医もいない。

病院から医者がいなくなる。

ひとり、またひとり。

 

 

身体にムチ打ち働けば

無理して救急受け取れば

医療ミスと騒がれて

「訴えてやる」と連呼され

やってられねえ、勤務医なんて

 

 

 

どうしたら止められるのだろう

もうとまらない

止まらないのか、医療崩壊

 

あうあうあー

 

 

 

医局に医者くれ、頼んでも

人がいないの一点張り

医者3人分の仕事をしても

給料決して増えはせず

 

 

 

とーちゃん、今日も帰らぬか

今日も緊急オペだとさ

医局に医者がいないから

当直ばっかり多すぎる

 

 

過労でミスして刑事罰

後ろ指を指される前に

過労で命を落とす前に

立ち去った方が賢いか

 

 

 

 

止まらないのか、医療崩壊

どこへ行くのか 日本の国よ

 

あうあうあー

 

 

 

(あうあうあー はakagama先生からパクリました。すんません)

 

 

secondopinion先生が、勤務医優遇税制を提案されていましたが、大変よい考えだと思います。

勤務医をこれ以上減らさないために、国はもーちょっと考えてもいーんじゃないの

 

 

追記 予期せぬ全ての死の責任追及は医療を滅ぼす のエントリーでも紹介している診療関連死法案 が可決されれば、ますます勤務医が減少することは間違いありません。

こちらのhirakata先生のブログもぜひお読みください。

「厚労省と自民党の暴走を止めろ」

 

 

全国医師連盟 医療安全調査委員会新設への意見http://doctor2007.com/iken1.html

全国医師連盟の声明に賛同される方は、↓こちらにご署名をお願いします。

http://doctor2007.com/ko1.html

 

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posted from 3番目の落書き帳 2008.01.26 11:35

コメント

コメント一覧

初めまコメントします、rainと申します。
どうぞよろしくお願いします

私は患者の方です。
昨年の夏に入院をしていて最近思った事、知った事ですが
先生に書類を書いてもらうのに、受付に提出してから
一向に出来上がってこないわけです
こちらもイライラしてしまい余計なストレスで胃が痛くなり
事務受付の方に電話をすると、嫌な声になり、挙句の果てには逆ギレされてしまったりと…。

結局は1ヶ月半後に書類を貰ったわけですが
先日、mixiニュースで目に留まった記事が
「勤務医の9割が事務作業の多さに負担を感じている」
その事によって、本来の業務に専念出来ずに疲幣している。

これを読んだ時に、始めて実態を知りました。
だから私の担当医も日々追われていて大変な毎日なんだな~と

1か月過ぎた時に「なんで出来ないですか?」と聞いた時に、先生は困った顔してました。
私たち患者も、受付の人も、先生も、なんだか悪循環のような気がしました。
何か改善はないのでしょうか?改善して行かなければいけないんでしょうけど
きっと無いんでしょうね…。
rain


~rainさん初めまして。コメントありがとうございます。
1ヵ月半も書類を待たされたらイライラしますよね。お気持ちよくわかります。なのに医療者の立場もご理解くださってありがとうございます。
診断書を書く仕事は、医師の仕事の中ではどうしても優先順位は低くなってしまいます。私も書類が溜まってくるともう見るだけでウンザリします。
保険会社に出す入院証明書などは、医療事務員が書いて医者は確認のサインをするだけとかにしないと、これ以上勤務医が減ったら、もうやってられません。対策はあると思うのですが。
春野ことり
written by rain / 2008.01.23 03:03
もぉ、ほんと、あうあうあーですよね。
医者やめようとおもって、ブログの合間ぬって、漫画原作のシナリオも書きました。
近々、投稿か持ち込みします。
このさい医療漫画のアイデアマンに転職でけんかなーと勘違いしかけています。
しかし、この時勢の開業もけっこうリスキーですよ。
銀行金かしたがりませんし…。
akagama


~あ、akagama師匠、恐れ入ります。
医者やめて漫画原作家ですかー。いいですね。
開業もリスキーですし・・・。うーん。やはり転職考えた方がいいのかな。
春野ことり
written by akagama / 2008.01.23 17:27
rainさんが書かれているように勤務医の事務的仕事を減らすには病棟クラーク配置、臨床看護師や医師アシスタントの配置、診断書、入院証明書、主治医意見書の簡素化など可能なことは多いんです。最近、ようやく注目されていますが勤務医として疲弊し、開業もリスクが大きいとなれば医師以外の職に転職ですがakagama師匠みたいに芸がない医師は勤務医するしかないですよね。
Tai-chan

