山口県光市母子殺害事件の差し戻し控訴審公判が行われた。
「聞くに堪えない3日間だった」と本村さんは憤りを表した。
私も、第3者ながら怒りに震えた。
「お母さんに甘えたかっただけ」
「殺意はなかった」
「夕夏ちゃんの首にひもを蝶結びした」
「どらえもんに助けてもらえると思った」
「生き返って欲しいと思って乱暴した」
・・・・・
はらわたがムカムカして吐き気を催し、怒りで眩暈を覚えた。
これは私の勝手な考えだが、尊厳死反対論と死刑廃止論は同じ根源から来ているように思う。
想像するに、この世に生を受けた以上、凶悪な殺人鬼も、末期がん患者も、絶対に死んではならない、死なせてはならない、生かさなければならない、という考えに基づくのだろう。
これは宗教的な考えであり、誰かが相手をいくら説得しても、考えを変えさせることはできないのだろう。
本村さんのコメントが心に残る。
裁けない司法なら要らない 大野病院事件の産科医を有罪にするような司法なら要らない。大淀病院事件の産科医に損害賠償を命ずるような司法なら要らない。
何の罪もない女性を強姦し、母子を殺した犯人を死刑にできない司法なんて要らない。
本村さんに強く同意する。
人気blogランキングへ ←順位が少し上がりました。ご協力ありがとうございます。
天国へのビザ こちらもよろしくお願いいたします。
続きを読むをクリックすると、参考ニュース記事が見られます。
以下、YOMIURI ONLINEよりhttp://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/matome/hikari/hi_07062702.htm
◆被告人質問の主なやりとり
――配管工を装って、本村さん方に上がり込み、(妻の)弥生さんに「ご苦労さま」と言われ、どう感じたか
お母さんに甘えたいという衝動が起こりました。
――その後、どうしたか
後ろから抱きつきました。
――性的な期待があったのか
全く期待していません。
――お母さんとは誰か
中1の時に亡くなった実母です。弥生さんを通して見ていました。
――(抱きついて一緒にあおむけに倒れた後)抵抗する弥生さんを見て、どう思ったか
お母さんをイメージしていたので、信じられない状態でした。
――その後はどうなった
弥生さんが動かなくなり、確認すると、手で首を押さえていました。
――乱暴しようとは思わなかったのか
全くありません。
6月27日20時51分配信 産経新聞より
被告「生き返って欲しいと乱暴」第3回公判詳報 光市母子殺害
山口県光市の母子殺害事件をめぐる差し戻し控訴審の第3回公判で、元会社員の男性被告(26)=事件当時(18)=に対する被告人質問の主なやりとりは次の通り。 《被告は26日と同じ服装。尋問は前回公判の続きから再開された》 弁護人「その後、再び赤ちゃんをあやそうとしたのか」 被告「抱っこしたのだが、へたりこんで赤ちゃんを床に下ろした」 弁護人「それからどうしたのか」 被告「ポケットに手を入れたら、ひもが入っているのに気づいた」 弁護人「それを赤ちゃんの首を絞めるのに使ったのか」 被告「分からない。首にひもが巻かれていたことは逮捕後知った」 弁護人「赤ちゃんが亡くなったことは事件当日に認識したのか」 被告「はい。深い絶望に陥って、赤ちゃんを押し入れの上の天袋に入れた」 弁護人「なぜ天袋に入れたのか」 被告「今思うと幼いのだが、ドラえもんの存在を信じていた。押し入れに入れれば、ドラえもんが何とかしてくれると思った」 弁護人「その後、どうしたのか」 被告「弥生さんにハイハイするようにして近づいた。お母さんに助けを求める心境だった」 弁護人「近づいて何をしたのか」 被告「乱暴した」 弁護人「亡くなっているのを分かった上でなぜ乱暴したのか」 被告「生き返ってほしいという思いだった」 弁護人「どういうことか」 被告「山田風太郎の『魔界転生』という本に、そういう復活の儀式が出ていたから」 弁護人「乱暴した後、どうしたのか」 被告「弥生さんを押し入れに入れて、座布団を何枚か上に乗せた。布団をかけてあげるような気持ちだった」 弁護人「その後、本村さん宅を出るときに持って出たものは」 被告「粘着テープとペンチ、スプレー」 弁護人「でも、粘着テープと思っていたものは何だったのか」 被告「(弥生さんの)財布だった」 《これまでの判決は、被告が遺体を押し入れに隠した上で財布を盗んで逃走したと認定している。弁護側の最後に、主任弁護人が供述内容を確認した》 弁護人「弥生さんと夕夏ちゃんを殺害しようと思ったことは」 被告「ない」
