「TPP交渉 公的医療保険、米は問題視せず」で、これまであちこちで取りざたされたTPPについてアメリカの意向が出て来ています.
公的医療についてはアメリカも充実させたいとしており、民間保険を強制的に導入をさようとするリアリティはどうなんでしょうね。
もちろん、日本以外にTPP加盟国はあって、オーストラリアやニュージーランドのように民間保険も併存している国もあって、それをお手本に規制緩和を要求されたら、国民皆保険がおしまい!ではなく、そうなった時に医療保険の市場が変わる・・・可能性はあります。もちろん、消費者サイドには入る入らないの自由はあると思います。アメリカだって強制的に加入は求められますが、消費者はどの保険に加入するかは選ぶ権利があります。
ちなみに医療について規制緩和の動きがこれまでなかったことが皆無ではなく、1988年にMOSS協議で持ち込まれています、半導体とともに医薬品などとして。
何がよかったかというと、日本独自の閉鎖性の高い市場が広くなって、消費者にとって医薬品が世界共通のものになり、選択が可能になった部分とそうならなかった部分があるというところでしょうか。
モノだと市場が占拠されてしまえばおしまいですが、サービス競争だと、結局モトローラのマイクロタックなどの導入が可能になって、IDOとかそういう携帯会社もあったり、少し違う構造になりました。
半導体なんて今や死語と思ってしまいますが、当時は強かったですね。
いずれにせよ、協議に入って、いきなり不意打ちにならないように「情報戦」です。相手が何を考えて次のリストに買って気に書き加えてくる場合にそなえて、攻めるる側も守る側もこれからが大変です。
↓まぁ、とりあえず日医はTPP反対をどうるすかな? ---------------------------------------
TPP交渉 公的医療保険、米は問題視せず
中日新聞 2012年1月20日
米通商代表部カトラー代表補が表明
【ワシントン=共同】米通商代表部(USTR)のカトラー代表補は18日、環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐり、米側が日本の公的医療保険を問題視 するとの懸念が出ていることに関し「(交渉過程で)米国が同制度について何かを言うことはない」と表明した。訪米し同氏と会談した西村康稔、江藤拓両衆院 議員(いずれも自民党)がワシントンで記者団に明らかにした。
西村氏は「日本医師会は米側から注文が付くと心配しているが、カトラー氏は(言うことはないと)明確に言っていた」と述べた。
西村氏らによると、カトラー氏はコメなど日本政府が慎重な取り扱いを求めている「センシティブ品目」について、関税をゼロにするまで猶予期間を設定する ことや、輸入が急増した場合に緊急輸入制限(セーフガード)を発動する仕組みの導入などが考えられるとの認識を示したという。
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今回は、完全に番外編です。3回の掲載が終わって日本もメディカルツーリズムがんばれ〜といったところだったのですが、こういう患者様は・・・汗。いただけません。
まぁ、ソウルの江南地区というのは東京だと六本木とか青山などのおしゃれな地区で、あちこち外国語スクールの看板やファッションビルが並ぶ地区なんですがねぇ。
抗議を受けたクリニックにとってはとんだとばっちりですが・・・もっともこの世界はトラブルがつきものです。
手術費用が安いからと「外国」に出かけた場合は、それなりにリスクあります。避けるためには事前調査が必要でしょうし、安易に利用するのは危険なのは間違いないでしょう。
今後、自由診療部分が日本でも取りざたされるかもしれませんが、結果として患者さんはホームページから自由に選べますが、言語の壁もゼロではないから、やっぱりカウンセリングはしっかり受けた方がいいでしょうね。
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【韓国】ソウルで整形した日本人女性 病院に抗議し大暴れ
聯合ニュース 2011/11/30
【ソ ウル聯合ニュース】ソウル・江南にある整形外科で30代の日本人女性が、同病院で受けた目の手術が気に入らないとして火災警報器を押し、ロビーにある顧客 用パソコンに水をかけるなどの騒動を起こしていたことが分かった。女性はオペ中の手術室にも乱入しようとしたという。
