日本赤十字社医薬品情報ホーム頁より引用より引用します。
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2008.0328
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第5回東京都輸血療法研究会のシンポジウムから、「輸血管理料」の背景と病院の取り組みを紹介します。
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日経ネットから引用
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オリンパス、輸血関連記録の一元管理など行う輸血管理システムを発売
輸血関連記録の一元管理で輸血リスクマネジメントと病院経営の効率化に貢献する 「OLCOS(オルコス)輸血システムII」新発売
~厚生労働省の輸血療法に関する改定指針に対応~
オリンパス株式会社(社長:菊川 剛)は、患者さんの血液型や感染症の有無を調べる輸血検査の結果や輸血歴、また輸血製剤の在庫や保存検体を一元管理でき、さらに輸血関係記録の集計・統計までを行う輸血管理システム「OLCOS輸血システムII」を2007年8月8日に国内で発売いたします。本システムの導入により、輸血前後の感染症検査結果や保存検体を、2005年9月に改定された厚生労働省の「輸血療法の実施に関する指針」及び「血液製剤の使用指針」に沿って適切に管理でき、また2006年度診療報酬改定により新設された「輸血管理料」の取得作業が効率化されます。オリンパスは、本システムの販売により輸血リスクマネジメントと病院経営の効率化に貢献してまいります。
【発売の概要】
製品(システム)名 「OLCOS輸血システムII」
価格 360万円
発売日目 2007年8月8日
標販売数 60台/年
【主な特長の概要】
1.輸血前後の感染症検査結果や血液製剤・保存検体の一元管理を実現し、改定された厚生労働省の指針に対応
2.血漿分画製剤(*)の管理機能の搭載や各種統計機能の充実により、新診療報酬の「輸血管理料」の取得を支援
3.電子カルテ、検査や投薬などのオーダリングシステムとの接続も柔軟に対応
*血液製剤は全血製剤、成分血液製剤、血漿分画製剤に大別されます。血漿分画製剤は、血漿に含まれるさまざまなタンパク質を成分ごとに分画・精製した「タンパク質」製剤のことです。
<「OLCOS輸血システムII」操作画面>
※ 関連資料参照
【導入の背景】
2005年9月に厚生労働省が「輸血療法の実施に関する指針」及び「血液製剤の使用指針」を改定し、輸血前後の患者さんの感染症検査結果と血液検体の保管が義務づけられました。これは輸血を受けた患者さんが後に感染症にかかった場合、それが輸血による副作用かどうかを輸血前後の感染症検査の比較によって究明できるようにし、また輸血用血液製剤による感染と疑われた場合には、その製剤献血者の過去の献血歴にまでさかのぼって調査することによって、感染症の拡大防止、感染者の早期救済に役立てることを目的としています。本改定により、輸血療法を行う医療機関では、輸血検査結果や製剤・検体の管理を新指針に沿って適切に行うことが求められるようになりました。一方、輸血療法の診療報酬は、これまで血液製剤の種類ごとに「薬価」として定められた金額を輸血投与量に応じて支払われていたため、それに伴う患者情報や輸血歴情報の管理、製剤管理などにかかる費用は考慮されていませんでした。しかし本改定後の流れを受け、2006年度の診療報酬改定の中で「輸血管理料」が新設され、一定基準を満たす医療機関は輸血にかかわる管理費用を診療報酬として請求できるようになりました。「OLCOS輸血システムII」は改定された厚生労働省の指針にも新たに対応し、輸血関連記録の一元管理と輸血管理料獲得支援のニーズに応えて開発されました。
【主な特長の詳細】
1.輸血前後の感染症検査結果や血液製剤・保存検体の一元管理を実現し、改定された厚生労働省の指針に対応
「OLCOS輸血システムII」では、これまで患者さんごとにしか記録できなかった感染症の検査結果を、輸血ごとに確認できる機能を搭載しています。これにより、厚生労働省の「輸血療法の実施に関する指針」改定に沿った形で輸血前後の感染症検査結果を管理することが可能です。また、新指針により一定期間の保管が義務づけられた患者さんの輸血前後の血液検体は、本システムにより、患者、輸血依頼、使用製剤のいずれからも検索可能です。また、フリーザー番号や検体ボックス番号など検体保管場所情報の登録も可能となったことにより、保存検体の効率的な管理を実現しています。
2.血漿分画製剤の管理機能の搭載や各種統計機能の充実により、新診療報酬の「輸血管理料」の取得を支援
「輸血管理料」としての診療報酬請求には、輸血にかかわる副作用の監視体制を構築し、また限られた資源である輸血製剤の有効利用のためにこれまで管理義務の無かった血漿分画製剤まで血液製剤と共に一元管理することが条件となりました。「OLCOS輸血システムII」では赤血球、血漿、血小板などの血液成分製剤以外の血漿分画製剤までを管理できます。また、輸血量や検査数の集計、廃棄血の集計などのほか、各種統計処理も可能な上、輸血管理料取得基準についての使用状況を簡単な手順で出力する統計機能も搭載しており、さまざまな輸血管理料獲得支援機能により病院経営の効率化が図れます。
3.電子カルテ、検査や投薬などのオーダリングシステムとの接続も柔軟に対応
