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 週末の連休を使って北国、というか寒いお隣の国、韓国へ行って参りました。

 大学院の仲間と一緒に、焼き肉ツアーだったのですが、もう寒くてマッコリとビールを飲んで、その合間に観光という感じでした。

 

 自分は、トランジットでインチョン空港を利用したことはありましたが、羽田空港の国際線を利用して、金浦空港の着陸、そしてソウル滞在は初めてという初めてずくしでした。

 ソウル市は、人口1000万人都市と規模も大きく、江南地区などは日本の渋谷とか銀座と同じような雰囲気でにぎやかそのもの。


 

 ただ、地下鉄にずっと乗ってホテルを降りるとまた違う顔も見えて来ます。日本全体が不景気だというようにこの国も外資を規制して産業育成して来たのに、人々が十分に暮らしを楽しめているかはちょっと疑問でした。

 もちろん、健康保険が完備されているのは確かですし、国としては民主的にやっているように見えましたが、どうも国民が生活を楽しんでいるかというとやや疑問の国でした。

 日本と同様にホームレスさんがいるのは当然として(氷点下ですが・・・汗)、先進的な装いの町ではそれなりに・・・でしたが、美容形成外科系の病 院がしのぎを削っていたりするけど、大卒新卒で年収250万円、学歴社会は歴然としているようで、大変みたいです。(あと自殺率も日本と負けず劣らず高い とか・・・汗 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2770.html)。

 

 海外のニュースだと、韓国のメディカルツーリズムの成功事例ばっかり見聞きしている側としては、昭和の雰囲気ただよう町の中にあるホテルに宿泊し て、観光バスに乗っておもてなしを受け、日本人が殺到する免税店で買い物していたりしたのですが、最終日にまた韓国の38度線のDMZという非武装地域に 観光に行って、やはり戦時体制がそのままのあの国がお隣でその相手をし続けるのって大変だよなぁ・・・でした。

 

 もっとも、このDMZツアーは日本で格安航空券のパックツアーの現地担当者がツアーバスの中で積極的にセールスを初日に仕掛けてきたので、乗ってみたのですが、7000円。

↓あとで見ると適正価格は45000ウォン(100ウォン=7.4円)

http://www.konest.com/tour/tour_detail.html?t_id=DMZ

 

 もちろん、ぼったくったのは日系の旅行代理店ですが、調べもしないで当日申し込みは出来ないとばかりに申し込みをしてしまったのは賢くなかった自分たちを反省。

 あと、DMZも元々は武装停止後の緩衝地帯(という名の地雷原)だったのを、リサイクル利用としてもまた国防発揚ツールとしても的確で、ちゃんと北朝鮮が南に攻略する時に使うために、国境線を超えて掘ったという第3トンネル(いままでに4つ発見済み)を観光客に向けて公開して金を取るというのもまたすごかったのですが、掘って行った北朝鮮もまさか利用されるとは思わなかったろうに・・・です。

↓ミュージアムの前のオブジェ


 その後、戦前は朝鮮半島の大動脈だった京義線の韓国最北端の鉄道駅の都羅山駅に行き、しっかり鉄道が北につながっていて、駅のホームには「平壌→205km、ソウル→56km」と書いてあって、ジョージ・W・ブッシュ大統領と金大中大統領の出席した時の模様の写真を見たり、開城(ケソン)工業団地が見えるという展望台なのに、なぜか観光客のカメラの一挙一動が監視の対象になる場所に連れられたり、いろいろでした。

↓都羅山駅:北とつながればヨーロッパともつながるという巨大なイラストとともに1日2便のみの鉄道



 展望台から見える、ケソン工業団地側はひっそりしていて、望遠鏡で見ても、ひと気がない雰囲気でしたが、エネルギー消費も抑えられている上にこの 冬はさらに「口蹄疫」が北朝鮮で広がっているというニュースもあって、気の毒な話だなと思っていたのですが、帰ってからウィキペディアを見ると・・・

 

『開城工業地区で働く北朝鮮側の労働者は、韓国側から月あたり57.5ドルの給料が支払われているが、給料は労 働者に直接渡されることはなく北朝鮮側の当局 を通して渡される決まりになっている。北朝鮮が労働者に一体どれくらいの月給を支払っているのかは明らかにされていないが、そのほとんどが北朝鮮当局の懐 に入っているものと推測されている。この点について最近、アメリカから非難が寄せられ』・・・

 ってあって、アメリカさん、突っ込むところ、違うんじゃ?とか思ってしまいました。うーん、北朝鮮の労働者を同じ朝鮮民族が不当に安くこき使ってもいい制度を許すのもどーかなーでした。

  帰りのバスの中では、「イムジン河」の歌を聞きながら、政治体制が北は厳しいゆえ、ドイツのように一気に戻りにくいよなぁ・・・でした。

 

 日本に戻って洗顔したら真っ黒・・・これは、トンネルの表面に北朝鮮が(炭坑を掘ってたら間違えて韓国に入り込んじゃったって言い訳になるよう に)石炭の粉を塗ったというトンネルを歩いたせいか?いずれにせよ、韓国もがんばっている姿を認識しました。

 

 「豊かさ」とかではまだ日本の方がいいのかもしれません。ただ、日本も努力しないとこれから韓国の追い上げや中国のコピー商品に負けないために知 的財産を守りつつ、オーバークオリティに陥りがちな戦略を、もう少し「世界中の人が大勢使える」ような市場を取りに行かないと厳しいだろうなぁ・・・でし た。

 

 で、タイトルのキムチは・・・せっかくロッテ百貨店の食品コーナーでおいしそうで買ったアワビのキムチ・・・手荷物検査のところで、ひっかかる。キムチは水分が多いから手荷物はダメ、中身を見せろ・・とか言いだして開封しだす・・・(げげっ)。

 タッパウェアまで開いて確認したら、今度は、持ち帰りたいならカウンターで預け直す時間があるとか言うが、搭乗時間までそんなになかったし、その 手間とデパートのせっかくのパッキングまで開封する杓子定規な審査官とやり合うのが面倒だったので放棄してしまいました。(しかし、スーツケースの中にキ ムチを入れて万が一の事を考えたらやっぱり手荷物だよなぁ・・・こういう国は二度と行きたくないよなぁ・・・ぶつぶつ)

 

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