女性は5月に病院で芸能人の写真を見せ、「同じ目にしてほしい」と手術を求めた。手術後、日本に戻った女性は約6カ月後の今月24日に同病院を訪れ、「顔が手術前よりかわいくない」と主張し、数十万円の補償を要求した。
病院側が拒否すると、3時間にわたり騒ぎ立てた。このため病院は警察に通報した。女性は25、26日にも騒ぎを起こしたという。
女性は警察に対し、損害賠償の手続きについて質問するなど、助けを求めた。警察は女性のことを日本大使館に任せようとしたが、「大使館は要らない」と拒否したという。
病院側は聯合ニュースの取材に対し、「自分が求めていた芸能人の顔になれなかっただけで、医療ミスはない」と述べた。
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結局、患者さんの思うようには、都合よく参りません。承認が早いという欧米でも新薬天国ではなくて「金の切れ目が治療の切れ目」のアメリカか、日本の「新薬の切れ目が・・・」の違いをきちんと知っておく必要があります。
なおかつアメリカで新薬の開発は知財をめぐる国家戦略であり、そのために製薬企業には自由価格を認めている(要は治療費がべらぼーの世界)。
一方、日本は価格抑制で金をけちって、売れすぎだから・・・と国が値引きを強引にかまして新薬の値段を2年ごとに抑えこんで「やる気」を製薬企業から早く承認する気を奪っている訳です。
まぁ、それ以外にも「日本で薬害」をさんざん騒いで、製薬企業や国を責めまくったメディアが、やれ「新薬不足」だの言う前に、薬害問題で「新薬」問題がそのまま「薬害」問題の裏返しであることを伝えないのも問題だと思っています。
「新薬=確実に効く」とは限らないのです。動物実験ではうまく行ったとしても、人体へ投与してみると薬としては不完全で毒性が高いか もしれません。またPhase Iのように人体に初めて薬物を与えて治験中(=人体実験中)というのも含め、日本の患者さんでそういう治療に役立てたいというボランティア患者さんが多く は集まりにくいことも含め、開発に不向きな風土であることを考えると「ドラッグラグ」は製薬企業にとっても国にとっても薬害を防止する上で、必要な安全策 でもあったわけです。
それを何も知らない国民に「国の対策が不足」ではなく、絶対量として薬害問題を防ぐのなら、ドラッグラグと引換であること。
逆にいうと、安全性がわからない毒物かもしれない実験を許すだけの素地がこの国にない限り、日本での医薬品開発はどうしても安全運転=徐行となります。
この問題は「命」と「お金」の問題でもありますが、さらに言うと、海外の患者さんの犠牲の上に新薬を安全に手に入れたいとする「倫理面」でも必要なのだと思います。
まぁ、そんなことを言っても、患者さんは安心して薬を服薬したいだろうし、医師も副作用で怖い思いをしたくない・・・しかも市販直後に有害事象があろうがなかろうが症例の情報について全例登録をするなど事務的な手続きを医師におっかぶせるようでは・・・アクセスなんてフリーになるわけなく、使い慣れた安全性の確立している薬(有効性も含めわかりきった古い薬)をファーストチョイスになるのはやむを得ません。
その上で、患者さんがどうしてもというのなら「治験」に必要な国際共同治験に参加するというサポートが必要でしょうが、今後は日本人独自のデータを提出といってもお金がかかります。
少なくとも国としては動いているのですが、そういう意味でバランスのある報道がされずに、「国が旗振り」しても事態が改善へ動かぬ状況について理解をするにはもっと広く情報を集めて報道して欲しいものだと思いました。
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もはや「産科医不足」の日本にはいらないと思います(極論)。やりたきゃそういうケアが盛んに推奨されているアフリカとか途上国でやって、万が一、不幸なことになっても日本の大切な産科医を訴えたりしないで欲しい・・・てのは無理かなぁ。
本当、被害に逢われたというご家族は気の毒ですが、そういう「安易」に迎合してブームのようにこの危険なケアをやっている病院は制裁を食らっても仕方ないと思いますね。
えぇ、「発展途上国」で医療が不足していて、それで広がっている医療なんてのを推奨する必要はさらさらありません。また出産直後にだっこしないと子供の精神発達上の・・・なんて理由もまったくないでしょう。
