2007.10.14 18:17 |   |  伊豆の住人  | 推薦数 : 0

静岡県輸血懇話会会則

(名称)

第1条  この会は、静岡県輸血懇話会という。

(目的)

第2条 この会は、輸血医療および血液事業に関する調査研究を行うとともに、知識と技術の向上を図り、もってその推進と発展に寄与することを目的とする。

(事業)

第3条 この会は、前条の目的を達成するために、次の事業を行う。

(1)輸血に関する知識、技術の普及および啓発に関すること

(2)血液製剤の利用に関する学術的研究に関すること

(3)輸血医療および血液事業に関する学術集会の開催に関すること

(4)その他、目的を達成するために必要な事業

(構成)

第4条 この会は、静岡県の輸血医療および血液事業に関係する者をもって構成する。

(役員の種別および定数)

第5条 この会に、次の役員を置く。

(1)会長 1名

(2)副会長 3名

(3)常任幹事 若干名

(4)幹事 若干名 

(会長および副会長の選任)

第6条 会長および副会長の選任は、次による。

(1)会長は、役員の無記名投票により、常任幹事のなかから選出する。選挙の手続きは別に定める。

(2)副会長は、常任幹事のなかから会長が指名する。

(常任幹事)

第7条  常任幹事は、幹事のなかから1年以上幹事としての任務を遂行し、常任幹事会の承認を得た者を会長が委嘱する。ただし、次に掲げる者は、役職の交代により会長が常任幹事として委嘱する。

(1)静岡県健康福祉部薬事室長

(2)静岡県医師会役員

(3)静岡県の赤十字血液センター所長および技術部長

(幹事)

第8条  静岡県内の医師会、医療機関および行政機関のなかから常任幹事により推薦され、常任幹事会において承認された者を会長が委嘱する。

(役員の職務)

第9条 役員の職務は、次のとおりとする。

(1)会長は、この会を代表し、会務を統括する。

(2)副会長は、会長を補佐して会務を掌理し、会長に事故あるときはその職務を代理し、会長が欠けたときはその職務を行う。

(3) 常任幹事および幹事は、会務を処理する。

(会長および副会長の任期)

第10条 会長および副会長の任期は、次のとおりとする。

(1)会長および副会長の任期は、常任幹事会の承認を得てから2年とする。ただし、補欠の会長および副会長の任期は、前任者の残任期間とする。

(2) 会長および副会長は、再任されることができる。

(3)会長および副会長は、任期終了後も後任者の決定までは、その職務を行うものとする。

(会議)

第11条 この会の会議を次のように定める。

(1)会議は、常任幹事会および幹事会とする。

(2)会議の議長は、会長をもってあてる。

(3) 会議は、構成員の2分の1以上の出席をもって成立する。

(4)会議に出席できない構成員は、あらかじめ委任状を提出して議決を委任することができる。

(5)会議の議決は、会議に出席した構成員の過半数の同意をもって決し、可否同数の時は、議長の決するところによる。

(6)この会則に定めるもののほか、本会の運営に関し必要な事項は、常任幹事会の議決を経て定めることができる。

(常任幹事会および幹事会)

第12条 常任幹事会および幹事会は、次のとおりとする。

(1)常任幹事会は、会長、副会長、常任幹事により構成される。

(2)幹事会は、会長、副会長、常任幹事および幹事により構成される。

(3)年1回開催する。そのほか、会長が必要と認めたとき随時開催する。

(学術集会および例会)

第13条 学術集会は、年1回以上開催し、例会は、会長が必要と認めたとき随時開催する。

(退任)

第14条 役員は、3回続けて会議に欠席したときは退任とする。

(費用)

第15条 この会にかかる費用は、静岡県赤十字血液センター等の支出をもってあてる。

 (名誉会長および顧問)

第16条 この会に名誉会長および顧問をおくことができる。

(1)名誉会長および顧問は、常任幹事の推薦により、常任幹事会の承認を得たものを会長が委嘱する。

(事務局)

第17条 この会の事務局は、静岡県赤十字血液センター内に置く。

(会則の変更)

第18条 この会則は、幹事会出席者の3分の2以上の同意をもって変更する。

 

附則 この会則は、昭和59年10月27日より施行する。

(第1次改正 平成3年2月8日)

(第2次改正 平成10年10月12日)

(第3次改正 平成14年10月20日)

(第4次改正 平成17年2月12日)

 

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2007.10.14 16:27 |  消息  |  伊豆の住人  | 推薦数 : 0

Prof. Robin Coombsの訃報

少し古くなりますが、あのクームス法で有名なProf. Robin Coombsの訃報です。

2006年1月25日(享年85歳)

 

1986年4月にお目に掛かった頃の記述ですが、パソコンのファイルから掘り出してご紹介します。

*****

   クームス教授は生きている?

