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ブログランキングに参加したら、いっきに3位まで上昇しまして、4月5日はアクセス数が1日3千を超えました。ブログ主も大変驚いて(@@)おります。皆様、本当にご協力ありがとうございます。
これだけアクセス数が増えるとプレッシャーも感じます。下手な事書いたら非難のコメントがバンバン来そうですし・・・。(弱気な拙ブログはコメント承認制ですので、あしからず)
前々回の「甘草」の副作用について実例を挙げたエントリーが、非常に多くのコメントをいただきまして、好評だったようです。やはり、皆さんの求めているのはこういう臨床実地ネタなのか?と思い、過去に好評だったネタを再度アップしたいと思います。
↓今年の1月に書いた記事です
SAHというのはクモ膜下出血のことです。歩いて来院するクモ膜下出血(walking SAH)、これを見落とした経験を記事にしたところ、好評(?)だったようで、やはり同じような経験をされた方が結構いらっしゃるということがわかりました。
私がいつも勉強させていただいている、救急診療における地雷例を取り上げたブログ日々是よろず診療の中でも
にてSAHの症例を取り上げています。
私は残念ながら、問診だけでWalking SAHを見分ける自信はありません。たとえCTを撮っても、警告出血というごく少量の出血を指摘できる自信もありません。
じゃあ、どうすればいいのでしょう・・・?
私は自分の苦い経験から、頭痛患者さんには全員クモ膜下出血の可能性をお話するようにしています。CTを撮って出血が指摘できなくても、自分は脳外科医ではないので軽微な出血を見落としている可能性があることをお話します。
患者さんは不安になるかも知れません。
でも、仕方がないですね。こっちも「もしSAHの警告出血だったらどうしよう」と不安でいっぱいなのですから。
脳外科の常勤がいる病院だったらいいのですが、うちの病院は非常勤が週2回来るだけですし、もしそれまでに再出血なんてことになったら・・・
心配はつきません。
特に若い医師の方にはこういう症例があることを知っておいてほしいと思います。
たとえ夜中に
「1週間前から頭が痛いんですけど、だんだんひどくなって・・・」と言って歩いて来院する患者さんがいても、
「1週間前から痛くてなんで夜中に来るんですか!平日に出直してください」
などと(普通はそう思いますが,たとえ思っても口には出さない方が賢明です。)
冷たく追い返すようなことは、決してしない方が自分の身のためです。
こういう患者さんの中にSAHの症例が紛れ込んでいる事が、まれにあるからです。
追記: 夜間に病院を訪れる患者さんの多くは、医師は交代制をとっているものと思っているようなので、医師が不眠不休で疲れているということを理解してはくれません。万一ミスがあっても、残念ながらその辺の考慮はしてもらえないのです。(辛いです)
天国へのビザ よろしくお願いいたします。
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コメント
コメント一覧
日々是よろず診療さんの地雷シリーズ
面白いですね。
アルコールにマスクされている
脳卒中というのは非常に多いと思います。
1週間前から頭がいたい人、
MRIとってみたらスパズムで脳梗塞ができていたり
出血は無くなっているけど、水頭症だったり
といろいろバリエーションがあります。
苦しい病気でした。
今でも、胸がつまります。
脳外科は、大変ですね。アルコールにマスクされている例もこわいです。
>Atsullow先生、辛い事を思い出させてしまって申し訳ありません。助かるSAHの症例が見落とされる事がないようにと願って記事をアップいたしました。お許しください。
拙ブログの過分なご紹介ありがとうございます。
SAHネタは、もうそう多くはないけど、まだあることはあるので、ボツボツと頃合をみて、文章化してみたいとは思っています。
>冷たく追い返すようなことは、決してしない方が自分の身のためです
同意です。ただ、連続勤務、翌日の通常勤務が控えていると、夜間はなるべく抑えないと自分が持たないという心理状態は、得てして、善良な医師でさえ、冷たい人間に成り代わります。勤務医は、声を大にして、夜間勤務のあり方を訴えていかないといけないと思っています。
>連続勤務、翌日の通常勤務が控えていると、夜間はなるべく抑えないと自分が持たないという心理状態は、得てして、善良な医師でさえ、冷たい人間に成り代わります。
全くそのとおりだと思います。多くの患者さんは医師は交代制をとっていると思っているようなので、医師が不眠不休で疲れているということを理解してはくれません。万一ミスがあってもその辺の考慮はしてもらえないですよね。
医師の勤務条件の改善が急務です。
そのあたり、記事に追記いたしました。ありがとうございました。
やはり、「可能性を説明してカルテに記載する」これしか自衛策はないでしょうか。
アメリカは途中の過程が重視されます。もしもの場合に備えてカルテに記載し説明したか、そうであれば訴えらても裁判になりません。日本の医療訴訟も早く成熟して欲しいものです。
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