日本の医療現場は産科医不足があり、その上に新生児室も大変な状況であるのはどこも同じ。
医師以外のスタッフが面倒を見ることができる余裕がない産科施設で繰り広げられているのは、「冒険」というか「危険」だと思いますね。行き過ぎた過剰な舶来信仰とかお産へのこだわりはよくありません。
今後、医療安全の観点で、たとえ「ご家族」の強いご希望でも、きっぱりとお断りすることがおすすめですね。
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「出産直後預けられ後遺症」 母乳推進の病院を両親提訴
朝日新聞 2011/11/26
母乳育児などを推奨する病院で、生まれたての長女が母乳を飲まなかったのに病院側が母乳以外の栄養分を与えなかった結果、呼吸障害などの後遺症を負った として、神奈川県の両親らが26日、九州医療センター(福岡市中央区)を運営する国立病院機構に約2億3千万円の損害賠償を求め、福岡地裁に提訴した。
訴状によると、母親は2月に同センターで長女を出産した。センターの助産師は母親の個室に数回、長女を預け、母乳を与えるよう指示。長女は母乳を飲まな かったが、センター側は代わりの栄養分を与えず、長女は生後約12時間で心肺停止状態に。呼吸障害などの後遺症を負い、意識不明で寝たきりの状態が続いて いるという。原告側は「病院が適切な栄養管理を怠り、低血糖症に陥ったことが原因」と主張している。
◇
母乳だけによる育児や、出産直後の母親に子どもを抱かせるカンガルーケアが原因で、子どもが死亡したり脳性まひなどの後遺症が残ったりしたとして、九州 や関西、関東の家族らが26日、福岡市で患者・家族の会を発足させた。この日、医療機関側を福岡地裁に提訴した両親も加わった。
発会式には、福岡や大阪などの6家族と弁護士ら計約20人が集まった。6家族とも医療機関を提訴したか提訴を準備中。 参加した医師によると、「完全母乳」を勧める病院で母乳以外の糖分を与えないと、母乳が十分に出ない場合、赤ちゃんが低血糖になる可能性があるという。ま た、出産直後の母親は汗をかいて体の表面温度が下がりやすいため、カンガルーケアだと赤ちゃんが低体温になって脳性まひなどを誘発することもある、と指摘 している。
代表の須網香さん(35)=宮崎県小林市=は「右にならえで勧めている医療機関が多いが、関係者はきちんと赤ちゃんの管理をしてほしい。これ以上、私た ちのような家族を増やして欲しくない」と話した。会の問い合わせは福岡市の羽田野総合法律事務所(092・715・5251)へ。
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カンガルーケア:「事故を防いで」 福岡で「患者・家族の会」
毎日新聞 2011/11/27
母親に新生児を抱かせる「カンガルーケア」を導入している病院で子供が重度の脳障害となるトラブルが全国で起きている問題で、宮崎県小林市の女性らは26日、「患者・家族の会」を発足させた。今後、厚生労働省や日本医師会に慎重なカンガルーケアの実施などを訴える。
この日、カンガルーケア問題に関する会合が福岡市であり、6家族が発足を決めた。女性らはいずれも福岡県や宮崎県、大阪府などの病院で医療事故を経験。 出産直後に無理な授乳を促され、長女(9カ月)が重い脳障害を負ったとして同日、福岡市の病院側を相手に2億2800万円の損害賠償を求める訴訟を福岡地 裁に起こした神奈川県の女性も参加した。
会の世話人に就任した羽田野節夫弁護士(福岡県弁護士会)は「出産直後は母子ともに不安定な状態で出産直後のカンガルーケアは危険。国などに慎重な実施を求めていきたい」と話した。
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完全母乳育児やカンガルーケア事故 「患者・家族の会」結成 福岡
産経MSN 2011.11.27
■全国初
生まれたばかりの赤ちゃんに母乳だけを与える「完全母乳育児」や、母親に抱かせる「カンガルーケア」中に脳障害を負う事故が相次ぐ中、子供6人の家族が 26日、福岡市中央区の福岡県弁護士会館で、「患者・家族の会」の発足式を行った。こうした家族会の結成は全国初めて。医療機関や国に再発防止を働きかけ ていく方針で、「同様の事故で泣き寝入りしている家族の方々も参加を」と呼びかけている。
