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 民間病院の民事再生や破産宣告が関西と関東で発生しているようです。都市部では競合が激しいので淘汰がはじまっているので、患者さんに選ばれるような医療機関しか生き残れない・・・厳しい現実です。

 この10年で、急性期は出来高制度からDPCへと代わり、長期の入院を引き受ける療養型なども定額になり激変がありました、その中で中小病院は適正な利益を得るのが困難となってきた10年でした。

 診療報酬の高い医療を行うためには、設備投資ではなく、人的な資源を投入しなければならない時代になりました。

 医師会の活力があり、旧与党の地盤が盤石だった時代は意見が異なります。もう、税収も保険料も頭打ち、度重なる医療機関の倒産あるいは民事再生は、医療機関の全体の経営のイメージを悪くし、他の医療機関の資金調達が困難になります。

 自分は金融機関とは異なりますが、そろそろ医療機関の「再生機構」とかがあってもいいかなと思います。国鉄だって大赤字だったけど、事業再生を目的に民営化して清算事業団があったようにそういう目的で仕組みも必要かなです。

病院再生機構・・・が実現?

 

 でも書いたのですが、病院というのは急に診療停止になったら、やはり患者さんが困ること。患者さんのカルテや医療データの保護と次の病院への引き継ぎ。職員の失業や転職・・・そして地域でそれまでその医療機関の行って来た役割の見直しと分担。

 

 今後、企業再生と同じように病院再生のプランがいくつか出るでしょう。最右翼はMBOのような夕張のケースですが、これは多分難しいので、出来る だけ地域の中で病院が自然と次の経営者に任せて行けるような仕組みがあるといいのですが、でも聞いたことがあるのですが、民間病院はオーナー家族の収入源 だったり、生活基盤をかねているため、院長の車や別荘への支払いが病院持ちだったり、愛人の家賃まで病院が支払っているような医療機関は再生はうまく行か ないでしょうね。

 

 今後、資金調達でしくじったりして、事業継続が困難な医療機関にはやはり「適切」な所で、次のオーナーにチェンジする仕組みが必要だろう なぁ・・・でも今の所しっかりとしたアナリストがデューディリジェンス(Due diligence:投資やM&Aなどの取引に際して行われる、対象企業や不動産・金融商品などの資産の調査活動)が活躍する場面がまだ少ないよ うですし、そもそも医療機関側に、待っていれば何とかなると考え、借入金を増やす医療機関がまだ多いようですが、いずれ何かの拍子で病院の再生は加速する ように思います。

 可能性は主なもの二つ。一つは2012年の同時改定(急性期入院はともかくDPCによる診療報酬支払いの広がり)、あと一つは消費税の値上げや金利の引き上げ。そして「医療現場における勤務医に対する労働基準監督署の立ち入り&指導強化」

 

 最後のオプションはあくまで希望ですが、それ以外にも耐震強度の問題など、様々な形で病院の資金調達は必要性が高まっています。次の病院が破たんあるいは閉鎖になるのも遠くないように思っている自分がいます。


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【東京】大森記念病院経営の東京厚生会が破産

キャリアブレイン 2010/9/28

東京都大田区で大森記念病院を経営する医療法人財団東京厚生会(徳山代之理事長)が、9月24日付で東京地裁から破産手続きの開始決定を受けていたことが分かった。帝国データバンクによると、負債額は2009年3月期末時点で約16億3100万円。
東京厚生会は1954年に徳山診療所を開設し、61年に法人改組。療養型病床115床を有する大森記念病院を経営し、2009年3月期には年収入高約7億1500万円を計上していた。
しかし収益面では、毎期欠損を計上していた上、多額の負債で資金繰りが逼迫し、今年7月には債権者の大田区が物件を差し押さえるなど、不安定な経営状態が続いていた。
また同病院は、6月末で休院して約90人の入院患者を転院させ、7月10日付で看護師や事務職員らを整理解雇したが、多くの職員に対して給与が未払いとなるなど労使間のトラブルが発生し、動向が注目されていた。


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【兵庫】医療法人白眉会:民事再生法を申請 負債総額56億円、診療などは継続 /兵庫
毎日新聞 2010/9/29

 神戸市西区で総合病院「佐野伊川谷病院」などを運営する医療法人「白眉(はくび)会」(同区)が27日、民事再生法の適用を神戸地裁に申請し、同日保全命令を受けた。負債総額は約56億3800万円。

 民間信用調査会社の帝国データバンク神戸支店などによると、白眉会は西区地域での中核病院となる同病院(106床)やクリニック、介護老人保健施設などを運営。08年度決算では年間収入が約32億9200万円に達していた。

 病棟の老朽化などに伴い09年3月の開業を目指し約22億円かけて新病棟を建設したが、引き渡し直前にメーンバンクなどが「計上が必要な損失が法 人の決算書に含まれていない」などとして新病棟の建設資金の融資が実行されず、09年度決算で約6億2300万円の赤字を計上。自主再建の道も絶たれた。 診療などは継続する。病院側は「経営状況に問題はなかったが、新病院建設を巡る問題が引き金になった。現在の体制を維持して再建したい」としている。【吉 川雄策】

