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今朝、夫がプンプン怒っていました。
「週刊誌にアホな記事載せている医者がいる。おまえ、ブログに書け!」
そして、テーブルに置かれていたのは、週刊新潮1月18日号。
折り目のつけてあるページを開くと、なになに、「ホコリ高き院内感染」という記事。
読んでみると、冒頭から、こんなことが書いてありました。
友人が手術で入院したときにお見舞いに行ったら、発熱があるといって点滴を受けていた。私はこれは院内感染だとすぐに確信しました。(理由は、カーテンレールの上がホコリだらけだったからとのこと。)
友人は無事に退院したが、中には命を失うこともある。
この数年、新潟大病院、阪大病院、京大病院、長崎大病院、高知大病院といった大学病院で死者が出ている。
中略
2006年の暮れに発生したノロウィルスの流行でも、福井県の高齢者施設で一人、松山の病院で4人、金沢の高齢者施設で1人、・・・・・・・・・院内感染や施設内感染で死亡しました。細菌学的な清潔清掃さえきちんとしていたらと思うと残念です。
体力が落ち免疫力の低下している病人や高齢者を、院内感染から守るのは、病院や施設の最も重要な仕事のはず。
うんぬん
ここからは私の意見
これを書いた人は医学博士らしいのですが、体力が落ち免疫力の低下している病人や高齢者はどんな環境にあっても感染を起こすということを、ご存じないようです。
カーテンレールにホコリがたまっていたから、友人が熱を出したのは院内感染と確信するとは、すごい飛躍ですねー。
ノロウィルスは、病院や施設だけでなく、家庭や学校、職場で、健常人に蔓延しました。それなのに、免疫力の低下している高齢者をノロウィルスに絶対に感染させない方法があるんですかね?
老人はいつか死にます。きっかけがノロウィルスであったり、MRSAであったりしますが、それは免疫力が低下しているから仕方がないことなのです。それをすべて病院や施設のせいにされては困ります。
以前、患者さんからMRSAが検出されたとき、奥さんに「院内感染の原因になる菌が出ているから隔離を必要とする」という由のことを話したら、奥さんから間接的に聞いた息子さんが
「院内感染させるとはどういうことや!この病院はどうなっとんじゃー!!」と怒鳴り込んできたことがあります。
こういう記事を読んで、またそういうクレーマーが増えるのではないかと心配です。
書くだけの人は責任がなくていいですね。
院内感染という言葉に過敏になる患者や家族の対応をさせられる者の立場にもなって欲しいです。
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