会を結成したのは、平成21年8月から今年2月にかけ、福岡、長崎、宮崎、大阪、愛媛の各府県の病院で生んだ子供が事故にあった6家族。発足式には会を 支援する弁護士や医師らも参加し、久保田産婦人科麻酔科医院(福岡市)の久保田史郎院長が全国での事故発生状況などを報告した。
同会代表に就いた宮崎県の須網香さん(35)は発会式後の記者会見で、「私たちのような家族が2度と出なでほしい」と涙ながらに訴えた。
完全母乳育児やカンガルーケアは、良好な母子関係形成などに利点があるといわれる。
一方で、病院側が経過観察を怠った結果、子供が低血糖(栄養不足)や低体温状態に陥り、脳障害を負ったとされる医療事故が相次いでいる。
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日本国内では、別に無理して出産直後に赤ん坊をだっこしなくてもいいはずです。というのは分娩直後は体温が低くなったりいろいろとトラブルが発生しやすいので、そこで医療従事者の監視が甘くなるのが怖いです。
日本では「一部」の熱心な病院や産院などでは、患者側のニーズを掘り起こして、サービスとしてやっていたりするのでしょうが、個人的にはアフリカのような開発途上国と同じケアなんぞしなくてもいいと思っています。
まぁ、お金を出して質の高いケアを買うのなら別ですが、医療安全の面でも厳しい批判にさらされ、賠償金をとられるようなことがあれば、今後、このケアは別料金でも仕方ないし、やって事故が多発になれば病院や産院は自然消滅になりかねません。
そういう意味で「患者のニーズ」でやるんぢゃなくて、「安全」の視点で見直しが必要な時期に入ったと見ています。
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【福岡】「無理な授乳指示で脳障害」国立病院機構提訴へ
読売新聞 2011/11/26
長女(9か月)に重い脳障害が起きたのは、出産直後に病院側の指示で母乳育児などを無理に続けさせられたためだとして、神奈川県の両親らが九州医療セン ター(福岡市)を運営する独立行政法人・国立病院機構(東京都)を相手取り、約2億3000万円の損害賠償を求める訴訟を26日、福岡地裁に起こす。同病 院を巡っては5月、出産後の経過措置に問題があり、別の女児が植物状態になったとして同様の訴訟が起こされている。
訴状によると、里帰りしていた母親(40)は2月14日、同病院で女児を出産した。出産時に異常はなかった。その後、病院側は直接授乳を指示。しかし母 乳が十分出ず、長女もほとんど吸わなかった。約12時間後、心肺が停止していることが判明。呼吸は戻ったものの、低酸素性脳症により意識不明の寝たきり状 態になっている。
同病院は、出産直後の母乳育児や母子同室、新生児を母親の素肌の胸に抱かせるカンガルーケアを推奨している。母親らは、病院側は母乳が出にくい母親に新 生児を長時間預けたままにし、経過観察を十分行わず、人工栄養も与えなかったと主張。その結果、低血糖、低体温症に陥り、脳に届く酸素が少なくなり障害を 引き起こしたと訴えている。
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【福岡】「完全母乳で経過観察怠る」 脳障害女児の両親、病院を提訴へ 福岡
産経MSN 2011.11.26
福岡市内の病院で生まれた女児が重度の脳障害を負ったのは、母親と新生児を一緒に寝かせる「母子同室」や母乳だけを与える「完全母乳栄養法」を母親にさ せ、経過観察を怠ったのが原因だとして、両親が病院を相手取り、約2億3千万円の損害賠償を求めて26日に福岡地裁に提訴することがわかった。
提訴するのは、里帰りして福岡市内の病院で女児(9カ月)を出産した両親=神奈川県在住。
訴状などによると、女児は今年2月14日午後1時40分ごろ、健康状態正常で生まれた。病院側は分娩室内で、母親に胸の上で女児を抱かせる「カンガルーケア」をさせた。
さらに夕方以降計3回、3時間半にわたり、母親と2人きりで病室のベッドに寝かせる「母子同室」を実施したところ、女児は翌日午前1時20分ごろ呼吸停 止となった。同病院で蘇生(そせい)処置が施され命はとりとめたが、「低酸素性虚血性脳症」と診断され、現在も寝たきり状態となっている。
同病院は、新生児に母乳だけを与える「完全母乳栄養法」を採用。原告によると、病院側は母親に対し、母乳を与えるように指示した。しかし、母乳は分泌さ れず、女児も乳首を吸おうとしなかったたにもかかわらず、病院側は他の栄養を与えず、血糖値など女児の健康状態を検査することもなかったという。
