『患者さん中心のがんチーム医療のために:チームオンコロジー.Com』

 

 というサイトがあります、ツイッターで積極的に情報を発信してくださっている、アメリカのMDアンダーソンがんセンターの上野先生らが、患者さん中心のがんチーム医療推進のための関連情報とネットワーク作りを目指したサイトです。

 実は、自分は、「がん」とは直接関連性の低い診療科だったのですが、それでも何人かの患者さんを見つけたり、あるいは一緒に外科や内科の先生と診察にあたったことがあります。

 日本で毎年60万人の人ががんにかかり、毎年33万人が亡くなる時代です(日本全国の死亡が108万人です)。罹患する人はもっと多いのですが、実は半分くらいの人は治療を受けて恩恵に預かっています。

 これは昔よりも確実に医療が進歩して、早期診断、早期治療、さらには昔より進んだ薬剤や放射線の恩恵を受けられるように なったからとも言えます。まぁ、それでも保険屋さんやサプリメント屋さんは一生懸命不安を煽って商品を売りつけたりしているので、ちょっと気にはなるので すが、日本の高額医療費制度では支払えないという高額になるかは疑問ですが、進行が進んでから行っていた昔のがん治療と違い、長期戦となり、近年では手術後の通院費や薬剤費の支払いなどが家計に重くのしかかっていますが、日本の保険償還システムの問題だったりします。

 今後、患者さんのニーズががん治療のさらに安心を求める所で、このあたりは見直しが入るように思います。問題は財源ですが、今の医療費の負担の仕組みからすると、財源なしでは無理です。この問題は徐々にクローズアップされると思います。とりあえず今回はスルーしておきます。

 

 がんの実態などの細かいデータなどは「数字に見る-医療と医薬品2009」や、がん研究振興財団の「がんの統計」という資料がありますので、そちらをご参照ください。」

 

  さて、がん患者さんはいくら病気に命がかかっていると言え、治療費に高いお金を出せる人ばかりではないし、病院の治療について不安を持つ人、様々な不安を抱えています。

 

 そういう意味で、チーム医療で医師や看護師以外の職種の人たちと一緒に学び、一緒に戦うというのはいいことかと思います。

 

  前述の『患者さん中心のがんチーム医療のために:チームオンコロジー.Com』に、がん治療の原則というのが掲載されていました。タイトルだけ抜粋してみました。本文はリンク先をじっくり読んでください。

はじめに
■原則を守りながら、がん治療を行うことが大切です!

がん治療の原則(1)
■治療が効くか効かないかは身体の調子によって決まります

がん治療の原則(2)
■がんになると、以前と同じ人生には戻れません

がん治療の原則(3)
■標準療法が、がん医療の根幹です

がん治療の原則(4)
■治療しないことも治療の1つです

がん治療の原則(5)
■治療の目標は患者さんの高い満足度を得ることです

がん治療の原則(6)
■抗がん剤の副作用はあってはいけないものです

おわりに
■原則を守って治療を行う医療従事者を育てることが大切です

 といった内容で、細かい内容は副作用がない薬がないように、抗がん剤の治療で、副作用を少なく・・・ではなく、なくす事は大きな目標ですが、なかなか難しいものです。副作用はとても患者さん本人にはつらい苦しみですが、実際に投与するまでは予測不可能だったりします。

 そういう意味では、がん治療の進歩には「ゴール」はまだ到達しないかもしれません。

 

 さて、これから高齢者が増えて行く日本では、最後にある「原則」を守って治療を行う医療従事者の数をきちんと育成しないとなりません。訳のわからない民間療法や、臨床試験も臨床研究でも実証されていない怪しげな医療行為を行う医師は排除されるべきだと自分は考えています。

 

 しかし、原則を守って治療を行う医療従事者の数は、下記のようにまだこれからです。

 

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じほうMRメールニュース 2010年03月10日号 vol.1849

 

 日本臨床腫瘍学会認定のがん薬物療法専門医が、2010年3月現在で451人になった。06年4月に47人の専門医が誕生してから4年、約10倍になった。一見大幅に増えたかに思えるが、現在の会員数(約7500人)からすると、1割にも満たない。米国では内科、心臓血管、消化器、呼吸器に次いで第5位(約1万人)にランクされるほど多く、それだけ重要視されている。
同 学会によると、国内では呼吸器、消化器、乳腺など、臓器別の「がん治療専門医」に分かれ、米国のように、がん薬物療法に特化した「臓器横断的がん治療専門 医」(腫瘍内科医)制度が確立していないという。また“がんは切るもの”という外科医(学会)との軋轢(あつれき)もあるようだ。
以前、肺がんの分子標的治療薬で、副作用による死者が出て社会問題化した。原因はさまざまだが、抗がん剤の使い方を教育されていない医師が使ったことも一 因としてある。事故を繰り返さないためにも、“がん薬物療法専門医”の育成とともに、臓器横断的にがん治療が行えるよう、各科との協力体制が望まれ る。(和) 

 

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 そんな中、この3月、がん医療に対する夢(マイ・ドリーム) を語り合い、育み、共有し、“がん医療のドリームチーム” をつくり、日本のがん医療をより良くしようという企画、「オンコロジードリームチーム・プロジェクト」が立ち上がるようです。

 

『がん医療に対する夢(マイ・ドリーム) を語り合い、育み、共有し、“がん医療のドリームチーム” をつくり、日本のがん医療をより良くしましょう。 このサイトでマイ・ドリームを発表した人は、みんな、“がん医療のドリームチーム” のメンバーです。 夢がたくさん集まれば集まるほど、ドリームチームは大きく強くなり、やがて日本のがん医療を大きく変えていく原動力となります。 どうぞ、あなたも“がん医療のドリームチーム” に参加しませんか。』

 

 ということで

オンコロジードリームチーム・キックオフ・フォーラム 

参加者募集 入場無料 先着750名様

日  時: 2010年3月21日(日)13時~16時30分(開場12時30分)

会  場: 東京有楽町マリオン内 有楽町朝日ホール

共  済:一般社団法人 オンコロジー教育推進プロジェクト(設立準備事務局)
財団法人 日本対がん協会、NPO法人 キャンサーネットジャパン

協  力:財団法人 聖ルカ・ライフサイエンス研究所


 ということで、もしも時間がありましたら、ご参加を。


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