結局、あっけなく終わりましたが、真相の追求はこれからですね。それにしても「自由診療」部分って問題が多いですね。

 去年は感染症で多数の被害者を生んでしまった銀座レーシック、公正取引委員会の立ち入りを受けた大手のレーシック。脂肪吸引で患者さんがお亡くなりになったり。

 

 闇のままです。その中で、内部告発とそして志のあるメディア(広告料のオファーがあっても蹴ったあたりがすごい)を褒めたいですし、プロフェッショナルとしての歯科医師会の告発というのも大切だと思います。

 

 専門家である医師や歯科医の診療行為や内容については患者さんサイドからは「わかりにくい」です。それにしても、人の口にいれた人工物とはいえインプラントを使い回しという・・・それってありなのか?人工ペースメーカーの入れ替えたあと別の患者さんというのもありえないし、人工関節の入れ替えもありえない。

 

 まして「感染症」のリスクがあるのだから、こういう「診療報酬のための詐欺行為」は根絶するためには絶対に、厚生労働省も動くでしょう。

 

 昨今の美容形成などの自由診療部分、結局は「不祥事」は自分たちのところへ跳ね返ります。

 例のレーシック関係でも脂肪吸引でも、患者さんたちは激減しているそうで、そういう意味では「安全性」がキーワードです。

 

 それで勝村氏が「涙」で中医協で訴えるのもわからんんでもないのですが、診療レセプトと同じ内容を万が一無料だから全員に発行させたら「ガラスばり」になるかというと、患者さんは「困る」のです。

  だって、「病名」やら「薬の名前」の書いてある個人情報てんこもりの書類を毎回発行してもらったら、自宅へ持ち帰るにしても万が一、近所で落としたりした ら、近所の人に見られたりして「あら、お宅の旦那さん、○×病院に、XXXでかかってらっしゃるんですか?」なんてことがつつぬけ。

 

 個人情報を管理できないお年寄りや、それこそ中絶やら難病も含め、人に言えない病気の名前が出てしまったら、それもなぁ・・・なんです。あと、無料でというのが曲者ですがね。(予算ない現状で、病院や診療所の赤字を増やすだけです)

 電子カルテや診療レセプトから発行できるようにすべての医療機関で整備するには発行手数料をきちんと有料にして、その費用は患者サイドが負担すべきでしょう。


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じほうMRメールニュース 2010年01月19日号 vol.1814
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◎《永田町&霞が関ウオッチ》中医協が最終局面、涙の訴えも

 厚生労働大臣からの諮問を受け、2010年度診療報酬改定に向けた中医協での議論が最終局面を迎えている。委員の口調も熱を帯び、涙ながらに訴える場面もあるなど、白熱した議論が展開されている。
 15日の中医協で厚生労働省が提示した改定の骨子案では、医療機関窓口での明細書の発行について「発行が義務付けられる医療機関の対象を拡大する」とさ れた。しかし、対象の拡大ではなく、全医療機関での無料発行の義務化を訴えてきた勝村久司委員(連合「患者本位の医療を確立する連絡会」委員)は「事務局 案には不信感を感じる。われわれは全医療機関での無料発行を主張しているのに、検討課題にもならないのか」と涙ながらに訴えた。「患者代表」として中医協 委員となった勝村委員も今回が最後の改定。必死さが伝わったのか、結局、明細書に関する文言に「なお、その具体的内容や要件については検討する」を付け加 えることになった。


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 いずれにせよ、彼の奥様の気の毒な事件も含めて医療界全体で、どうしたら「再発防止」になるのか?ということは大切な教訓を含んでいると思います。


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【愛知】疑惑の院長自殺未遂
東日新聞 2010/01/21

  豊橋市歯科医師会から、インプラントの使い回しなど、悪行を告発された豊橋市南大清水町字元町地内、関歯科クリニックの関志乃武院長(39)が20日朝、 田原市神戸町の自宅で自殺を図り、同市内のJA愛知厚生連渥美病院(塚本純久院長)に搬送された。命に別条はなく、快方に向かっているという。
 田原署、田原消防署によると、この日午前7時25分ごろ、関院長が風呂場で血を流して倒れているのを家族が発見し、妻と思われる女性から田原消防署に119番通報が入った。
 通報時、女性は「手首を切ったようだ」と話したが、隊員が駆けつけて調べると、右首を負傷していた。道具はメスを使った。
 搬送先の渥美病院側は、個人情報の保護を理由に、関院長の病状などについて、固く口を閉ざしている。
 記者の「入院しているのか」との問いに対しても「答えられない」の一点張り。
 周辺の話では、命に別条はなく、過去に狂言自殺を図ったこともあるという。
  関歯科クリニックのある豊橋署は、昨年5月、同歯科に関する2件の相談を受けている。1件は「資格がないのに診療報酬を受けている」、もう1件は「保険を 取り消されたことを看板に掲げていない」というもので、1件目は自由診療のため、2件目は設置義務がないため、それぞれ違法ではないと判断したという。
 関院長の緊急入院により、同クリニックはこの日朝から臨時休業。玄関先に「臨時休業」と書かれた張り紙が張られた。
 それでも、知らない患者が数人訪れ、けげんそうな顔つきで同クリニックを後にした。


