日本のメディアは基本、弱いもの虐めよりは、権力を持っていたり、利権のある政治家、役人、医師を叩くのが大好きです。
でもって、[日時が重複、不自然な「兼業届」 旅費疑惑の秋田大教授]とかの記事を読むと、受難だなぁと。今までは製薬企業や病院からの接待や様々なメリットがあったのでしょうが、もう、そんなにおいしくないかも・・・汗。
確実に時代は変わってきていて、 昔のように医局員の結婚式で「お車代」とかも減っているでしょうし、病院からは「人事」で様々な要請が来るが、地方大学を中心に入局者が減っており、非常に大変だと思います。
また、従来は研究費として医局で自由になる寄付金などの収入もいよいよ「資金透明性ガイドライン」で開示が普通になるとしたら、自由になるお金なんてどんどん減っています。
そこに持って来て、兼業届(=アルバイト) についてもいろいろと言われたら・・・厳しいと思うよ。大学病院の教授は教育職です。
間違いなく、その各県の診療科について医療従事者を教育し、地方への人材派遣に責務があるんですが、「二重請求」がバレちゃう時代。もちろん、不正な取得を故意に行うのはいけませんが、厳しい時代になったよな・・・汗。
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秋田魁新報 2011/11/27
旅費の二重取り疑惑で大学の調査を受けている秋田大学医学部の60代男性幹部教授が2006年度以降、民間病院などで診療を行って報酬を受け取る「兼 業」を、複数回にわたり同じ日のほぼ同じ時間帯に約50キロ離れた二つの病院で行っていたとする届けを出していた疑いがあることが26日、分かった。
複数の関係者によると、幹部教授は、この2病院以外にも、県内数カ所の病院での兼業を大学に届け出ており、他にも勤務日時が重複しているケースがあるとみられる。
幹部教授に対しては、1回数時間の診療で約10万円の報酬を支払っている病院もあるという。
幹部教授が兼業届を出している病院などによると、大学は兼業先の病院に教授の勤務日時などの事実関係を照会。複数の病院の勤務日時が重複しているケースについて、勤務実態や報酬が支払われているかどうか確認を進めている模様だ。
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朝日新聞 2011/11/28
出張旅費の二重取りで秋田大学の調査を受けている医学部の60代の男性教授が、ほぼ同じ時間帯に、異なる医療機関で診察するなど、不自然な兼業届を大学 に出していることが分かった。大学側は「勤務実態を反映していない届けが出されている可能性がある。患者への診療の信頼にもかかわってくる」として、週明 けにも、再度、教授から聞き取り調査を行う。
この教授をめぐっては、旅費の二重取りなどの疑いがあり、大学は近く調査委員会を立ち上げる予定だ。
教授は、大学付属病院の幹部で、感染症やアレルギーなどが専門。関係者によると、教授は、2006年度以降、大学以外に、秋田市のほか秋田県央地区、県 南地区の計約10カ所の公立、民間病院で診療を行って報酬をもらう「兼業届」を医学部に提出していた。医療機関側は、1時間半~2時間の1回の診察につき 3万~10万円を支払う契約になっていたという。
しかし、大学側が、これらの兼業届の契約内容を、それぞれの医療機関に照会。回答をもとに調べたところ、数十キロ離れた医療機関で、同じ日に、ほぼ同じ 時間に診察するなど、不自然なケースが複数見つかったという。このため大学側は、これまでに、出張旅費の問題とは別に、大学以外での診療の様子についても 教授に尋ねた。教授は「診療はちゃんとやっていた。自分が行けない時には代理を出していた」などと話したという。
大学所属の医師が、他病院で診察する場合、医学部に兼業届を出す。しかし、一括ではなく、契約のたびに医師が提出するため、部内で、その後の勤務実態について、付き合わせるなどの作業は行っていなかったという。
今回の問題について大学側は、「勤務日時の重複がいくつもあり、つじつまが合わない」として、事実関係を解明する方針だ。
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朝日新聞 2011/11/28
秋田大学医学部の60代の男性教授が、学会などの出張の際、交通費を主催者と大学から二重に受け取り、大学側が調査に乗り出していたことが分かった。就 業規則に触れる疑いがあるといい、学内に調査委員会を設けた。関係者によると、これまでの大学側の調査に、教授は「手続きを間違えただけで意図的なもので はない」などと回答したという。
この教授は感染症、アレルギーなどが専門で、医学部付属病院の幹部も務めている。関係者によると、教授は、2008年上半期、日本内科学会に数回出席。 「生涯教育講演会」の講師などを務め、大阪市、横浜市に出張した。この際、主催者側から交通費など計30万円を出されていたにもかかわらず、大学にも出張 費を請求し受け取っていた。
大学職員が出張する時は、事前に所属学部の総務課に申請し、出張後に報告と経費の精算をする。今春、大学に「教授が出張旅費を不正に受け取っている」という情報提供があり、吉村昇学長の指示で調査委員会を立ち上げた。
委員会では、大学のほか、学会の領収書も確認、最近になって本人に説明を求めた。教授は「不正ではない。手続きを間違っただけだ」と意図的な二重取りを否定しているという。
しかし、委員会が、教授の過去の出張記録を調べたところ、08年の内科学会以外にも、出張旅費を二重取りしたとみられるケースが複数あった。このほか、 関西や九州に、新幹線など列車を利用し、領収書のない出張を多数重ねており、調査委員会は、この点についても本人から聞き取りを行う予定だ。
同大の熊田亮介副学長は「調査中で具体的なことは話せない。事実関係を確認していく」と話している。
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地方から東京の病院に出張して、翌日、横浜の学会に出席すると、「秋田から東京まで」の旅費と、「東京から横浜まで」の旅費を足したものではなく。。。
「秋田から東京まで」の旅費と「秋田から横浜までの」旅費、それぞれ往復分というのが、頭よしの計算方法みたいのようですね。
このような「おメデタイ計算」がしやすいのは、地方から都会へ出張するときなのかも。学会や公務出張や関連病院が重なることも多いでしょうから。
こうした濡れ手にアワは、大学職員とくに教授ともなると、よくあるアワといえるかも。税金から支払われるものは、不正と言われない限り、何でも遠慮なく使うという退廃した公務員体質を正すのに、大学の公務員自らが調査する。。。調査結果なんて、ほとんど誰も信じません。
2006年前の不正を今さらということになりますが、残念ながらもう「時効」です。叱りながら笑っているのを、わたしたち納税者は笑うしかありません。
公務員も、「いつ」「どこへ」「何しに」「誰と」だけでなく、「いくらかかったか」は、民間経営者でなくても最低5年は控えておく必要がありますね。のちのちの「タレ込み」「あらぬウワサ」の弁解と、「返還金の計算」のために。
***By 東京探偵団「ゆめみ」***
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