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2007.03.14 13:00 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  仕事 / 職場  |  春野ことり  | 推薦数 : 3

患者の怒り

今日の外来も忙しかったのですが、

忙しい外来の合間に、介護保険の意見書を書かないといけない患者さんが何人かいらっしゃって、

書類を書くために色々と質問しないといけませんでした。

脳梗塞後遺症で片麻痺の80代男性患者さんに、リハビリの進行状況について問診しようとしたところ、ハマリました。

 

リハビリなんて180日でうち切られてやってないわい!!

入院は3ヶ月まで、リハビリは180日まで!

そんなこと決めるんやったら、

80歳以上になった年よりはみんな尊厳死するように政府が決めたらどうなんや~!!

ワシはこんな体で生きていたくないんじゃ~!!!」

 

 

と、受付まで聞こえるような大声で叫んで帰って行かれました。

 

脳血管障害で後遺症を抱えた患者さんに180日でリハビリを打ち切るというのは、「頑張ってリハビリして、今より良くなろう」という希望を奪い取ることです。

患者さんの怒りはごもっともです。

 

リハビリは180日で打ち切られ、入院したら3ヶ月で退院しろといわれ、療養型病床は今後なくなるという。寝たきり患者さんの受け皿が確保できないのに、尊厳死は認められない。寝たきりになっても、意志の疎通が行えなくても、食事が摂れなくなっても、死なせてもらえない世の中。

それなのに介護の受け皿がない

どうしたらいいのでしょうね・・・。

 

私も、考えてしまいました。

 

しかし深く考える時間もなく、 その後も忙しい外来は続きました。

 

おわり

 

天国へのビザ

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