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【愛知】インプラント治療で使い回しか 愛知・豊橋の歯科クリニック
産経MSN 2010.1.19

 愛知県の豊橋市歯科医師会(朽名正也会長)は19日、厚生労働省で記者会見し、同市内の歯科クリニックが治療を失敗して抜けたインプラント(人工歯根)を他の患者に使い回すなど不正治療を行っていたとして、刑事告発や民事訴訟を検討していると発表した。
  インプラント治療とは、あごの骨にネジのような形のインプラントを埋め込み、それを土台にして上部に人工の歯をつくる治療。同医師会によると、同クリニッ クでは患者に埋めたインプラントが骨に定着せずに抜けるなどした場合、滅菌して保管し、他の患者に使い回していたという。
 同クリニックに勤務していた歯科助手が昨年11月、使い回しのために院内に保管されていたインプラントを同医師会に持ち込み、専門家に鑑定を依頼。その結果、ヒトの組織が付着していることが確認されたという。
 厚労省によると、インプラントの使い回しについては、医療器具などの適正な使用を医療関係者に義務づける医療法違反にあたる可能性があるという。
 同クリニックの弁護士は「内容を把握していないのでコメントできない」としている。

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【愛知】大清水の歯科医院告発へ
東日新聞 2010/01/20

記者会見する豊橋歯科医師会の朽名会長ら(厚生労働省記者クラブで)
  豊橋市内の歯科医が行ったインプラント(人工歯根)治療に対し、患者から苦情が相次いでいる問題で、豊橋市歯科医師会(朽名正也会長)は19日、東京・厚 生労働省記者クラブで緊急会見した。惨状を訴えながら、新たに、不具合を生じたインプラントを使い回していた事実を報告。地元メディアも「グル」になって 関係するなど、前代未聞の実態が明かされた。同歯科医師会は今後、この歯科医を詐欺、傷害などの罪で刑事告発することも辞さない構えだ。
 問題の歯科医は、豊橋市南大清水町で開業する「関歯科クリニック」の関志乃武院長。説明には、朽名会長をはじめ同歯科医師会理事、被害者、同クリニックの勤務経験者合せて8人が出席した。
 朽名会長は、1度インプラントに使った土台を患者間で使い回していたという事実のほか、きちんとした説明のないままインプラント治療を行い、後で高額の治療費を請求するなど、数々の悪質な治療実態が明らかにされた。
 07年8月に事前説明なく計23本のインプラントを埋め込まれ、400万円以上を請求された70歳代の女性。今も頭痛や歯ぐきの痛みが続き、「術後、体に不調がない日は1日もない」と訴えた。
 同院に勤務経験のある女性は、関院長が使い回しを否定していることについて「助手としてすぐ隣で手術を見ており、見間違えるはずはない」と断言した。多い日で1日5、6本が使いまわされていたこと、肝炎、骨髄性白血病、心臓病の患者にまで「大丈夫だ」と施術していたことまで告白した。
  同院は、これまで約2400人に合計6000本のインプラントを埋め込んだとされるが、被害が拡大した理由の1つに地元メディアの対応がある。同歯科医師 会は、東愛知新聞社とFM豊橋に対し、何度も広告、宣伝の中止を申し入れたが聞き入れられなかったとして、両地元メディアを名指しで批判した。

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【愛知】「500万円で手を引け」   
東日新聞 2010/01/20

