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 先日のNHKの番組、ETV 特集 「病院は建てたけれど〜地域医療をめぐる混乱と模索〜」は 各方面で話題になっております。情緒的という批判もありましたが、まぁ、土建屋と役人のこさえた借金のツケを医師におっかぶせているのは確かで、現場に残ってがんばる医師をめぐって「無能」などと喧しかったりしますが、なかなか厳しいです。

 

 さて、北の「聖地」候補地である小樽市にも病院新築でホットな話題になっております。

 

 ある大学の先生は、十和田中央病院で話題になった「1床 3,700万円」の建設費ですが、大学の講義で病院の建設費は「1床 1,000万円」と 学生に教えておられるそうです。

 しかし、「1床 1,000万円は経営手腕のある民間チェーン病院の場合であって、公立病院ではその4倍。どうしてそんなに高くなるのかは疑問」です。なお、建築費はそこの市民が税金で払う羽目に成ります。

 十和田 市民病院は、「近隣公立病院の平均建築費3,900万円であるので、それより200万円低くしておこう」との根拠で建築費を決めたよ うですが、たぶん、間違いです。それだけ高くされても大丈夫な時代(小泉改革前の数字)にだまされては行けません。現在は土建屋も厳しいので、どんどん建 築費を安くはできませんが、やはりしっかり地元以外の業者を入れて、きちんと競争させなかった失敗が今につながっていますね。

 ちなみに、職員数は次のように教えているそうで、「100床あたりの病院職員は100人。内、医師は1/8の12.5名、看護師は半分の50名です。しかし、検証してみると、公立病院には職員が100床当たり100人以上います」。民間病院で勝ち組のところは病院職員は、100床あたり200名以上います。はい、100名じゃ負けなんです。

 

 ついでに言うと、医師一人当たりの年商は1.2億円。医師が42人しかいなければ、年商は50億円程度。利益率2%として、年間1億円くらいしか 返済に舞わせません。148億円も借りて、豪華仕様で病院を建てれば、そこに残った医師たちは、次に新築するのは30年先ですが、1億ではなくその5倍、 年間5億円の純益をあげ、さらに一人当たり5億円の高濃度な医療行為をして、稼がなければならない。

 小樽の公立病院に残る医師も、そして住民も悲惨です。人件費の問題は確かに事務職員とかは問題かもしれませんが、医師や看護師の給料を議論しても ダメ。医師や看護師の給料が下がったら、早速病院は崩壊します。医師がいなければ診療点数はあがりません。

 給料が問題じゃないの。病院プロジェクトに対して責任者 不在、マネジメント能力欠如の問題です。

 トータルで自治体の人口や税収といった身の丈に合わないハコモノを豪華仕様でつくれば、破綻。関空とかと同じように救ってもらえると思ったら、地 元にトヨタかパナソニック並みに気前よく、税金を払ってくれる企業を招致して工場を作ってもらってからが、よいと思われます。

 いずれにせよ、小樽市は「破綻」に向けてまっしぐら〜ってところですね。

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【北海道】市長「問題は高い 給料」 病院問題で人件費にメス
小樽ジャーナル 2010/05/24

 山田勝麿市長は、5月24日(月)に開かれた小樽市議会第1回臨時会で、病院問題について「問題は給料ですよ。職員の給料。これは、民間と比べてすごく高いのですよ。これから検討していきたい」 と、病院職員の給料にメスを入れることを述べた。
 総務省の2008(平成20)年度の調査によると、市立2病院の職員平均給与は、時間外手当・特殊勤務手当・期末勤勉手当などを含めると、事務職員 (24 人)50万5,945円、医師(42人)145万5,868円、看護師(333人)43万8,247円、准看護師(12人)51万160円、医療技術員 (80人)49万3,608円、その他職員(2人)53万7,875円となっている。こちら
 同臨時会で、共産党の北野義紀議員が、「病院事業では、21年度決算見込みで、改革プランよりも6億円の不足が生じるとしている。市長は、収支赤なら起 債が認められないので、一般会計から5億円繰出すと表明した。
 市長もご覧になったと思うが、昨日のNHKの教育テレビで放映されたが、自治体病院の新築後の巨額の赤字で、建設費が異常に高いという問題。十和田市の 副市長が、全国平均の一床あたりの建設費3,900万円より200万円安い3,700万円で不当な見積もりではないと言った。すかさず、最近の事例では、 東京都内の自治体病院は1,700万円で建設しており、2,000万円も差があると指摘があった。なぜ、建設費が自治体病院の場合、異常に高いのか。これ が病院財政の経営を圧迫する要因になるのではないか。あと、医療機器の購入代金。こういうことにメスを入れなければ、自治体病院に赤字が生まれて財政を圧 迫する。市長は、新病院建設にあたって市民からの不安をなくすため、真剣に検討すべきだ」と指摘した。
 これに対し、市長は、「病院建設単価は30万円で、決して、前にどなたか行ったように、ホテルのような病院を建てるつもりはさらさらありません。問題は 給料ですよ。職員の給料。これは、民間と比べてすごく高いのですよ。これは、徹底に総務省から言われている。これは現在の全適でも、適正な給料にしなさい と指導されている。これからの課題だが、検討していきたい」と、人件費について、任期最終年で、ようやくメスを入れる姿勢を示した。

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【北海道】量徳小での新病院 建設 23科・388床で148億7,300万円
小樽ジャーナル 2010/05/25

