NHKで昨夜放送された、追跡AtoZ「逸脱する“病院ビジネス”」を文字起こししてみましたw(暇いうなかれ・・・汗)。
さて、今日のNHK教育でETV特集「病院は建てたけれど〜地域医療・混乱と模索の現場から〜」5月23日 (日)午後10時〜11時30分 立派な病院を新築したものの肝心の医師が集まらずオープン当初から巨額の赤字を計上する自治体が相次いでいる。http://bit.ly/c4XoTE
こっち を楽しみにしていますが、さてさて。
日本の医療や福祉へのお金の配分はおかしいです。
大切な急性期医療や産科 救急の医療の現場で働く医師や看護師 には、時間外勤務について労務管理はいいかげんで、雇用側の違法行為はまったく監視されず、医療事故が生じると、システムエラーなのに、医師や看護師個人 の犯罪とされてしまいがち(奈良県や福島県の「たらい回し」事件は行政が悪いのにメディアは医師や病院のせいにしました)
そのくせ、福祉に該当する部分(生活保護)にはしっかりした監査もなく、レセプト審査側の不十分な審査野結果、医療全体が悪 く言われがち・・・。
そういう現状をみるにつけ、問題は、医療の全体でしょうか?
医療監査による不正医療の取り締まりに、それほど行 政はあまり熱心ではない のをいいことにはびこる患者さんを食い物にする「業者」の問題もあります。
一部の業者の問題を、医療全体 の倫理観の問題に置き換えるのは危険で、審査や監査システムがなっていないのを「あぶり出し」には成功し たかもしれませんが、医療の問題は、レセプト請求は実は一部では?と思います。
本当に必要なのは医療を改善させるためのシステムの整備不良で しょう。厚生労働省だけに責任を負わせるのは難しいですが、医療界全体が応える必要があるでしょうし、日本医師会も従来の「診療報酬の上げ・下げ」や「レセプト請求 の電子化反対」のように、爺医の集団らしく過去の怨念というか些細なことにばかり、こだわる動きを見せると、信頼性を失 うでしょうね。
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2010 年 5月22日 土曜 午後10時00分~10時43分
逸脱する“病院ビジネス”
http://bit.ly/9dUcbe
今、医療機関の経営難が深刻だ。繰り返されてきた医療費の削減によって、全病院の52%が赤字。倒産件数も過去最大。病院は診療報酬が改定されるたび に、血眼になってその詳細を読み込み、あの手この手で利益を上げていこうと必死になっている。
一方、制度を逸脱して利益をあげる一部の病院の実態も明らかになってきた。ターゲットのひとつが貧困層。生活保護の受給者を集めては、過剰な治療や検査 を施し、診療報酬を得ようという裏のビジネスだ。からくりは生活保護受給者の医療費を国と自治体が全額負担する「医療扶助制度」にある。病院にとって「取 りはぐれ」がなく、生活保護受給者は行き場がないため、不必要な診療をしても文句が出ないというのが儲けの構図だ。
取材を進めると、不透明な医療費の請求は高齢者医療などの現場にも広がっていることがわかってきた。問題の根底には、医師が「この治療が必要だ」と言え ば、それを疑うことが難しい現実があり、レセプト(診療報酬明細書)のオンライン化などの対策が求められている。“医療不況”のもと病院はどのように変貌 しているのか? 追跡する。
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追跡 AtoZ「逸脱する“病院ビジネス”」
以下は、タイトルと内容をさらっと。40分 を超えるので、こちらに保存していますので、そちらにアクセスしてください。主な内容と最後の部分を 紹介します。
■貧困狙う闇の医療
■貧困狙う過剰医療の実態
■寝たきりアパート不透明な医療費
■”医療不況”病院サバイバル
■よい医療をどうつくる?
川淵教授:「いま、世界の潮流では、どれだけ医療費を使ったかではなく、どんな行為をしたのか?ではなく、むしろ、それだけの医療費を使ってどう なったか?治療成績とか、結果ですね。そちらに重きをおくようになってきた。
我が国では、医療費を使う方には手厚くしてきた、しかしそれだけを お金を使って結果がどうなったかというのがおろそかになってきた。やはり一定の業績評価みたいなものが必要になってきた。。
キャスター:「具体的には?」
川淵教授:「重症の患者さんにあまりお金をかけないで、結果が良かった、そういうほう に手厚く評価する。努力する人が報われるように変えていく、そういう方向に診療報酬必要性があるじゃないですかね。」
キャスター:「それ が世界の潮流ですか。」
川淵教授:「Pay for Performance(P4P)、パフォーマンスに対してお金を払う。というのが世界の潮流。日本はこの分野に関しては、ずいぶんと遅れています。」
キャ スター:「不正や不透明な医療ですが、保険料や税金の無駄な支出となって跳ね返っていくというのを強調したいです」
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実態のない医療やナマポ(生 活保護を受ける必要がないのに生活保護受給者になって福祉にすがりつく)という悪しき福祉に寄生する一部国民もいるのもあれば、それらを提供するナマポビ ジネス提供者もいる。
どんな世界にも悪い人もいるし、倫理観が劣る人間や組織もあります。これを根絶する ために「監視」する必要がある一方、そもそも必要な医療にお金を投じてこなかったために、産科医療や救急医療が崩壊し、まったく医療と無関係な職業の人た ちが跋扈する世界になっているのも事実。
日本って監査システムが弱いです。システムが一度作られてか ら、改変する力が弱いのも感じます。国家財政が破綻しかけているのに、大量に国債を発行してバラマキ充実というのも変です。
現 状、福祉を医療と連携して入院治療費を介護保険に付け替えることにしていますが、いずれ「フリーアクセス」は厳しくなると見ています。
国民が望むように深夜でもコンビニのように救急医療を提供すれば、おそらく、国民皆保険制度は続きますまい。
同じように、生活保 護の不正受給から暴力団へとお金が流れる仕組みを絶つようにしなければ、医療も福祉も信頼されません。
不 正医療は確かに問題ですが、30兆円の医療費のうち、毎年の不正請求が30−60億円。もしもその10倍としても、30兆円のうち、300億円?。 0.1%は、そこまで大きいですか?
一生懸命、患者さんのためにがんばる医療側も「おかしい医療」を内部 監査も外部監査も利用して、変な医療提供者、福祉業者を摘発するしかないでしょうね。
レセプトを国民一人 一人に発行させるというのはアイデアとして最低だけど、それを照合できるように全国民が医療費を毎年監視できるように政府側もそろそろIT投資を行うべき ですね。
電子カルテも全国の診療所で共通のSaaSを厚生労働省が無償で提供して、画面構成やその上で動 くアプリケーションを開発自由にすればいいのです。
同じ人が、同じ薬を別の診療所で処方されないようにして副作用を防ぐこと、不 適正な薬の処方ルートを絶つためにも必要でしょうね。
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