「OLCOS輸血システムII」は、電子カルテシステムなどと柔軟に接続して通信を行うことができ、輸血依頼・実施情報の受信、血液製剤の出庫情報の送信が可能です。輸血依頼・実施情報は手入力せずに自動的に電子カルテシステムから輸血システムに登録され、また血液製剤出庫情報を輸血システムから送信することにより、電子カルテシステムへの記載、照合システムとの連動などが可能になります。
【本件に関するお問い合わせ先】
○一般の方 : オリンパス株式会社 DS国内営業部
TEL 03-3340-2237(ダイヤルイン)
〒163-0914 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス
ホームページURL http://www.olympus.co.jp/
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
「OLCOS輸血システムII」操作画面
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0166803_01.jpg
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輸血管理料に関連するカテゴリを新設しました。
MMI Medical Newsより引用
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平成18年4月3日<5>
■都立駒込病院 4月から輸血管理料を算定
~年間400万円の増収に~
東京都立駒込病院(文京区、801床)は4月から、今回の診療報酬改定で新設された「輸血管理料I」を算定する。すでに算定要件を満たしていたため、特別な対応をせず年間約400万円の増収となる見込み。30年ほど前に輸血部門を設置し、安全で適正な輸血を進めてきた体制が、ようやく評価されることになる。同管理料をめぐっては、関係者から施設基準の厳しさが指摘されており、4月からの算定施設は少数にとどまりそうだ。
同院の輸血・細胞治療科には、常勤の医師2人と臨床検査技師7人(専従)がいる。管理料Iを算定するには、輸血部門でアルブミン製剤を一元管理しなければならないが、大多数の病院では薬剤部で管理されている。しかし、同院では全国に先駆け、四半世紀前の1982年から輸血・細胞治療科で管理してきた。
さらに、04年からは管理の対象をアルブミン製剤以外の血漿分画製剤にも拡大。現在22製剤の発注から出庫までの管理を行っている。いわゆる血液法の制定や薬事法改正、アルブミン製剤の管理実績から、同科の提案はすんなり通った。製剤の保管量は予想より少なく、保管スペースは特に問題とならなかった。
同科の比留間潔部長は、「有効期限が短い“生もの”の輸血用血液製剤の管理に比べ、有効期限が長く“乾物”と言える血漿分画製剤の方が簡単」と述べ、アルブミン製剤の管理は、同科にとって大きな負担にはならないとの見方だ。
血漿分画製剤には、同科発行のバーコードを張り付け、輸血用血液製剤と同様、患者のリストバンドのバーコードを照合した上で投与される。輸血部門システムと電子カルテは連動しており、投与記録の保管管理も可能になっている。
また、施設基準で年6回以上と定めた輸血療法委員会の開催頻度は、医療機能評価の認定更新のための再受審を前に、05年4月からちょうど毎月(8月を除く)の定例開催に変えていたため、要件を満たした。
●輸血療法委員会で症例検討も
委員会の内容も一新した。各診療科別の血液製剤使用実績、廃棄率、副作用や血漿分画製剤使用量を報告するほか、適正使用を図るための問題提起の意味を込め、症例検討も行っている。比留間部長は、「個別に指摘するより、病院全体の情報として共有した方が周知しやすいと考えた」と話す。
同院では、新鮮凍結血漿(FFP)/赤血球濃厚液(RBC)比が0.18で、アルブミン製剤/RBC比が0.9を切る。管理料Iの算定要件は、それぞれ0.8未満、2未満。関係者からは、算定要件の中でも特に難しいと指摘されているが、同院では余裕のクリアと言える。
同院では、アルブミン製剤が同科管理になったのを機に、主治医と輸血部門の医師で適応の有無を協議した上で出庫することとした。97年からはFFPも同様に運用している。特に手術症例では、緊急時は直ちに対応することを前提に、RBCの準備量が6単位以下の場合は、FFPの準備をやめている。
その結果、FFP/RBC比は、96年の1.02から2005年は0.18に大きく低下。FFPの使用量減少に伴い、一時的にアルブミン製剤の使用量が増えたが、98年以降はアルブミン製剤/RBC比が0.7~0.9で推移している。
比留間部長は、管理料Iの施設基準を満たせた背景について、「病院全体に当科などの中央部門を重視する風土があった。部署間の風通しが良く、各診療科が基本的に協力的だった」と振り返る。
同院では、輸血用血液製剤の年間廃棄率が約0.2%で、今年の1、2月はゼロだった。新人医師には、輸血ガイダンスで輸血関連指針を説明し、周知徹底するなど、同院の「輸血文化」を語り継ぎ、さらに発展させる考えだ。
【○輸血管理料Iの施設基準(抜粋)】
・輸血部門に専任の常勤医師と専従の常勤臨床検査技師が配置されている
・輸血部門で輸血用血液製剤とアルブミン製剤を一元管理している
・輸血療法委員会が年6回以上開催され、輸血の適正化への取り組みが行われている
・FFP/RBC比が0.8未満で、アルブミン製剤/RBC比が2未満
(2006年4月4日)
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