両親側の弁護士は「十分な経過観察もせず完全母乳栄養法にこだわった結果、低血糖症(極度の栄養不足)と呼吸停止を招き、女児を低酸素性虚血性脳症に陥らせた」と主張。一方、病院側は管理、観察態勢について「問題はなかったと考えている」としている。
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個人的には元勤務医を今も続けられていたかはわからないが、今さら感はたっぷりある。
しかも、自分の同級生の先生たちは、すでにつらい職場から撤退していたり、開業して苦労されていたりする。
そこにきて「開業医虐め」というか、まぁ、仕方ないんだけどね。最後の道である開業がちっともおいしくない時代はやってきていて、それなのにクリニックモールの業者とかからは開業セミナーとか時代をまだ読み違えている人も居ない訳ではない。
今後、開業医に課せられる義務を考えると、一人開業の経営リスクは大きい。
病院のようにスタッフや設備を整えて、その地域で、誰もが知っている医療機関にはなれないので、地元密着というか、たよりにされる医療機関を目指すしかないけど、そういうビジョンは日本医師会も厚労省もまだきちんと示せないまま、「開業医」はケシカラヌで始まる虐めは何だか見ているだけで、落ち込む。
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これまで「医師は薬を処方して儲けている」とか「医師はMRによって接待漬け」といった誤った認識を与えていましたが、最近はそういうプロモーションに対して、病院側はMRの訪問規制をかけたり、勉強会の時のタクシーチケットにせよ、これまでより明らかに違ってきます。(それまでが非常識にばら撒きすぎていたということですが)
以下、このテーマを何回かとりあげてきました。
トレンド:医療機関への資金提供を透明化する動きが活発に
特に透明性というところでは、日本の製薬企業のイメージは薬害問題も含めてよろしくないです。これは過去の報道が影響していると思いますが、海外に比べると、よっぽど気をつけている方だと思います(海外だとプロモーションで罰金を支払うという報道をよく見かけます。それだけ厳しいのですが)。
下記のリンクにて、2006年のForbes誌上にて製薬企業の商売の仕方が特集されていますが、日本の製薬企業も2010年問題で次々と新薬の特許が切れるメーカーが多い中、接待にお金をかけて売り上げを伸ばすのもそろそろ限界と思います。企業側が本来するべきなのは「宣伝広告費を使わなくても、自然に使われるような画期的新薬」なんでしょうが。なかなか厳しいのが現状ですね。
まぁ、新薬メーカーの加入している製薬協がついにGLの最終案を今年度中に公表するそうです。
医療機関も医師もまた襟を正す時期がやってきたのかもしれません(もちろん寄付を一切受け取るなではありません、むしろ科研費以外に必要な研究であれば、節度あるお金の受け取り、情報公開が好ましいというのが考えです。)
今後は医学部や初期研修でも上級医師が若手の医師に製薬企業のMRとの付き合い方を教える場も必要になってきていると思います。
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製薬協GL案 資金提供情報、12年度分から公開へ
日刊薬業 2011/1/20
日本製薬工業協会が年度内の策定を目指している、製薬企業から医療機関などへの資金提供の情報公開に関するガイドライン(GL)案の概要が明らかになった。案では、研究開発費や奨学寄付金などを情報公開の対象とし、2012年度分を13年度から公開する方向となっている。
医療関係団体などと調整を行った上で最終的な内容を決定。会員各社に対しGLを参考に各社で指針をつくり、情報開示に取り組むよう促す見通し。こうした取り組みを通じ、製薬企業と医療機関などとの関係の透明性を確保する。
製薬各社は、「製薬協企業行動憲章」や「医療用医薬品プロモーションコード」「医療用医薬品製造販売業公正競争規約」など倫理基準に基づいて、医療機関などへの資金提供を行っているが、現状ではこれらの情報は公開されていない。情報が不透明なままだと、提供した資金が医薬品の研究開発や使用などに関する医療機関の判断に影響を及ぼしているとの懸念を持たれかねない。そのため製薬協は「透明性タスクフォース」を中心に、資金提供の情報公開に関するGLの検討作業を進めてきた。
