あまり意識されていないのでしょうが、アメリカやアジア諸国では国際的な病院グループの再編あるいは買収進んでいるようです。
 日本の場合、徳洲会を除くと、海外進出はほとんど皆無(一部の在外法人向けの診療所を除くと)、海外での病院経営に乗り出したところはあまり存じ上げま せん。
  これはメモですが、実は徳洲会病院グループはブルガリアに進出するだけでなく、アジアにも看護大学を持ったりしているので、今後広がる分野であるメディカ ルツーリズムでも可能性を秘めていると思います。
   というか、国内ではやれ[メディカルツーリズムは医師不足でケシカラヌ]といった論調が目立ちますが、金持ちが外貨を落としてくれるチャンスを逃す手
もないです。
  ただ、日本の田舎病院が手を出すよりは、東京や関西の大都市部で始める方が先かなです。

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マ レーシア政府投資機関、パークウェイ未保有株に3.95SドルでTOB
ロイター 2010年 07月 26日

 [シンガポール 26日 ロイター]
マレーシア政 府の投資機関カザナは、シンガポールのヘルスケア会社パークウェイ・ホールディングス(PARM.SI: 株価, 企業情報,
レポート)の未保有株取得に向け、1株3.95シンガポールドルで株式公開買い付け(TOB)を行っていると発表した。
 カザナによると、パークウェイに25%出資しているインドのフォルティス・ヘルスケア(FOHE.BO: 株価, 企業情報,レポート)は、TOBを受け入れた。フォルティスはパークウェイ買収の意向を示していた。
 カザナはパークウェイに25%出資している。

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星パークウェイ買収競争、国営投資会社カザナが勝利
AsiaX マレーシア2010年07月28日

〈クアラルンプール〉
 マレーシア国営投資会社のカザ ナ・ナショナルは、シンガポールの医療チェーン、パークウェイ・ホールディングスに対する買収提示額を引き上げ、買収を確実なものとした。
 カザナは、子会社インテグレテッド・ヘルスケア・ホールディングス(IHHL)を通じてパークウェイ株23.9%を保有。 パークウェイの筆頭株主であるインドの医療チェーン会社、フォルティス・ヘルスケアとの間で残余株を巡って買収競争を繰り広げていた。
 カザナはフォルティスの提示額を4.5%上回る1株当たり3.95
Sドル(約252円) を提示。公開買い付け(VGO)を行い全株式を買収することが決まった。買収額は35億Sドル(約2,236億5,000万円)となる。
 これを受けてフォルティス・グローバル・ヘルスケア(モーリシャス)はパークウェイの2億8,420万株(24.9%)を放 出、1億1,670万Sドル(約74億5,700万円)を得る。
 フォルティスのマルヴィンダー・モハン・シン会長は 今回のVGOについて、話し合いの末、フォルティス株主の利益のためパークウェイ株の放出を決めたとの声明を発表した。

↓中国にあるパークウェイクリニック(日本語)
http://www.parkwayhealth.cn/index.php/our-locations_jp.html?lid=8
↓クリニックの看護師はアメリカの看護師の資格をもつ日本人
http://linkstaff.co.jp/shanghai-blog/2008/06/post_32.html#more
↓本社のブログ
http://www.parkwayhealth.com/

<資料>
医療部門の諸勢力と反作用 世界的な傾向に 関する報告
PSI医療作業部会 2003年5月
http://bit.ly/9iNIJo
4 医療部門に参入している多国籍企業
 各分野への参入企業は、次のとおりである。
・保険−ING・エトナ、シグナ
・医療サービス−アフロックス、カピオ、HCA、パーク ウェー・ホールディングス、ユナイテッドヘルス

☆パークウェイ・ホールディングス
 パークウェイ・ホールディングスは民間病院を所有、運営し、医療サービスを提供している。傘下にグレニーグルス病院チェー ンをもつ。また診療所、放射線クリニックも所有、運営し、さらに医療用品、医療機器、医療製品の販売、歯科サービスと歯科医院、臨床研究センター、包括的 な診断ラボ検査サービスも手がけている。投資と貿易事業も行っている。シンガポール、マレーシア、インドネシア、スリランカ、インドで、また2001年8 月までは英国でも病院を経営していた。
 同グループの医療事業は、全額出資の子会社パークウェイ・グループ・ヘルスケ アが行っている。傘下には、シンガポール最大の総合医療企業であるシェントン・メディカル・グループ、同地域の放射線事業でトップに立つメディラド・アソ シエイツ(シンガポール証券取引所上場)、大手ラボ検査会社のパークウェイ・ラボラトリー・サービシズ(同)などがある。最後の2社は、買収から2年後の 2002年4月に非公開化されている。
 パークウェイ・グループは、傘下のグレニーグルズ・クリニカル・リサーチ・セ ンターを通じて研究業務を受注し、アジア地域の医師や多国籍製薬会社、研究請負会社、バイオテクノロジー企業の研究ニーズに応えている。
 この3年は毎年、他社を買収してきた。1998年はカベンディッシュ・クリニックを買収し、1999年はウェストフロント、 シェントン・ファミリー・メディカル・クリニックの残りの株式を取得している。2000年はプラウ・ピナン・クリニックの株式の70%を取得した。 2002年にはGPネットワークの拡大を目指している(注158)。
 2001年8月、パークウェイ・ホールディング スはロンドンのハート病院を保健省に2,900万ポンドで売却した(資産が2,700万ポンド、債権が200万ポンド)。この病院は毎年1,000万ポン ドから2,000万ポンドの損失を計上していたが、65%の株式を所有するパークウェイ・ホールディングスが全額を引き受けた。同年3月時点で、同社は医 療機器を売却し、一部資産(土地など)を転貸するための交渉をHCAと行っていた。5月、公正取引庁がこの交渉を調査することになった。パークウェイと競 合するHCAは、交渉が成立すればロンドンの民間病院市場を独占できると考えていた。6月、公正取引庁は、HCAとパークウェイの取引を競争委員会の判断 に委ねる決定を行った。そして8月8日に、同病院の保健省(ユニバーシティ・カレッジ・ホスピタル)への売却が発表されたのである(注159)。
 2000年以来、アポロ・グループ(インド)の取締役はパークウェイの取締役を兼任していたが、予想された両グループの提携 関係は実現していない。シンガポールでは、政府経営の病院が強力な競合相手になることが明らかになっている。

 


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