 2007(平成19)年11月の基本設計中断から2年半。5月25日(火)、小樽市が、建設地を量徳小学校と現在地に変更してから初めて、新病院の規 模・機能を明らかにした。
 市立小樽病院と小樽市立脳・循環器・こころの医療センター(第二病院)を統合新築する新市立病院建設は、山田勝麿市長の3期12年にわたる最重要公約。
 2003(平成15)年6月に基本構想を策定し、3度の見直しを行い、当初263億円だったものが、2004(平成16)年10月に194億円、 2006(平成18)年12月には156億円と当初より100億円もの大幅圧縮。
 建設用地は、当初、量徳小学校跡地を予定していたが、「PTA、保護者などの理解が得られない」と、あっさり第2候補地の築港地区のJR用地に変更。市 長は、2期目の任期切れ前の2007(平成19)年4月、株式会社久米設計札幌支社に、あわてて基本設計を発注した。
 しかし、発注から8ヶ月後の11月、「病院事業を取り巻く状況が大きく変化した」との理由で、この基本設計を一時中断。途中までの業務委託料として 2,581万円を同社に支払った。この問題で、現在、市民からは違法・不当な公金支出として住民訴訟を起こされている。
 この後、新設の病院局に2009(平成21)年4月に就任した並木昭義局長の提言を受けた市長は、2010(平成22)年1月、築港地区で進めてきた新 病院の建設地を、量徳小学校と現小樽病院敷地を合わせた土地にすると方針転換を行った。
 今回、明らかになった「新市立病院計画概要(案)」は、並木局長率いる病院局が中心となって規模・機能の変更を行いまとめたもの。市側は、25日 (火)に市議会各会派に説明を行った。
 この計画概要(案)では、小樽市立脳・循環器・こころの医療センター(222床)と市立小樽病院(223床)を合わせた病床数は、一般302床・精神 80 床・結核4床・感染症2床の計388床。診療科目は、現在の診療機能をベースに23科とした。これまでの計画では、病床数は468床としていたが、60床 減らし、診療科は17科から23科に増やした。
 診療科は、内科・消化器内科・呼吸器内科・循環器内科・神経内科、外科・整形外科・心臓血管外科・脳神経外科・形成外科、婦人科、泌尿器科、耳鼻咽喉 科、小児科、皮膚科、眼科、放射線科、麻酔科、精神科、リハビリテーション科、総合診療科、腎・透析科、健康管理科。呼吸器内科・神経内科・リハビリテー ション科・総合診療科の4科は、医師充足の状況から開院時までに変更となる場合もあるとしている。
 施設規模は、1病床あたり75平米程度で、総床面積29,100平米。量徳小学校と市立小樽病院の敷地(約22,462平米)に、それぞれ病院棟と駐車 場を配置。地下1階地上7階建で、外来診療部門、中央診療部門、管理部門、サービス部門、病棟部門(精神科病棟含む)で構成する。駐車場は、来院者用 250台程度。災害対策として、ヘリポートの設置も検討するという。
 事業費は、建設地の量徳小学校敷地が、建物の支持地盤が深いことによる杭基礎工事費の増加や日影規制に対応するために一部地下階を設ける必要があるとし て、建物本体工事費1平米あたり33万円と算定。内訳は、建設工事96億300万円、付帯工事2億5,000万円、基本設計・実施設計・監理・事務 4億 500万円、医療機器・備品・システム35億円、移転雑費1億7,700万円、解体工事(造成工事含む)9億3,800万円の計148億7,300万円と 巨費に上る。
 この新病院建設工事費は、「同規模の類似病院の実績に基づき試算した」と、1床(75平米)当たり2,475万円となっている。山田市長は、「1 平米33万円だ」と市議会で豪語しているが、国立病院機構の1床1,800万円、民間病院平均の1,500万円と比べると、まだまだ高い状況に変わりはな く、市議会でも追求されることは必至の状況だ。
 市では、5月28日(金)13:00から開かれる市議会病院調査特別委員会で、この「新市立病院計画概要(案)」を正式に報告する。
 建設費の高安の論議の前に、市が計画する豪華総合病院が、果たして本当に必要なのかの議論もせずに、市主導のまま突っ走る病院計画は、市民にとって幸不 幸の境目となりそうだ。市長公約が12年経っても建設出来なかった市立病院。市長の言う「高い給料」の公立病院が、この街に本当に必要なのか、改めて徹底 論議する必要がある。

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小樽市☆新ネタ登場。大 手メディアは何やってんだか・・・汗。

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公的病院は政治家の票田目的に建てられた病院が多く、採算度外視で、大理石の柱など豪華絢爛で建てられて居り、内部は自治労による年功序列の賃金体系で、短期勤務の医師以外は900万円台の事務員や5000万円の退職金の掃除のおばちゃんなど民間では考えられない高賃金体系で、人件費だけで8割を超えて居り、民間では潰れて居ますが、民間病院の様に債務の責任者は居らず、院長は飾り物で、実質は自治労の支配下です。そんな病院を年間2000億円以上の補助金で支えている状況です。公的病院の患者は激減して居り、病棟の4分の1は使われて居ません。すでに都市では救急の8割以上は民間病院がやって居り、公的病院は不要に成って来て居ます。民主党はこの無駄な公的病院を自治労が支持母体の為、閉鎖、統合、民営化もせず、さらに、厚生年金病院まで加えて存続させる方針です。
written by J / 2010.05.29 08:54
J先生>
 公的病院は必要なところには残りますが、民間病院と競争で負けている所は再編の対象です。同じように民間病院でも質の高くない所は徐々に撤退です。金融と同じです。黒船はそこまで来ています。社会保険病院や年金病院など過去の運営形態はともかく、残すべき病院も残すべきでない病院もまとめて残すのはよくないことです。
written by SkyTeam / 2010.06.03 08:57

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