弁護人「死んでもいいと思ったことは」 被告「ない」 弁護人「昨日と今日、聞いた通りか」 被告「はい」 《続いて検察側が尋問》 検察官「弥生さんの口と手に粘着テープを張ったと供述していたが、遺体の写真をみると、鼻にも張られているが」 被告「張った覚えはない」 検察官「最高裁に提出した上申書や鑑定人への説明は、今回の被告人質問と同じ内容か」 被告「ちがう。上申書を出したのは1年前だが、この1年、記憶を精査した」 検察官「上申書ではどう説明していたのか」 被告「法廷で話したことが真実に最も近い」 裁判長「質問に答えなさい」 被告「覚えていない」 《検察側の尋問は30分足らずで終了。昼の休廷をはさんで裁判官が尋問した》 裁判官「遺体に乱暴した後、脈を確認したりはしたのか」 被告「いいえ」 裁判官「生き返らせようと乱暴したのに、実際に生き返ったか確認しなかったのか」 被告「はい」 裁判官「なぜ確認しなかったのか」 被告「分からない」 裁判長「『魔界転生』を読んだのは、単行本か文庫本か」 被告「覚えていない」 裁判長「自分で買って読んだのか」 被告「覚えていない」 《被告人質問は終了。その後、証人尋問が行われている間、被告は後方の被告人席にじっと座っていた》
「ドラえもんが何とかしてくれる」元少年、改めて殺意否認 山口県光市の母子殺害事件で、殺人などの罪に問われ、最高裁が1、2審の無期懲役の判決を破棄した元会社員の男性被告(26)=事件当時(18)=に対する差し戻し控訴審の第3回公判が27日午前、広島高裁(楢崎康英裁判長)で始まった。前日の第2回公判に引き続き被告人質問が行われ、被告は本村弥生さん=当時(23)=の遺体に性的暴行を加えたことについて「生き返ってほしいという思いだった」と供述した。
被告は弁護側の尋問に「お母さんに助けを求める心境で弥生さんの遺体に近づき、性的暴行を加えた」と供述。理由については伝奇小説に、同様にして死んだ女性を復活させる儀式の場面があったから、とした。 また、長女の夕夏ちゃん=同11カ月=を死亡させた状況については「はっきりしない」としたが、遺体を押し入れの天袋に入れたことは「ドラえもんの存在を信じていた。押し入れに入れれば、ドラえもんが何とかしてくれると思った」と説明した。弁護側の最後の質問では「弥生さんも夕夏ちゃんも殺害しようと思ったことはない」と改めて殺意を否認。検察側の主張は「事実無根」と主張した。 続いて行われた検察側の尋問では、最高裁に提出した上申書や差し戻し審に向けた鑑定人との面会で、犯行状況について被告人質問とは異なる説明をしたことを追及されたが、「自分の記憶を精査してきた。今回、法廷で話したことが真実に最も近い」と述べた。 被告は差し戻し前の1、2審では起訴事実を全面的に認めていた。
|
コメント
コメント一覧
~Tai-chan先生、私もモトケンさんのブログ覗いてみましたが、何だか難しくて・・・。この記事は単に感情論で書いてみました。 春野ことり
先生のブログはよく拝見させていただいております。
以前、司法はと一括しての論評をTai-chan先生に怒られてしまいましたが先生と同じ気持ちです。
医者たたきは延々とするのに、こういう問題に関してはどうしてあまりマスゴミは問題視しないのでしょうか?よく分かりません。
あっ、神奈川もB29に爆撃を受けております。
~S-chan先生はじめまして。ようこそいらっしゃいました~
先生のコメント、他のブログでよく拝見させていただいております。同意いただき心強いです。ありがとうございます。
先生は神奈川の方ですか。 春野ことり
人の命を奪ったのだから、その罪に対価する罰は「死刑」でしょう。
ただいろいろな事情は考慮するべきですので、まず「死刑求刑」し、その後に情状酌量の余地があれば減罰する、と、これで原告被告双方の人権が平等に扱われると思うのですが。
被告側の主張は聞くに耐えず、多くの人が嫌悪の気持を抱いたと思います。
医療裁判で医療側をメタメタに叩くマスコミが、なぜこの裁判の被告の主張を叩かないのか?
