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2007.12.22 01:07 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  医療制度 / 行政  |  春野ことり  | 推薦数 : 10

いいぞ!医龍2

医龍2に関しては以前も書いた。

土下座する医者

 

昨日は最終回であった。

小学生の長男と一緒に見た。

またまた、絶対にありえない!!ということが起こる医龍だが、最終回はなかなかよかった。

 

まずいきなり、天才外科医朝田が無理なオペをしようとし、同僚から

「医師免許剥奪されるぞ!」と言われる。

しかし、朝田は

「かまわない。患者の命が助かるのなら」

 

    ここ、小4の息子さえ 「ありえない。」とつぶやいていた

 

ま、そこはさらっと流し

 

子供に心臓と肝臓の同時移植。しかも大人の心臓を子供に移殖するという快挙を成し遂げ

  (ドラマですから・・・)

移植後、VT(注:致死性不整脈のひとつ)を起こすと、朝田は移植した心臓をしばらくの間手のひらで握り、収縮の違う箇所を手で感じ、ブラインドでクライオアブレーションをして成功。

  (ドラマですから・・・)

 病院職員が階段の両脇にずらりと並び、拍手喝采を浴びながらオペ着姿で階段をゆったりと下りてくる英雄オペチームたち。

  (スターウォーズ第1作のラストシーンみたいだった。ま、ドラマですから・・・)

 

 

しかし、最後の方で、医学部に行っていたけれど、医者になるのがあほらしくなり、経営を学び病院経営者になったという内田有紀が、この手術を見て感動し、

 

「この国の医療制度は、患者のために一生懸命頑張っている医師が報われない。

日本の医療を変えなければならない。

必要なお金(医療費)は国に出させる!」 

 

と、まるで全国医師連盟の会員かのように、我々医師の立場を代弁するようなことを言っていた。

(多少セリフ違うかも知れません)

 

そして、

「日本もアメリカに倣って市場原理を医療に導入し、払った額に見合う医療を受けられるようにすべきだ!

と演説していた悪徳教授 野口は、不祥事が発覚し、落ちぶれて、なぜかアメリカへ行き アメリカで倒れて救急車で運ばれる。

しかし、救急車の中でアメリカ人医師が

「こいつ、保険入ってるのか?」

「どうも入ってなさそうだぜ」

「この国では保険に入っていないやつは治療できない」

と会話するシーンが流れる。これはよかった。

アメリカのように医療に市場原理を導入するべきだと言っていた野口が、そのアメリカで医療を受けられないという皮肉が描かれ、一般の人に「市場原理を医療に導入することの怖さ」をそれとなく感じてもらえたのではないだろうか。 

 

 突っ込みどころ満載のドラマだったけれど、

思わず、最後は

「いいぞ!」

と思った医龍2でした。

 

 

なかのひと 

 

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