~Tai-chanコメントありがとうございます。
勤務医が減っている現在、事務的な仕事を減らす努力が必要ですよね。書類を待たされる患者さんの立場に立ってみても、早急に対策を考えないと。
私も小説は描いたけれど収入には結びつかないので勤務医しかないですが、主婦業に専念っていうのもいいかも・・・。(おいおい)
春野ことり
written by Tai-chan / 2008.01.23 21:50
春野ことり先生
 日本の勤務医は、大変ですね。でもほかの医局の先生が辞めると、ますます残った医師の負担が増え、連鎖反応で医局または、その科が閉鎖されています。日本の医療崩壊は、どんどん進行しています。でも、開業や、作家、漫画家も、ごく少数の人たちが、成功しています。でも、転職で、もっと良い条件の勤務医先は日本にまだあるみたいですね。m3の掲示板に、月7万円の大学病院の先生の記事がありました。でも、勤務先を変えて、条件が良くなります。私の弟は、国立病院の時は、給料が安くて、私立病院に転職しました。そして副院長になり年間2千万以上もらっていました。でも院長の経営方針と意見が合わず、5千万の借金をして、3年前に開業しましたが、まだ週3回は、病院でバイトしています。あかがま先生が言われるように開業医もたいへんですね。昔のようには、収入がありません。昔の開業医は、お薬代で、儲けていましたが、医薬分業、薬価制限で、それも無くなりました。医師の税金の優遇を、国も考えるべきです。
DAICHAN


~DAICHAN先生、コメントありがとうございます。
うーん。やはり借金を抱えて開業するのも今の世の中リスキーです。ワーキングプアが歯科医の5分の1と言われていますが、次は医師のワーキングプアが出てくるんでしょうか・・・。
何とかして欲しいですね。
春野ことり
written by DAICHAN / 2008.01.24 01:00
ことり先生。

医学部進学に①厳格な学力試験②厳格な医学部定員制③厳格な医師資格試験④厳格な専門医トレーニングと専門医資格試験、の4つを兼ね備えている国では、医師がワーキングプアーになることはありません。
なぜなら、医師と言う職業を高度知的専門職として位置づけているからです。
それに伴う収入もある程度は保証されています。
西欧諸国のほとんど、北アメリカ、オセアニアなどが相当します。

逆に4項目のいずれかが欠けると医師のワーキングプアーが出現します。例えばイタリア・・現時点でも①から③までの3項目が欠けています。
20年くらいまではベルギーもそうだったんですが、政府が反省して①から③までを実施したので、隣国のオランダやドイツなみに医師のワーキングプアーは解消されました。

日本の場合は医師不足がほぼ永遠に続くでしょうから、大学病院の基礎研究医などを除けば、明らかなワーキングプア医師は存在しないと思います。

たしかに労働条件は厳しい医療機関もありますが、医師不足が続くということは医師は依然として売り手市場なんです。
ですから、あれこれ悩まずに誇りをもって医療活動に励みましょう。

追記・・・現場で働く臨床医が、臨床の第一線(現場)を離れることを促進して医師不足に拍車をかけることにつながる診療関連死法案は、なにがなんでも阻止していきましょう。
臨床医が臨床の現場を離れずに、持続可能な医療が成り立つような法律を作ることが先決です。
鶴亀松五郎






~鶴亀松五郎先生、いつもコメントありがとうございます。
仰るとおり、勤務医は売り手市場ですね。しかし、私の住む地域では開業医は飽和状態。それでもまだ勤務医から開業医に転向する医師が増え続けていて、今後開業医のワーキングプアが出てくるのではと心配しています。
診療関連死法案について、記事に追記いたします。
春野ことり
written by 鶴亀松五郎 / 2008.01.24 23:40
ことり先生へ
こんばんは。お久し振りです。
先生、転職して「医局哀歌」という詩集でもつくる気ですか?

ともかく、勤務医が足りないのは確かなようですね。
でも、「苦しいけど頑張ろう」という医療関係者の気持ちを半ば食い物にして、今の医療行政は成り立っているのかもしれません。これは病院に限ったことではなく「文句を言わずにひたすら働く」多くの人は、お上から見たら「御しやすい奴。文句もないようだし、このまま使ってやれ」と感じられるかもしれませんね。ようやく先日、勤務医さんの組合のようなものが出来たようですが。。。とにかく、上が「うるさいな」というくらいに声を上げないと、なかなか動きそうにありませんね。
3番目の落書き帳


~3番落書きさん、いつもコメントありがとうございます。
最近、また医局同期が勤務医を辞めると聞き、やけくそで書き連ねたら、へんてこな詩のようなものになってしまいました(汗)。
勤務医は今までいいようにこき使われてきたと思います。崩壊寸前になって、やっと立ち上がり始めました。応援よろしくお願いいたします。
春野ことり
written by 3番目の落書き / 2008.01.25 00:50

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