母子強姦殺人犯の人権は尊重され、医療人はなぜ尊重されないのでしょうか。
~rinzaru先生、コメントありがとうございます~
私も「死刑」は必要だと思っています。無期懲役なら一生刑務所から出られないようにするべきです。
>母子強姦殺人犯の人権は尊重され、医療人はなぜ尊重されないのでしょうか。
おっしゃるとおりですね。 春野ことり
自分達の作ったストーリーを真実と認めさせようと言う発言。
昨今の不当な医療裁判にも繋がる嫌悪感を感じました。
~メタボ先生、初めまして。コメントありがとうございます~
共感いただき、ありがとうございます。
嫌悪感を抱いたのが私だけではないと分かり、嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。 春野ことり
~たぬくまぞうさんコメントありがとうございます~
本当におっしゃるとおりですね。理不尽なことが多い世の中です。一般の方からあまりコメントがこないので(けん制しているせいか)、コメントとっても嬉しいです。 春野ことり
どのような背景があろうと、
性暴力は絶対に許せません。
TB送らせて頂きました。
~なな先生TBありがとうございます~
性暴力被害に遭われた女性、本当にお気の毒です。早く立ち直って欲しいと思います。この事件のように性暴力をされた上に殺されてしまったら・・・立ち直ることさえできません。二度と犯人を世に出してはいけないと思います。 春野ことり
>裁けない司法なら要らない
>大野病院事件の産科医を有罪にするような司法なら要らない。大淀病院事件の産科医に損害賠償を命ずるような司法なら要らない。
なんで、そういうつながりになるのでしょうか?
あまりに恣意的です。
少し前に、日曜朝の情報番組で、本村さんと大淀病院の被害者の夫が同列で報じられていたのを覚えていませんか?
何の罪もない妊婦を放置し、19もの病院をたらい回しにした医療を有罪にできない司法なんて要らない。
一般の怒りは、こうだと思いますが?
「女記者は、枕と肉体で仕事を取って来い」とばかりに、
以前、風俗店で未成年従業員から性的サービスを受けて、警察から事情聴取を受けた前歴のある元タレントの某田舎県知事のマンションに泊り込んでいた、某民放の女性記者。
職業の立場を利用して、新人タレントを手当たりしだいに襲ったBS朝日の元社員、痴漢NHK職員等枚挙に暇がありません。
へたに性犯罪をたたくような報道をして、自社の社員がそう事件のかどで逮捕された時には、本当にしゃれにならないので、レイプ犯罪の報道については及び腰になるのかもしれませんね。
~akagama先生、コメント、TBありがとうございます~
なーるほど。そういうわけですか。ふむふむ。納得。 春野ことり
日本人の誰もが陪審員になるかもしれないと感じることで、この事件への感心はますます高くなるのではないでしょうか?
~Tai-chan先生コメントありがとうございます~
陪審員制度になると、医療裁判はどうなるのかな~、と非常に不安です。特にこの記事への「なんでそうなるの?」さんのコメントを読むと・・・。 春野ことり
~そうですか。安心しました。 春野ことり
>なんで、そういうつながりになるのでしょうか?
あまりに恣意的です。
僕もちょっとそう感じますが・・・
>少し前に、日曜朝の情報番組で、本村さんと大淀病院の被害者の夫が同列で報じられていたのを覚えていませんか?
これは明らかに偏向報道でしょう。
>何の罪もない妊婦を放置し、19もの病院をたらい回しにした医療を有罪にできない司法なんて要らない。
勉強不足だと思います。正しくは、
何の罪もない妊婦さんが、19もの病院をたらい回しにならざるをえない医療システムにしてしまった行政を有罪にできない司法なんて要らない。
ということではないでしょうか?
>一般の怒りは、こうだと思いますが?
残念ながらその通りなので医療が崩壊してしまうのです。
システム上の問題を医師個人の責任にされてしまうので、
リスクの高い医療の担い手が生まれにくい状況になっています。あなたが医学生だったら、逮捕されてまで、賠償金背負ってまで産婦人科医をやろうと思いますか?
コンビニバイトの方がましだと一般人は考えるのじゃないでしょうかね?
『春野ことり様』は、産科「医」を有罪にするような司法なら要らない・・・と書かれておりますよ。
『なんでそうなるの? 様』も大淀事件は「医療」を有罪にできない司法なんて要らない・・・と書かれています。
お二人とも「医療行政」を裁くべきという認識でいらっしゃるのでは?
なんでそうなるの様、はじめまして。
あなたのようなお考えの方が、一般の方の中にたくさんいらっしゃるのは、我々医療者も承知をしております。
一言、ご説明の機会をいただけるならば、
医療者は、「医療」という荒れ狂う海の中で、「病院」という小船に乗り込んで、港(快癒)までお客様(患者様)を送り届けようと必死に操船する航海士と考えていただければと思います。
穏やかな海では、航海可能な海も、時化の海の航海は難渋を極めます。
たしかに、御落命された妊婦様には何の罪もありません。
しかし、当夜の担当医に罪がございますでしょうか。
彼は、当時の、深夜の時化の海で必死に、出来うるかぎりの操船を試みたのではありますまいか?
