今年の春の診療報酬の改定で、あちこちで診療報酬改定のセミナーとかが始まっているようです。2年おきの診療改定、さらに薬価引き下げ、準備時間もないままに行われる改定作業・・・さまざまな批判はあるかもしれませんが、現状の中医協のシステムでは限界かもしれません。
開業医の先生からはいろいろと文句が出てもしかない傾斜配分ですが、今回は救急や産科、そして外科などに厚めの手配です。
厚生労働省の「平成22年度診療報酬改定の概要」(PDFが出ます)によれば、
外保連試案を活用した手術料引き
主として病院で実施している難易度が高く人手を要する手術について現行点数を30%から50%増の上げ、とすることを目安とし、脳動脈瘤頸部クリッピング、大動脈瘤切除術など約1800項目のうちの約半数程度を増点
心臓手術も含め、難度が高いものは40-50%近く引き上げられており、現場の先生がたの奮闘を支援する費用になるといいなぁ・・・ですが、なか なか病院が医師の「時間外手当」や「有給休暇」などをちゃんと管理できていないので、次の2012年の改定では、「36協定締結」と「時間外割り増し賃 金」について法律を遵守した病院のみ適応するようにして欲しいですね。
さて、そんなお話はともかく、患者さんが知りたい病院や診療所の情報を教えてくれるホームページが増えてきました。
どの病院がどの病気を得意としているか?患者さんに人気なのか?医師数から病床数までの基本情報から、同じ病院内の診療科目間や他病院との比較がすぐさま出来るサイトが出来たそうです。(4年ほど前に[勝ち組@開業医セミナー]でご紹介した大石さんも【情報活用の視点】今までになかった面白いサイトが出現した - 大石佳能子さんと書かれています)無料で、ユーザー登録も不要だそうです.
↓プレスリリース
病院の診療実績を比較できる情報サイト、『病院情報局』開設のご案内
例えば、日野原先生がおみえの聖路加国際病院で検索すると、過去3年間の、診断分類別と病院全体の
・月平均患者数
・医療圏シェア
・平均在院日数
・複雑性係指数
・効率性指数
が院内診療科間で比較され、棒グラフが描かれます。他の切り口での他院と比較することが出来るし、棒グラフで比較が簡単です。そして、閲覧件数が多いTOP10の病院は・・・・
また病院勤務されている人にあんまり評判のよろしくない(何せ余分な書類仕事が増える増える・・・汗)病院機能評価も・・・下記のようにでます。


↓近隣の病院と比較が疾患の診断分類別に見られたりします。

このサイトの一般公開に先立ち、全国のDPC参加病院様に対して事務局よりご案内を差し上げ、掲載されている情報の確認をお願いしたところ、以下の病院様よりこのサイトでの情報公開を希望しないとのお申し出をいただきました。
残念ではございますが、病院検索画面から各病院別のページが表示されないように、システムを修正させていただきました。(DPC参加病院のアイコンも非表示とさせていただきました。)
ご利用の方にはご不便をおかけしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
なお、医療圏シェア、患者数ランキング、DPC全国統計の情報には、非掲載希望病院のデータも含まれております。
で理由を見ると・・・「閉院」を理由にしたところが二つほどありました。えぇ・・・これも仕方ないですね。

これも時代でしょうかね。隠蔽体質じゃないのですが、患者さんの個人情報をたくさん扱うため、病院はこういうことに慣れていませんが、今後は病院ごとに広報部門やホームページの企画をする部門を持って行く必要があるでしょうね。
また、いい診療を行っているのであれば、それをきちんと情報発信していくことは、この情報化時代の患者さんにとっても大切です。
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