 

 


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 ●戸田建設/佐野伊川谷病院に21億円焦げ付く
http://n-seikei.jp/2010/09/21-14.html 

破綻した神戸市の(医) 白眉会が経営する佐野伊川谷病院の建設を担当した戸田建設
は、建築代金の21億円が焦げ付いたと発表した。

 拡張主義の(医) 白眉会は、建設代金の融資も確定しないまま発注をかけ、金融機関から融資を受けられず、戸田建設は09年3月竣工させたものの工事代金が入金しないままとなっていた。
 戸田建設によると明石家庭裁判所で支払の調停を受け、白眉会側が履行しないまま今回の事態に至ったとしている。
 なお、戸田建設は、竣工物件について留置権を行使しているとしている。しかし、(医) 白眉会側が、資金手当ても定まらず、工事を発注するとは殆ど計画的
な倒産とも見られる。
 資金手当ての裏づけを取らなかった戸田建設側にも落ち度がある。


●医療法人社団白眉会/債権者判明
http://n-seikei.jp/2010/09/post-4550.html 

佐野伊川谷病院の医療法人社団白眉会(資産の総額2億1953万1658円、神戸市西区池上2-20-1、登記面=神戸市西区櫨谷町福谷882、理事長佐野均氏)は、9月27日負債総額約56億円で民事再生法の適用申請を行い、債権者が判明した。
なお、債権額は申請書に基づくものであり今後変動する。白眉会と関係が深い社会福祉法人有隣会は、債権者に上がっておらず資金のやり取りはしていなかったものと思われる。

<700万円以上の債権者>
債権額/単位:千円

戸田建設(株)(留置権) 2,103,760
姫路信用金庫  857,300
みなと銀行 646,000
社会福祉医療事業団  470,758
播州信用金庫 366,000
東芝医用ファイナンス(株)  126,779
りそな銀行  120,100
四国銀行 103,314
みずほ銀行  92,000
三井住友ファイナンス&リース(株) 74,774
近畿大阪銀行  70,000
リコーリース(株) 41,154
(株)メディセオ  26,021
宮野医療器(株) 25,482
(株)ケーエスケー 25,345
東京リース(株) 16,959
イフスコヘルスケア(株)  13,309
アルフレッサ(株)  11,495
医療法人社団すすむ会  11,206
(株)兵庫県臨床検査研究所  11,071


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患者、地域住人などに拡がる不安ーー「戸田建設」が支払いトラブルで、建替病院を占拠
アクセスジャーナル 2010/8/28

 兵庫県神戸市西区に、地域医療の充実を担って近代的な新病棟が完成した。
 施主は、医療法人社団「白眉会」(理事長・佐野均)が運営する「佐野伊川谷病院」。施工は、病院・学校の建設に強いとされる東証1部の準大手ゼネコン「戸田建設」(本社・東京都中央区)。
 昨年3月に建物が完成したにも拘らず、入り口にはバリケードが築かれて鍵がかかり(下写真)、現在まで使用されていない異様な状態が続いている。
戸田建設が建設代金支払いのトラブルを巡り、占拠した結果であり(冒頭写真=病院の前の建て看板)、病院患者や、地域住民、病院関係者らは不安を募らせている。

杜撰な建設請負契約
 工事請負契約書によると、発注者が白眉会、請負者が戸田建設大阪支店。「佐野伊川谷病院移転新築工事(仮称)」で、佐野伊川谷病院の移転のための新病棟建設工事。その新病棟は神戸市西区池上2丁目に建つ。
工事の着手は2007年11月21日。工事完成は昨年3月20日。引き渡しの時期は、完成と同日となっている。

工事の請負金額は22億500万円。工事価格は21億円。
 請負代金の支払い方法は、契約時に支払われた4200万円は設計費用に充当しているようだ。そして、工事の着手金や中間金の支払い約束が一切ない契約 を、08年7月30日に双方でかわしている。建物が完成した後の昨年4月2日、変更契約書を双方で交わしているが、その内容は請負代金の変更で、924万 円を減額する内容になっている。登記簿によると、建物の所有権者は白眉会になっているが、今現在においても施工図面、施主確認などの書類が、施主である医 療法人理事長側に渡されていない。
 施主は、建設代金の支払いを銀行からの融資で賄う計画で、銀行団との融資に関する交渉は成立していたのだが、銀行団が突然に融資の撤回を表明したことで、建設代金の支払いができなくなった。
 戸田建設との建設代金の支払いの話し合いがつかないまま、新病棟は現在までの異様な状態が続いている。銀行側は、融資撤回の理由を明らかにしていない。