GL案の名称は「企業活動と医療機関等の関係の透明性GL」。案には会社の姿勢、情報公開方法や公開時期、公開対象など、会員各社が策定する指針への記載が望ましい項目が示されているもよう。
情報公開対象としては、研究費や臨床試験費、製造販売後調査費のほか、奨学寄付金や学会寄付金、講演会費、原稿執筆料などが盛り込まれているとみられる。研究費や臨床試験費などは年間総額、奨学寄付金などは提供先・件数・金額を開示する内容になっているようだ。
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武田薬品・長谷川社長 製薬協の透明性GL策定「理解求めている」
日刊薬業2011/1/21
武田薬品工業の長谷川閑史社長は20日、東京本社で記者団に対し、会長を務める日本製薬工業協会が策定を進める、製薬企業から医療機関などへの資金提供に関する透明性ガイドライン(GL)案について、現在、学会や病院関連の団体などに対して説明を行っていることを明らかにした。
長谷川社長は、同GLの最終案を今年度中に公表できるとの見通しを示した上で、医師や病院に加え、製薬業界関連団体に対しても「(GLに基づき)同じように行動してもらえるようにお願いして回っている」と語った。
難病対策を含めた製薬協の各種改革については「産業のエゴではない」と述べ、業界イメージを向上し、国民に製薬産業に関する認識を深めてもらうことを目的とする製薬協の取り組みに理解を求めた。
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まぁ、ものめずらしさで最初は来るとは思いますが、ハコモノも「老朽化」していたらダメでしょうね。
でも散々書いたのですが、成金、金満中国人目当てに商売するにしては変な気がします。
金持ちになって使い道に困っているという中国人をおもてなしするには、やはり最新鋭のハイグレードな都市型マンションのような高級リゾート地で、日光東照宮の中も完全予約制でかつ中国人の方だけに特別公開して、しかも一人100万円くらいして日本人とまったく同一メニューのVIPドッグで、しっかりぼったくる・・・いえ、サービスしなくては。
いい意味で、高いほうが「満足」する時代に、何を貧乏くさいメディカルツーリズムなんぞ誰が見向きするのでしょうか?
地方の貧乏人が観光のついでに落とす中国元など意味がないです。大量に溜め込んだ外貨を吐き出すには、中国ではできないような最先端の医療をはるかに高い値段でご提供するのが勝ちです。
まぁ、一般の医療関係者って、そういうのはちょっと苦手かな。こういう時、発想が貧困というか、医療機関がマーケティングなんて考えていないのが明白。やっぱり貧乏性なのかなぁ?せめてバンコク病院とか見学して「稼ぐ」って意識がないと・・・なんか違う。
まぁ、田舎の病院がちょこっとやりだすといちいち目くじらたてる日医もどーかしているよw
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【栃木】日光の観光医療 中国人ら月40人受け入れ
読売新聞 2010/11/16
独協医大月末にも本格始動
日光市内の温泉ホテルと提携し、外国人旅行者向けの人間ドックを行おうと準備している独協医科大日光医療センターが、11月末にも中国・台湾人を中心に、受け入れを本格的に開始する。近く大手旅行会社と契約し、1か月に最大約40人を受け入れる態勢とする。同センターは住民の診療を優先するため、外国人には当面、治療は行わない方針だが、県内の医療関係者からは「地元患者の診療が後回しにされないか」といった懸念の声もある。
同センターが外国人向けに行う人間ドックは1泊2日。血液検査や胃内視鏡検査など標準的な人間ドックを行う「スタンダードコース」、全身のがんを調べる陽電子放射断層撮影(PET)も加えた「プレミアムコース」など4コースを設け、料金は8万4000~27万3000円に設定した。
料金は日本人の人間ドックよりそれぞれ1、2万円高いが、中国人看護師による通訳や、中国語で検査結果の書類を作成する必要経費と、旅行会社の仲介手数料の分だという。中元隆明・同センター院長は「外国人から過大な料金を取れば利益主義と批判されかねないので、日本人とほぼ同じ料金にした」と強調する。
