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天国で君に逢えたら 映画化されたのですね。8月25日全国東宝系ロードショーです。
(上をクリックすると映画の公式サイトにとびます)
「天国で君に逢えたら」は、2005年2月、肝細胞癌で享年38歳にて亡くなったプロウインドサーファー、飯島夏樹さんの処女小説のタイトルです。
この小説は飯島さんが闘病生活の中で医師とガン患者を主人公にして描いたフィクションなのですが、どうも、この映画は小説の映画化というより飯島さん自身の闘病やご家族のことを描いたもののようですね。
飯島夏樹さんの著書
書店に積んであるのを見て、2冊とも初版で読みました。
『ガンに生かされて』は、新潮社ホームページ上で連載していたエッセイ「今日も生かされてます」を一冊にまとめたもので、私はこちらの方がおすすめです。
『ガンに生かされて』の中で、こんなくだりがあります。
薬剤から何かの病気に罹患した方の訴訟問題がテレビで報じられていた。
この問題に対してとやかく言うつもりはない。僕には知識もないし、被害者でも加害者でもないから。
しかし、気がかりなことがひとつある。どの人も“怒りの人”になっている。“怒りの人”を見るのが、あるときから僕はとてもつらくなった。
なぜならば、“怒りの人”の行きつく先に希望はない。
たとえ何かを得たとしても、幸福も安らぎもないと僕は感じる。
最終的に辿り着くべきなのは、受け入れること。結局はそこに行くべきではないだろうか。(p.49)
以下は2年前に私がAmazonのHPに投稿した『ガンに生かされて』のレビューです。
「お涙頂戴的」ではなく、ユーモアも交えた前向きで爽快な文章がよかった。
ガン宣告の後、うつ病と引きこもりになったという著者だが、うつ病を克服し、ガン終末期で体調は劣悪なのに、体調はまだよかったがうつ病だった頃を思い出して「あの頃は本当に辛かったよね。」と、奥さんと話し合っているところが印象的だった。そんな彼の「最終的に辿り着くべきなのは受け入れること」という言葉は重い。自分の身にたとえどんなことが起ころうと、それを受け入れることができれば、心の幸福は得られるのだろう。
本書には、決してきれい事ではなく、あらゆる事への著者の心からの感謝の気持ちがいっぱいに溢れている。たとえ38歳で、末期ガンで4人の子供を残して逝ってしまっても、彼の人生は幸福だったと信じられる。いかに死ぬかということは、いかに生きるかと同じくらい大切に思える。
本書は「日々感謝して生きることの大切さ」と「運命を受け入れることの大切さ」を教えてくれた。あとがきに「この本を手に取ってくれた人に心からアリガトウと言いたい」と書いてある。こちらこそ素敵な本をアリガトウと言いたい。
ぜひ、多くの方に読んでいただきたい著書です。
とくに、今”怒りの人”になっている方々におすすめしたいです。
”怒り”からは幸福は得られないということ,”受け入れること”の大切さを教えてくれる素晴らしい本です。
映画も、楽しみですね。
ぜひ、ヒットしてほしいです
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