問題の多い建設物
 戸田建設の杜撰と思える建設請負契約は完成した建物にも表れている。
 医師、病院関連業者らの立ち会いで明らかになった、地下1階、地上6階建て新病棟の不具合は、(1)階段の一部が6階まで上がれない(2)地下駐車場に リネンの車が入らない(3)手術室に入る2枚のドアが、どちらも手で開けるようになっていて、足で開けるようになっていないなど、病院として使用するには かなり問題があると、病院関係者らは話す。
 戸田建設は、数年前にも、神戸市の別の社会福祉法人の建設で、雨水管と、厨房で使用した水が流れる排水管の接続が入れ替わっていたためか、雨水ではな く、厨房からの排水が地元の池に流れこんでいたということがあった。この池には鯉が生息しており、その鯉を大切にしている地元住民の逆鱗にふれ、弁護士の 介入こそなかったが、地元住民との話合いの結果、戸田建設の下請け施工業者が500万円を支払って和解をしたという事実がある。

病院乗っ取りか?診療報酬の仮差押を強行
 戸田建設は建設代金の支払いを巡り、白眉会の診療報酬を仮差し押さえるという極めて強硬な手段を取った。
 その主張は、白眉会の佐野理事長他、理事全員の退任を軸にしており、この医療法人を事実上自分たちの傘下に置こうというものだ。地域医療の崩壊を天秤にかけて支払いを迫る行為は、見方によれば、病院を乗っ取ろうとするものに見える。
診療報酬の差押は、継続中の患者の治療を止めてしまう危険を含むため、金融機関が行う債権回収でも躊躇するものだ。それは、治療のストップ=地域医療の崩壊が誰の目にも明らかだからだ。
 戸田建設は、自社のホームページで、地域の福祉活動に貢献する企業であると自我自賛しているが、実際は、地域医療を蔑ろにした債権回収を平気で行っているのではないか。
 これらの件で、戸田建設大阪支店総務課に取材申し込みしたが、戸田建設は取材の対応を担当弁護士に任せるとして、直接の取材対応を拒否した。
取材対応を弁護士に任せなければならない理由はどこにあるのか? この件の根深さを物語っているようにも感じた。

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☆お知らせ☆

「中原支援の会」 最後の総会・シンポジウムの御案内

 最高裁で本年7月異例の和解をもって終結した中原過労死訴訟。7年に渡った裁判と支援運動を振り返り、その意義を考えます。
 「小児科医師中原利郎先生の過労死認定を支援する会」最後の総会・シンポジウムの御案内です。ぜひご出席ください。(転送歓迎)



◆日時:10月16日土曜日
 午後4時~6時半:総会・シンポジウム
 午後7時~9時:懇親会

◆シンポジウム内容
 「医師と患者のいのち守るために:中原裁判の意義と日本の医療(仮題)」

★シンポジスト(順不同、敬称略)
・植山 直人:全国医師ユニオン代表
・阿真 京子:『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会代表
・川人 博:訴訟担当弁護士
・中原 のり子:訴訟原告、薬剤師
・千葉 智子:訴訟原告、小児科医師
・川井 猛=司会兼務:ジャーナリスト

◆会場:ホテル銀座ラフィナート(http://www.raffinato.jp/)

 7階「月光]=総会・シンポ/「日光」=懇親会
 中央区銀座1-26-1 電話03-3564-0888
 都営浅草線宝町駅A1番出口から徒歩1分。
 有楽町線銀座一丁目駅7番出口、新富町駅2番出口から徒歩3分。
 銀座線京橋駅2番出口から徒歩5分。
 JR有楽町駅から徒歩10分。

◆参加費
 総会・シンポジウム:無料
 懇親会:5,000円

◆申し込み:9月30日(木)締め切り

 参加希望者は、下記サイトからお願いします。
https://sites.google.com/site/nakahara20101016/1016sympo

なお、電話、ファックスでの申し込みも受けつけます。
 電話:090-6133-0090
 ファックス:03-3552-2888

なお、参加希望者が定員を超過してしまった場合に、
締め切り前に参加申し込みを終了する場合があることをご了承下さい。

 

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現在、国が公表してる国立・地方公立病院のデータを見てると、
病院の総支出に占める人件費は55%。
人件費のうち医師25%, 看護師50%, 薬剤師・技師・事務25%

大学病院だと一人あたりの給与では、一般医師<<看護師、事務なので、
医師に看護や事務などの仕事をさせた方が得だわな。いまだに無給医員っているし。
医療費の問題は療養型病院では無く、歯科医の平均給与を抜いて、暴利をむさぼる
看護師の人件費です。看護師を雇わないと病棟閉鎖に成る為に病院の73%(公的
病院の95%)が赤字に成っても雇い続けるので、医師や薬剤師、事務、レントゲ
ン技師等にしわ寄せが行ってます。
written by j / 2010.09.30 15:42
診療報酬が非課税なのに、医療機器や薬剤などには消費税がかかり、事実上医療機関が負担しなければならないのは違憲として、社団法人「兵庫県民間病院協会」に加盟する兵庫県内の4病院が28日、消費税法による損害分計4千万円の支払いを国に求める訴訟を神戸地裁に起こした。
国民が貧困で苦しんでも、京都の先斗町でどんちゃん騒ぎして居る坊主や新興宗教法人で無税にして居るのに、人の為に一生懸命働いている医療機関に納税義務を押し付けるのは間違いだろう。しかも、トヨタなどの輸出企業には戻し税制度がありながら、これは法のもとの平等原則に反するな。




written by j / 2010.10.01 05:49

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