今回の診療報酬改定で、そろそろ結果が出て来たようです。
YakugyoJiho9/25号という雑誌では「診療報酬・調剤報酬改定の「影響力」という特集でした。

政権交代とともに、10年ぶりにネットでプラスになった2010年度診療報酬改定。
経営難にあえいでいた急性期病院にはかつてない規模の財源が投入され、DPC制度の大掛かりな見直し作業もスタート。
12年度までの後発医薬品数量シェア30%の達成に向けた調剤薬局のインセンティブも大幅にアップした。
4月の改定から半年。経営現場は期待した成果が得られているのか。
DPC新係数”勝ち組”はわずか3割
官公立病院「圧倒的優位」で分かれる明暗
■調整係数の置き換えでプラスになつた上位 52医 療機関
のリストには激戦区の熊本や沖縄の病院がぞろぞろといったところでした。結果として、DPC病院にとって、今回の改定の恩恵にあずかり、潤ったのはたった1/3だったということが真相のようです。結局、DPC病院になったら勝ちではなくて、その中でまた生き残り競争をしていく訳です。

厚生労働省にとり政権交代などがある中、がんばったのですが、今回の診療報酬改定で残された課題として下記の項目が挙がっているようです。
・診療報酬体系の簡素化
・勤務医の処遇改善
・地域差、能力差
・介護との同時改定
・財源確保
今後、地域によっては急性期医療を巡って公立病院と民間病院の間で、生き残りを巡って競合が激しくなります。公立病院も今回の改定で赤字基調から浮上した所もあります。
ただ、慢性的な医師不足&補助金漬けの借金体質から抜けられない公立病院は再編に乗り出す時期かと思っています。
もっとも、どこの地区でも公立病院を潰すと首長の責任とか組合問題などいろいろと問題が出たりしますが、住民に理解を求めていく時期になったと思っています。
そういう意味では閉院になって診療所になるこの病院の報道はいいと思いました。あと採算が黒字になったら利用者に還元するというのもすばらしいです。医師不足のために、北海道から東京や大阪にヘッドハンターを派遣するより進んでいるように見えます。
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【大分】半世紀ありがとう 県立三重病院で閉院式
大分合同新聞 2010年9月24日
公立おがた総合病院(豊後大野市緒方町)との統合により、豊肥地域の医療を50年以上、支えてきた県立三重病院(同市三重町)が今月末で幕を閉じる。10月1日から豊後大野市民病院三重診療所に生まれ変わる。24日、現地で閉院式と感謝のつどいが開かれた。
県立三重病院は1957年に結核療養所としてスタートし、83年から県立三重病院へ。へき地医療拠点病院、2次救急病院として活動してきた。
「県立三重」と「公立おがた」の統廃合問題は、医師不足を理由に県が市へ打診。その後の協議により、公立おがたを核とし、県立三重を診療所とすることになった。統合病院の名称は「豊後大野市民病院」。
県立三重は病床数165(最終的な実運用は55床)。医師13人により総合内科など11診療科で運営していた。今月18日から全診療を停止している。
市民病院三重診療所は無床で、月~金曜日の午前8時半~午後5時まで内科医1人が常勤。月、火、水、金曜の午前中は小児科医、木曜の午前中は整形外科医も対応する。
閉院式で、広瀬勝貞知事は「全国的な医師不足が影を落とし、統合が最善の道となった。これから新しい地域医療の歴史が始まる。県としてもできるだけ支援したい」とあいさつ。橋本祐輔市長が「県立三重病院による質の高い医療の提供などの取り組みを引き継ぎたい」と述べた。
坪山明寛院長がこれまでの沿革をスライドで紹介し、病院の歴史を振り返った。
病院敷地の清掃、院内での作品展示などに協力してきた地域の4団体に知事感謝状を贈呈。出席者で記念撮影をした。
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【大分】県立病院の施設整備 黒字「サービス還元」
大分合同新聞 2010年09月26日
大分県立病院(大分市豊饒)は院内トイレ改修や身障者用駐車場までの通路に屋根を設置するといった患者へのサービス向上につながる施設整備に取り組む。 医療面でも磁気共鳴画像装置(MRI)の増設スペースを確保するのに必要な診療ブースを再編する。昨年度の県の病院事業が27年ぶりに単年度収支で黒字と なり、3億円の純利益が出たことを踏まえ、「利益の一部を患者、県民にサービスとして還元」(同病院)するために実施する。
総事業費は1億円。関連予算案が9月定例県議会で可決、成立した。順次、改修工事に入り、本年度中に終える予定。純利益の残り2億円は将来の大規模改修 に備えて積み立てる。サービス改善が目的の施設整備で補正予算を組むのは県立病院が1992年に現在地に移転以来、初めて。
トイレ改修では、病棟などの個室トイレに体力や握力が低下した患者が触れるだけで水を流せるボタンセンサーを設置(207台)するほか、院内感染防止に効果がある温水洗浄便座(64台)に交換する。トイレ改修は入院患者からの要望が多かったという。
歩道への屋根の設置は、雨天時でも来院しやくするためで、正面玄関から障害者駐車場までの約110メートルなどで整備する。
来年度、2台目のMRIを導入するのに向けて、当初2011年度に予定していた設置場所の工事を、黒字分を使い前倒しで実施する。これにより「当初予定 より半年程度早く2台での運用を始めることができる」(同病院)という。運用が始まれば、現在2週間の待機日数が1週間程度に短縮できる見通し。
県立病院は地域の医療機関との役割分担を明確化し、診療報酬の高い急性期医療や救急医療に特化することで収益改善に成功。09年度決算(見込み)で8億 8300万円の純利益を出し、単体としては3年連続黒字。三重病院(豊後大野市三重町)の赤字などを差し引いても病院事業全体で09年度は黒字となった。
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☆お知らせ☆
「中原支援の会」 最後の総会・シンポジウムの御案内
最高裁で本年7月異例の和解をもって終結した中原過労死訴訟。7年に渡った裁判と支援運動を振り返り、その意義を考えます。
「小児科医師中原利郎先生の過労死認定を支援する会」最後の総会・シンポジウムの御案内です。ぜひご出席ください。(転送歓迎)
◆日時:10月16日土曜日
午後4時~6時半:総会・シンポジウム
午後7時~9時:懇親会
◆シンポジウム内容
「医師と患者のいのち守るために:中原裁判の意義と日本の医療(仮題)」
★シンポジスト(順不同、敬称略)
・植山 直人:全国医師ユニオン代表
・阿真 京子:『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会代表
・川人 博:訴訟担当弁護士
・中原 のり子:訴訟原告、薬剤師
・千葉 智子:訴訟原告、小児科医師
・川井 猛=司会兼務:ジャーナリスト
◆会場:ホテル銀座ラフィナート(http://www.raffinato.jp/)
7階「月光]=総会・シンポ/「日光」=懇親会
中央区銀座1-26-1 電話03-3564-0888
都営浅草線宝町駅A1番出口から徒歩1分。
有楽町線銀座一丁目駅7番出口、新富町駅2番出口から徒歩3分。
銀座線京橋駅2番出口から徒歩5分。
JR有楽町駅から徒歩10分。
◆参加費
総会・シンポジウム:無料
懇親会:5,000円
◆申し込み:9月30日(木)締め切り
参加希望者は、下記サイトからお願いします。
https://sites.google.com/site/nakahara20101016/1016sympo
なお、電話、ファックスでの申し込みも受けつけます。
電話:090-6133-0090
ファックス:03-3552-2888
なお、参加希望者が定員を超過してしまった場合に、
締め切り前に参加申し込みを終了する場合があることをご了承下さい。
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