去年の法改正で、やっと15歳以下の小児の心臓移植がこの7月から可能になります。

 

 これまで国内では難しいため、渡航してアメリカで小児の心臓移植を受けておられる先生のお話を聞くと、大変なようです。

 やはりお金が圧倒的にかかります。仕方ないのですが、1億円とかの単位ではなく、3億とか5億といった巨額のお金を準備するために、家族が離れ離れになったために、家庭不和となったり、さらに渡航しても、必ずしもドナーが現れるとは限らないなどたぶんに「募金」しても、必ずしも成功するとは限りません。

 

 また、海外で臓器移植が成功して無事に帰国してから、順調に社会復帰できるのは学生の場合で、社会人が病気のために移植を休職して受けた場合、仕事への復帰が遅れ失業するなど、移植の後も大変なことが、国内の学会でも報告されています。

 

 いずれにせよ、法制度や移植施設が整っておしまいではなく、それをサポートするスタッフや環境などの整備が急がれます。

 

 今後、移植医療の保険償還も問題になるでしょうし、そのあたりも考えたいところです。

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小児の心臓移植施設に3病院を認定へ
読売新聞 2010/6/28

 

 15歳未満の小児からの脳死臓器提供が可能になる改正臓器移植法が7月17日に施行されるのを前に、心臓移植関連学会協議会は28日、東京大病院と大阪大病院、国立循環器病研究センター(大阪府)を、小児の心臓移植の実施施設として認める方針を決めた。

 

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【改正臓器移植法 命は救われるか】(上)子供に臓器が渡らない
配信元:産経MSN 2010/06/27

 

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 そういえば、小児科学会の倫理委員会って、去年の今頃、こんなこと言ってたんですね。家族の募金活動とか渡航することについてなんら言及せず、虐待とかそういうのを理由に「反対」だったような・・・。国民に対して、きちんと説明義務があるし、小児科医師側の責務として、虐待する親を告発したり、啓蒙する努力が先になされるべきで、「存在」を前提に、だから全面禁止では、ちょっといただけないよなぁ・・・と思いました。

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臓器移植の年齢制限撤廃、小児科学会委が反対

読売新聞 2009/04/28

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