 推理小説のようなタイトルになってしまったが、このクームス教授とは、ドイルの小説に登場する有名な主人公のミスプリントでもなければ、新手の推理小説 に出てくる探慎でもなく、厳とした実在の人物である。すなわち、ケンブリッジ大学の免疫部門主任の肩書きを持つ、Robert Roystn Amos Coombs教授のことである。と言うよりも、近代免疫血清学において必須の検査である、抗グロブリン試験(クームス試験)の発見者であると言った方が、 大方の御理解を得やすいかと思う。
 クームス教授の講演会への誘いを受けた時、私は思わず「クームス教授が生きている?」と叫んでしまった。クー ムス試験が発見されたのが第二次世界大戦の 最中であったということは知っていたが、その発見者は既に歴史上の人物であると思い込んでいたからである。幸いにも、日本産科婦人科学会に出席することに なっていたので、東京での滞在を1日延ばして講演を聴くことができた。歴史上の人物に会えたという感激のためか、英語での1時間余の講演を1度も眠らずに 聴いてしまった。更に、その後のパーティではその歴史上の人物とじかに話まですることができた。最近、この時のスナップが送られてきたので、多分にミー ハー的ではあるが、会員諸氏への吹聴をこめて、講演の要旨も紹介したい。

The Antiglobulin Reaction---its history, development and application

 1945年、この反応は、Rh不完全抗体を測定するために、その最も単純な型で利用された。そして翌1946年には、まず人間、そして各種の動物の新生児(仔)溶血性疾思の診断に応用されるようになった。
  実験的研究の分野では凝集しにくい細菌抗体の検出にも用いられ、のちには慢性ブルセラ症の診断に有効な方法になった。最初に試みられたのは、アナフィラ キシー反応の際に抗原と反応する抗体(reagin)の検出であった。1954年、WellerとCoombsは、クームスの原理を応用して、現在広く用 い られている間接蛍光抗体法を開発した。脾、リンパ節など免疫臓器中の細胞集団に対する抗体産生細胞数を算定する、Jerne antibody plaque法においても、間接法を用いることによって、IgM抗体産生細胞だけでなく、IgG抗体産生細胞をも検出することが可能となった。
  1960年代には、免疫グロブリンに関して、各種のクラスやサブクラスとアロタイプが発見されたことによって、クームスの原理はますます広い分野で応用 され、それに基づく検査方法の種類も増加してきた。たとえば、in vitroでIgE(あるいはreagin)抗体を測定する目的に、ラジオアイソトープで標識した抗グロブリン抗体を用いるRAST (Radioallegro-soebent test)や赤血球凝集反応を用いる方法などが開発された。
 細胞学の分野では、なんと言っても、 組織特異性さらには腫瘍特異性の抗体を明らかにするために、混合凝集法と抗グロブリン法を合わせたMixed Antiglobulin Reactionが考案されたことであろう。この方法は、Bリンパ球のIgレセプターを証明するためにも用いられたが、さらに各種ロゼット法の開発に大き く貢献した。
 現在、広く一般に行われている免疫学的測定法の多くは、ラジオアイソトープや酵索そして蛍光物質などで標識した抗グロブリン抗体を用いた、抗グロブリン法の手法が取り入れられている。
  最近の大きな進歩としては、抗体や抗グロブリン抗体の標識物質に、赤血球そのものを用いるようになったことであろう。すなわち、赤血球膜表面上に抗体あ るいは抗グロブリン抗体を結合させて標識するのである。この反応は、特殊な測定器を使用する必要もなく、赤血球の凝集や吸着の状態を観察するだけで結果が 判定できる。この方法の感度は非常に鋭敏で、25μlの検体量で1.0ng/ml程度の抗原検出が可能であり、RPH(reversed passive hemagglutination)法をはじめ各種の測定方法が開発された。これらの高感度でしかも単純な測定法は、酵素処理赤血球やモノクローナル抗体 を使用することによって始めて応用が可能となった。
 抗グロブリン反応を応用した、これらの多くの測定法は、現在、医学の広い分野で利用されている。

 そのほかにも講演では、24歳でクームス試験を発見した当時のエピソードや、同席していた美人の奥様との研究室時代のロマンスなども紹介された。

*****

 

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