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今日は初雪が降っています。
父が医師である友人に天国へのビザをお渡ししたところ、お手紙をいただいたそうです。
以下、紹介します。
拝啓
年の瀬も迫ってまいりましたが、お元気で多忙のことと思います。2編の小説を読み正直、感嘆と驚きでした。臨床医としても優秀な女医さんであるばかりか、立派な内容の小説2編を、しかも短期間(内容から1年内か?)で描くとは。正面から高齢化の現実を捉えた優秀な娘さん、孫2人もいて、うらやましい限りです。
ところで、小生も老健(注:老人保健施設)5年目になりましたが、作者の「尊厳死」の課題、まったく同感です。小生の属する老健や特養(注:特別養護老人ホーム)もここ1,2年、胃瘻(注:お腹に穴を開けて胃まで栄養を流すための管を留置すること)の入所者増加であり、苦々しい思いでいます。胃瘻がありながら、手芸に取り組んでいる少数の例外はありますが、あとの方たちはほとんど会話もできない全介助の方です。過日、職員のワクチン接種に○○の特養に行ったとき、いみじくも看護婦さんが言っていました。
「あの人たち(胃瘻の利用者)ほんとに可哀相。何で生かされてるんやろうね。」
尊厳死協会が結成され相当になりますが、全国民が65歳になったら入会するような時代となったら、日本の医療費・介護費は少なくとも1,2割は減少するのではないかと思います。しかし、現実は、残念ながら作者の「あとがき」の内容通りでしょう。
本書はみんなに読んで欲しいなと思います。できれば渡辺淳一氏?や、医師で作家の方にも贈呈されたらと思います。
久しぶりに県庁に行って、この小説を話題にしたら、「そんな優秀な医師を行政にもほしいな」と言っていました。健康福祉部 ○○技監です。小生が頂戴したのは、手元に置きたく、余分にあるようでしたら贈呈していただくとありがたいです。
今年は、弟のがんでの入院、先輩のお嬢さん(働き盛りの医師)の過労死など、不幸な出来事の多い年でしたが、「天国へのビザ」でややホッとした感じです。
来年はよい年を願って、とりあえずお礼申し上げます。ご家族皆さん健康でよいお年をお迎えください。
娘さんによろしく。 敬具
誠にありがとうございます。
お世辞にも優秀と何度もお褒めいただきましたが、私は自分では優秀な臨床医などとはこれっぽっちも思ったことはございません。もっともっと優秀な医師はたくさんいらっしゃいますので、その方たちに申し訳ないです。
行政にもお声をかけていただき、ありがたいことです。
渡辺淳一先生にはどうやったら読んでいただけるのでしょうか?教えてほしいです。
手紙内の赤字部分は(私が勝手に赤字にして強調しましたが)、誰もが感じることだと思います。
著者自身も、ぜひ天国へのビザを多くの人に読んでいただきたいと思います。
米国留学中のyoung先生のブログです・アメリカでのDNRを意思表示する制度について
米国留学中のTai-chan先生のブログより・Living Will_
こういうことが日本でも普及するべきなのです。
Atsullow先生がブログで天国へのビザをご紹介くださいました! 誠にありがとうございます!!
では皆様、よいお年をお迎えくださいませ。
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