<おしらせ>
お知らせです。
特別プレゼント企画

<目次>
1. 医療ジャーナリストさんに
2.医療ジャーナリストさんへの期待
3.医療報道を行うメディアに期待すること
4.医療者は患者の安全と健康を願っているという大前提を理解して欲しい
5.医療報道の質の改善を考える
6.医療報道雑感
7.前医の紹介状を鵜呑みにしてはならない。
8.「~によれば」な報道ならいらない!
9.勤務医の過重労働は医療安全の面からも見つめてください
10.記者と医者が協働で開く新たな医療報道の世界
11.メディアと共に10年闘争
12.BPOを育てられますか?
13.「たらい回し」問題から考える
15.<資料>「たらい回し」をよく使うのは朝日新聞と読売新聞でした
15.「たらいまわし」報道は、救急医療の最前線で働く医師の心にどんな影響を与えたか?
16.<特別投稿>ドイツ医師会雑誌が作成している医療情報について
22.謝辞
23.<資料>日本の医療の本当の姿
といった内容です。先着100名です。ご興味がある方はぜひ・・・
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さらに「先着50名」限定ですが、ご希望の方には、若干残部があるので「医療系ブログの歩き方ガイド」をおつけします。
締め切りは1月末まで。申し込みフォームに氏名/郵便番号/住所/電子メールを記入してください。ちなみに2月中旬以降に発送の予定です。
よろしくお願いします。
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先日、ふとしたことで、お会いした大手新聞社の記者の方に聞きました、
「なんでいまだに『たらい回し』という不正確な言葉を使うの?」
と。そしたら、その記者の方は、「自分の担当の時は使わないようにしているが、全国の紙面を担当している訳ではないのと自分が非番の時まで全部チェックできたりはしないので仕方ない」そうです。
もちろん、「記者」の裁量権があってしかるべきですが、「間違っていたら訂正」を求めるように抗議を表明しないと直せないそうです。
自分も、単なる言葉尻を捕まえて「言葉狩り」をしたいのではなくて、本当に搬送したら門前で受け入れずに他の病院へ・・・と付回したら、それは「たらい回し」でしょう。
しかし、現実に産婦人科の診療現場で行われているのは、「紹介していい?」と電話して、それで病院側が『ちょっと今は受け入れると、すでに分娩や 手術中の他の患者さんの命が危なくなるからダメ!』とか『ベッドが空いていない』といった事情で断らざるを得ないのであります。
単に「困難です」と回答するのを「たらい回し」とメディアが勝手に置き換えてしまっていたのです。奈良県の大淀町立病院の痛ましい事件の余韻でしょうな。あの時は「6時間以上放置」とか、事実と違うことを載せていたり、加熱報道に走りました。
転送先が見つかるまでいろいろな事情が重なり、結果として、患者さんの命を救うことは出来ず、気の毒な結果となってしまいました。そして今年3月 1日には民事訴訟の第一審判決が下りますが、命の現場では、「悪意」あって患者さんを見捨てたりしているのではなく、現実問題として、こういう事件が毎年 のように続いている状況があるのに、行政はちっとも改善するアクションに移りませんでした。奈良県の大淀町立病院のあとも、東京都立の濹東病院でも同様の ケースがありました。いずれも「ギリギリ」の現場の声を行政がきちんと反映させずに放置してきた結果です。
やっとこの春の診療報酬改定で「産科/救急/小児科」などに重点的に「診療報酬」が増やされる事になりましたが、このお金とて赤字の病院の金庫に収まるだけで、産科医や小児科医が代休や休息を十分取れるようにしなければ、焼け石に水といったところでしょうね。
さて、「あるある大辞典II」でも「たらい回し報道」でも例にするといいのですが、メディア側が自分たちのミスにきちんと対処できるか?というのは難しいようです。
ただ、メディア側も「医療」については専門的なため、苦労しているようです。締め切り時間までの取材時間や取材源も限られる中で、十分に調べられないのかもしれません。
まして、医療専門の取材班を持っているのは、朝日新聞と読売新聞だけで、医療を扱う記者さんたちには、「たらい回し」という表現は使うべきでないという問題意識はあるようですが、産科医療・救急医療の問題は全国各地でおきているので、東京以外の場所で問題が起きたり、地方政治の課題になると、現場にいる記者が「たらい回し」と書いてそのまま載ります。それを東京の本社でコントロールすることは困難だそうデス・・・それでも、
「たらい回し」をよく使う新聞社は朝日新聞と読売新聞でした - 保健師のまとめブログ2