外国人の受け入れは月曜~水曜に限り、人数は1週間で最大9人の予定。受診者に治療が必要と診断された場合は、同センターが連携する上海の同済大学付属同済医院などを紹介する。
外国人向け人間ドックを始める理由について、中元院長は「日光の観光振興に医療機関も協力すべきと考えた」と話す。これに加え、非都市部での病院経営の厳しさも背景にある。
同センターは、2005年度に廃止された国立の珪肺(けいはい)労災病院から土地・建物を委譲され開設。観光客が多数訪れる日光に救急医療機関を残すため、県などが独協医大に要請した。しかし地域医療は不採算の場合が多く、同医大は病院を維持していくため、人間ドックと観光を結び付けた事業を開始。10月9日には国際観光医療学会も発足した。
一方、日本医師会は医療ツーリズムは医療のビジネス化が進む恐れがあるとして、反対の立場だ。県医師会の太田照男会長も「病院が経営維持のために医療ツーリズムに取り組むのはやむを得ないが、懸念もある。MRI(磁気共鳴画像装置)やPETは、検診より一般患者の診断を優先すべきで、倫理観をもって行ってほしい」と話している。同センターには今後、年間400人以上の外国人が人間ドックを受けに訪れる可能性もある。地域医療との両立の可否が注目される。
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☆署名活動ならびに ボールペン作戦ありがとうございました☆ラ ンキングぽち!願いします→![]()
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昨日の「聖地【秋田】の救急医療の崩壊の処方箋とは?現実を見直そう」
ですが、具体的な状況はともかく、
[ガタの病院]でssd先生がばっさり♪切ってましたが、まぁ、それもやむをえないかと思っていたら、 こんなニュースが。送るのかよ・・・汗。
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【秋田】県内病院に秋田大医師派遣
秋田放送 2010/7/27
http://www.news24.jp/nnn/news8613825.html
これは秋田大学が地域の病院で診療支援を行いながら医師不足解消のための実践的な研究を行うもので、費用は県が負担します。秋田大学では来月から3人の医師を県内4つの総合病院に週2回から1回派遣する計画です。
派遣先は八郎潟町の湖東総合病院と、男鹿市の男鹿みなと市民病院。それに由利本荘市の由利組合総合病院と横手市の平鹿総合病院です。診療科は循環器科と 耳鼻科、神経内科となっています。秋田大学では今後10人程度の医師を地域の基幹病院に派遣する予定で、残り7人の医師についても現在派遣先を調整してい ます。
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ついに届きました☆「女医が教える 本当に気持ちのいいセックス」。
ちょっと恥ずかしかったので、本屋さんのどこの棚にあるのかは確認せずにアマゾンさんで購入したけど、一般書店の男性コーナーに配置されるのでしょうか?汗
帯を外すと、A Female Doctor's Prescription for Really Satisfying Sex.とありました。なかなか芸が細かいです。邦文のタイトルが見えないと、完全にエロ本扱いされそう・・・(--;)。
前作の「産科女医からの大切なお願い—妊娠・出産の心得11ヵ条」とカラーが違うように見えますが、一般の人が読んでも理解しやすいようにイラストも入っており、だれが読んでも目からウロコの内容でもある「おとなの教科書」です。
一般で好奇心で扱われがちな性の問題(オーガズムとかGスポット)を、きちんと女性の立場から「性科学」を取り上げた本と聞いていたのですが、性感染症、避妊のことについてもしっかりページを割いており、読み応えがありました。
もちろん、男性がこの本を手にとってニヤニヤするのは想像に難くないのですが、この本は女性にも読んで欲しいということでした。
ついでに、新ブログ宋美玄の「女医が教える本当に気持ちいいセ☆クス」も始め、さらにLUPO先生のブログなどを元に、小学館女性セブンで、コミックエッセイ「踊る産科女医」連載中!!のLUPO先生。すごいです。
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