今日も、同じ時化の海の船に乗りこむ、我々はそう考えています。
そして、我らには、どんな時化の海でも、船を降りることは許されないのです。
そのとき、結果的に患者様が、残念な経過をおとりになったさいに、その時に果たして、航海士はどれだけの責めを受けるべきなのでしょうか。
実は、あれほどの時化の海で彼はよくやったものだと同業のものは口をそろえていいます。
荒れ狂う、医療が裁かれるのは当然として、その中で翻弄される医師もはたして裁かれるべきなのでしょうか?
それから、朝の「情報番組」のことでございますが、かの報道を全て「真実である」と考えることは甚だ危険で御座います。
悪意をもった報道者の意思によって何とでも番組の内容は、粉飾が可能であるからです。
そもそも、大淀病院のくだりで、奥様を亡くされた御主人様と、光市母子殺害事件で奥様とお嬢様を亡くされた御主人様と、同義で、番組に取り上げること自体がそもそもの間違いであると、私は思います。
大淀病院のくだりについては、犯罪行為は一切、存在していないからです。
このような、報道者の犯罪的行為が、一般の方に誤解をあたえている現在の状況は、我々医療者にとっても困ったことだと思います。
ご理解をいただけましたら幸いです。
長文、誠に失礼いたしました。
が、様々なブロブや書き込みを読みすすめていくうちに、逆の怖さも覚えます。もし、今回のやりとりが真実だったなら・・・。
みなさんの知識は報道によってもたらされたものです、報道内容はメディアにより操作されたもので、客観性もなければ、真実でもありません。これまでの証言は警察に脅されたものかもしれません。どこかの婦女暴行?禁固刑は冤罪でした、松本サリンは誤認逮捕でした。66億の人間がいればドラエモンを信じている人間もいるかもしれません、パニックに陥った人の思考を理解する事も出来ません。
私は、死刑賛成派ですし、今回の事件は仮に殺意が無くても死刑が妥当と考えます。
しかし、今回の答弁を嘘だと断定し、そこに感情移入してしまう事には抵抗を覚えます。
みなさんの思考は限られた情報による主観に過ぎない事を認識する必要がある様に思います。
今回の答弁、本当に弁護側の死刑逃れの創作だとしたら最低の弁護士団ですね。
>なんでそうなるの様
えーxxと、どうお返事を書こうかな~と思っていた矢先に、脳外科見習い先生とakagama先生が助け舟を出してくださり、私は何も書くことがなくなってしまいました。
脳外科見習い先生、akagama先生、どうもありがとうございました。
>雪の夜道先生
確かに、先生の仰るとおりですね。
なんでそうなるの様は「医師」ではなく「医療」と書かれているので、医療制度を裁くべきと言っていらっしゃると解釈できます。
>ふみ様
お久しぶりです。拙ブログを見捨てずにいてくださってありがとうございます。仰るとおりで、私達はマスコミがもたらす情報からしか事件について知ることができません。その情報が正しいかと言うと、医療報道に関しては偏向が多いので、おそらく他のことに関しても同様だと思います。ネットという情報源もありますが、これもどこまで信じていいのかわかりませんね。ただ、この犯人がしたことは、いかなる背景があっても許されることではないと私は思います。
akagama先生やなな先生のブログでお名前を拝見しつつ
なかなかお邪魔が出来なかったのですが、今般寄らせて
頂くことが出来ました。
極刑が予想される裁判となるとかくも大勢の弁護団が
付くものなのだ…と思い、驚いた再審でした。
長引けば長引くほど、少年裁判って「真実が見えなくなる」
ような気がします。
この法廷でのやりとりが弁護団のシナリオだったとしたら、
弁護団でさえ、被害者と遺族を愚弄したことになるような
気がします。
死してなお、姦淫した行為、女性としての立場から個人的
には吐き気がするほど許せないです。
~来夢さん、はじめまして。コメントありがとうございます~
私も来夢さんのお名前、よく拝見しておりました。拙ブログへお越しいただきありがとうございました。
少年犯罪に限らず裁判って長引くほど真実が見えなくなりますよね。
>この法廷でのやりとりが弁護団のシナリオだったとしたら、
弁護団でさえ、被害者と遺族を愚弄したことになるような
気がします。
私も全く同感です。考えただけで吐き気がします。
コメント嬉しいです。私もakagama先生となな先生のブログのファンですので、またお目にかかると思います。
私のブログは少しの間お休みしようと思っていますが、また気が向いたらお寄りくださいね。 春野ことり
コメントを書く