というブログの記事もあります。
これについても尋ねてみたところ、両社とも「医療報道」に熱心なのもあるし、みんなの党が「救急車たらい回し等への対策を強化」という選挙公約を公表したため、この公約の原文のまま掲載した例もあるそうです。また両社とも地方版がいくつもあるためその数に反映されている可能性があるとのことです。
いずれにせよ「本当」にたらい回しとされる事例が「ベッド不足のために病床クローズ」だとしても、この『現場』サイドの大変な状況を表現できない状況は今後、病院の再編も含めて、使うべきでないと思います。
まぁ、「新聞を変えていくには、「たらい回し」記事の件数が問題ではなくて、「この記事のこの記述がおかしい」という具体的な指摘だそうです。新聞の読者窓口に対して指摘すれば、医療担当以外の記者にも問題意識が出て、対応を考えると・・・
何だか時間がかかりそうです(要は世間で物議を醸しても、メディア側ではそこまで追いまわしたりはしない)。
要は、「抗議」なり「正規のルート」でしっかりした意見なら拝聴します、でも2chで騒いでも基本的にはダメってことみたいです。
まぁ、かのテレビ局も「たらい回し」と言ってたのに、今度の特集では「妊婦の救急搬送問題」だそうです。ちょっと来週は録画でもしますかね。

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医療現場を取材!「医療プロジェクト」テーマは“救急医療”
テレビドガッチ 2010/01/21
朝の人気情報番組『とくダネ!』で特集してから8年目となる「医療プロジェクト」。医療過誤問題を始め、先端医療など、日本の医療現場の取材を続けてき た。今回のテーマは「救急医療」。もしも、家族が急に倒れたら?事故にあったら?子供の急病や妊産婦の急変…など、一刻も早く適切な医療機関に搬送し、命 を救うため、今何が必要なのか?ニッポンの救急搬送の現状を取材。その課題を検証する。
1:『搬送先が見つからない!?大都会の救急医療』
医療の原点といわれる救急医療。しかし今「搬送先が見つからない」、「搬送されても適切な治療が受けられない」など、大都会を中心に、救急医療が危機的状 況に陥っている。実態はどうなっているのか?誰しも、明日はわが身に関係するかもしれない救急医療の問題。命を救うために、今何が必要なのか?
2:『小児救急SOS!子供も小児医療も守るには…』
子供の急な病気や事故に24時間365日対応する「小児救急」。少子化でもニーズが高まっているが、小児科医不足などから、現場の疲弊は進む一方だ。そん な中、小児病院の統廃合を含めた「集約化」も各地で進みつつある。小児医療の崩壊を防ぎ、子供たちの命を守るため、今何をすべきなのか検証する。
3:『妊婦の救急搬送問題」から1年…母体救命の今』
2008年秋、東京都で立て続けに起こった妊婦の救急搬送問題。脳出血を起こした妊婦が複数の病院に受け入れを断られ、社会に大きな衝撃を与えた。その 後、家族らがシステム改善を訴え、国や東京都も動き始めたように見える。あれから1年以上が経った今、彼らの願いは形になっているのだろうか?あらため て、周産期医療の現場に密着取材する。
『とくダネ!』
1月27日(水)~29日(金)8:00~9:55内(フジテレビ系)
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あかがまさんの文章が読める本は、「医療報道って大丈夫?」だけ!
アマチュアの論理
①理想論を規範論にする
②当事者の能力や努力を知らず,無能・無責任・怠惰と批判する。
③プロは,ミスをせず,また,変化や危険を予知できる存在と決めつけ,
それに反する事故が発生すればプロ失格と批判し,時には,犯罪者にする。
④難しいこと,危険なことを簡単に考え,「やれ」と言う=「素人の暴論」
⑤成功や失敗の理由を,1~2の要素に求め,短絡的に理解し,論じる。
特に「アイデア」,「意識」,「体質」,「制度」,「組織構造」などに求める。
⑥現在の制度のデメリットのみをあげつらう。
⑦新たな制度のメリットのみをアピールして提唱する。
⑧新たな制度のデメリット,副作用を考えない(知らない?)。
⑨新たな制度が諸問題を一気に解決すると考え,改革や革命を連呼する。
⑩できない理由を,改革する想像力や意欲の不足に求める。
⑪トレードオフがある課題を,同時にやれという(たとえば,迅速と的確)。
…。
……。
………。
マスコミの医療破壊報道と、医療破壊系ブログ記事って、本当に上のパターンに当てはまってるんですよね…。
もっと調べて、ちゃんと考えてから物を書いて欲しいものですが…。
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