たまたま、東北に赴く用事がありまして、買った青森県のローカル紙東奥日報という新聞に青森県内の病院再編を話題にした記事が幾つも掲載されていました。
まぁ、地域住民の願いは「昔のまま」というかもしれませんが、病院も生き残りのためには仕方ないです。再編することで利便性は落ちますが持続可能な医療機関としての寿命が延びるし、医療レベルを保てます。
『金木病院 太宰治のふるさと津軽の金木町。危機に瀕した金木病院がみんなの協力でもちこたえました。 救急再開の現場記録!』
http://blog.goo.ne.jp/kinbyou
というブログもありますが、金木病院もサテライト病院になるようですね。以前なら、こういうのを「医療崩壊」とかで新聞が騒いだものですが、もう「医療 崩壊」という呼び方はしないほうがいいかもしれません。地域の医療の拠点として強化して残す努力を自治体が主導して再編中ということです。
↓今回の再編の原因となった根拠資料はこちら
■青森県地域医療再生計画
http://bit.ly/uxdvDI
【病床過剰と病床利用率の低さ】
・当圏域における病院・一般診療所・歯科診療所の施設数は、平成21年4月1日現在で、 病院が10箇所、一般診療所が86箇所、歯科診療所が52箇所である。
・病院の一般病床は847床、療養病床は621床である。
・当圏域におけるの基準病床数は1,303床であり、平成21年4月1 日現在の既存病床数は1,492床で、189床が過剰病床となっている。
西北五圏域の基準病床数及び既存病床数(療養及び一般)
基準病床数(療養及び一般) 1,303床
既存病床数(平成21年4月1日現在) 1,492床
既存病床数は平成21年4月1日現在のデータを基に作成

・平成20年度の病床利用率(見込み)を見ると、西北中央病院の一般病床(76.4%)、公立 金木病院の療養病床(92.0%)を除き、7割に満たない病床利用率であり、5割を割り込む病床もある。
【極めて高い療養病床における受療率】
・平成18年度青森県医療機能調査に基づく当圏域の入院受療率( 人口 10万対の患者 数)は1331.7人と、県内6医療圏で1番高い値となっている。
① 当圏域の住民の一般病床の入院受療率は、725.5人と県平均とほぼ同じである。
② 当圏域の住民の療養病床の入院受療率 は、423.4人と県平均の202.7人の2倍以上 となっており、 他圏域と比べて飛び抜けて多いことが特徴 である。
③ 当圏域の精神病床の入院受療率は176.9人と県平均の275.9人の6割強であり、他圏域に比べて非常に少ない。
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【青森】つがる・西北5病院再編糖尿病外来は存続
酒造店敷地に新診療所
東奥日報 2011/12/28
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20111228092055.asp
つがる西北五広域連合(連合長・平山誠五所川原市長)が勧める自治体病院機能再編計画で、つがる市成人病センターに代わる無床のつがる診療所(仮称)の概 要が27日、広域連合などへの取材で分かった。診療所は同市木造千年、川嶋酒造店の敷地内に建設、2013年度の開院を予定している。現在成人病センター で週2日行っている糖尿病外来を、週1日に回数を減らして存続させる。
同日、五所川原市のプラザマリュウ五所川原で開いた同連合会議臨時会で、設計費や地質調査費約1142万円を盛り込んだ補正予算案を可決。つがる市土地開発公社は同日付で、酒造店の敷地7276平方メートルの売買契約を地権者と結んだ。
広域連合や成人病センターによると、診療所での糖尿病外来は非常勤医が対応。ほかに内科の常勤医1人、内科と外科の非常勤医で診療体制を組む。
成人病センターは、12年度初めに病床数を現在の92から52に削減する。段階的に病床数を減らし、診療所開院時までに無床化する
総工費は建設費、土地取得費などあわせて約10億円を見込む。着工は12年度秋、開院は五所川原市に建設中のつがる総合病院オープンに合わせ、13年度中を予定している。成人病センターは診療所の開院に合わせ解体する方針だが、跡地利用については未定という。
再編計画では、圏域5病院を中核病院のつがる総合病院、サテライト病院(金木、鰺ヶ沢)、診療所(つがる、鶴田)に再編する。
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【青森】弘前の鳴海病院、中央病院 運営2法人来月合併
経営体質の強化はかる
東奥日報 2011/12/28
弘前市の鳴海病院(121床)を運営する財団法人鳴海研究所清明会と、弘前中央病院(174床)を運営する財団法人秀芳園が、来年1月に合併することが 27日、両法人関係者への取材で分かった。鳴海病院、弘前中央病院とも現行通りの体制で運営を続けるが、医療資機材の共同購入による経費節減や、役割分担 による経営効率化を図り、経営体質の強化を図る。
存続団体は鳴海研究所清明会で、秀芳園は解散する。合併後の名称は「財団法人医療と育成のための研究所清明会」とする。初代理事長には、現在両法人の理事長を務めている淀野啓氏が就任する。両法人は監督官庁の県の認可を10月に受けており、1月4日に登記を行う予定。
すでに、鳴海病院でX線写真読影を行い、弘前中央病院が病理診断を担当するなど、役割分担を一部業務で始めており、新体制移行後は、さらにお互いの専門性を生かした連携を勧める。
合併の意義について淀野理事長は「財団法人同士が大同団結することで強固な診療体制をつくり、社会に貢献したい」と取材に答えた。
関係者によると、地域の人口減少や医師不足など地域医療を取り巻く環境が厳しくなる中で、両法人は数年前から、同市の医療法人北桜会弘前メディカルセン ター(137床)を交え、統合に向けた協議をスタート。国の公益法人制度改革に伴い、財団法人は2013年11月までに、税制面の優遇措置がある公益財団 法人の認定を受けるか一般財団法人に移行する必要があるため、両法人が先行して合併する方向で準備を進めてきた。法人形態が異なる北桜会との統合に向けた 協議も続けるという。
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【青森】4月から小児科休診平内中央病院
東奥日報 2011/12/28
平内町の平内中央病院(稲葉馨院長)が来年4月1日から小児科を急伸することが27日、同病院への取材で分かった。1人体制の同科の常勤嘱託医(80)が恒例などを理由に3月末で退任するため。同院では引き続き、県などと協力し後任医師の確保を目指す。
同院では現在、内科医2人、外科医2人、小児科医1人の常勤医が勤務するほか、県病や市民病院などの応援を受けて非常勤医が、週1回の整形外科、皮膚科、眼科、月2回の脳神経外科の診察を行なっている。
同小児科医は1991年から勤務。同院は数年前から弘前大学や県、医師会などに働きかけて医師確保に努めてきたが、春以降の見通しが立たないことから同科の休診を決めた。
同院によると、非常勤医の応援により医療法で定められた医師充足率はクリアする見込み。佐々木一則事務局長は「関係機関と協力しながら、今後も医師の確保に努めていきたい」と取材に答えた。
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