  豊橋市南大清水町、関歯科クリニック(関志乃武院長)は19日朝から、通常通り診察を行った。午前中だけで10人以上の患者が訪れた。入り口に「病院関係 者」を名乗る男が陣取って、報道関係者をシャットアウト。交渉の末、午後になって、母親の美智代さんが玄関先まで出てきて、応対した。東日の記者に対し、 300〜500万円で手を引くよう、持ちかけた。
 報道関係者が敷地外の歩道上から病院の建物を撮影しようとすると、病院関係者を名乗る中年男性が歩み寄ってきて「通行の邪魔になる」「近所迷惑だ」と、撮影しないように求めた。
 「公道から撮って何の問題があるのか」と、テレビカメラマンが応酬して押し問答になる一幕もあった。しかし、しぶしぶ最後には撮影を許可した。その後もこの男性は、テレビ局や新聞社を警戒するように終日、病院周辺に目を光らせていた。
 午後2時ごろ、美智代さんが、病院前にいた報道関係者に詰め寄った。「こんなの営業妨害だよ」。
 東日新聞の記者がいると分かると、本紙が昨年12月12日付で関歯科クリニック問題を報じたことをやり玉に挙げ、「歯科医師会に問い合わせたが、クレーム件数は1件もないとの答えだった」と、報道を全面否定した。
 この日発売された一部週刊誌で、同歯科でインプラントの使い回しがあったとする告発記事が掲載されたことについても「全部めちゃくちゃだよ」。
 その上で、「おたくにも300万円から500万円の広告を出そうと思ったが、12月12日の記事が出たのでやめた。うちのことをあれこれ書かないというなら、300万円でも500万円でも広告を出すよ」と持ちかけた。「うちは金持ちなんだから、おたくの筆頭株主になってもいいんだよ」。
 昨年12月10日に豊橋市歯科医師会がインプラント治療への苦情に関して記者会見を開いたことをどう思うかとの問いに、「うちが繁盛して、近くの歯科医院の患者さんを取ってしまったから、歯科医師会はうちをつぶそうとしている」。
 記者が「反論の場を設けないのか」と水を向けると、母親は「記者会見を考えている」と答えた。
  病院前を通りかかった市内の60代の女性は、報道陣を見て不安そうな表情。自身も開院当初からここでインプラント治療を受けているといい、これまでに8本 のインプラントを入れたそうだ。関院長の印象について「親切でいい先生」。「治療は痛みもなく、とても上手。ここ以外で診てもらうことは考えられないの に…」と心配そうに話した。

 

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埋めた歯がすぐ取れる?
東日新聞 2009/12/12

 豊橋市歯科医師会(朽名正也会長)は、10日開いた記者会見で、市内の歯科医が行ったインプラント治療に対し、多くの苦情が寄せられていることを明らかにした。今年度だけで21件に上る。現在、相談窓口を設けて患者の対応に当たっており、大きな問題に発展しそう。
 患者から寄せられた苦情は、神経まひや歯茎の炎症、ちくのう症のような症状が出た—などさまざま。中には、「治療内容や金額などの説明がないままインプラント治療され、後に数百万円の治療費を請求された」「埋め込んだ歯がすぐ取れた」という例もある
 問題の歯科医は03年4月、同市南大清水町で開業した。インプラント治療だけにとどまらず、診療報酬の不正請求により06年9月、愛知社会保険事務局 (当時)から5年間の保険医取消、保険医療機関取消処分を受けた。今年3月には、厚労省から医業停止1カ月の処分も受けた。
 不正請求は、無資格者である歯科助手に診療行為をさせ、自分がしたように装うものと、自由診療を保険診療に偽装するなどの手口で行われた。
 朽名会長は、処分について「入会30年になるがその間、豊橋歯科医師会では一人も処分者が出ていない。県内でも2、3年に1人出るか出ないかの重い処分だ」と説明する。
 また、この歯科医は保険医療機関取消処分中にもかかわらず最近まで、訪れた患者に窓口で保険が使えるかのような説明を行っていた。
 公的検診で虫歯が見つかり、治療に訪れた子どもの患者に対し、「問題ない」と放置したようなこともあったという。報酬請求ができないためだ。
 現在でも、患者に対し、保険の説明は明確に行っておらず、処分に対する反省の色は見られない。それどころか、「(インプラント治療)豊橋ナンバー1の症例数」をうたい文句に、地元紙に広告を掲載したり、FM局の番組に出演するなど、積極的な広報宣伝活動を行っている。
 同歯科医師会はこの歯科医に対し、ここ数年、再三再四、業務改善を求めてきた。しかし、全く聞き入れないため昨秋、退会を勧告した。歯科医はこれを受け 入れ、自主的に退会した。朽名会長は「幾度となく指導したが、全く無視された。改善するつもりはないとしか思えない」と話す。
 現在、同歯科医師会は、この歯科医が非会員であるため、改善を求めることができない。しかし、今回の場合、患者の生命にもかかわることから、例外的に、窓口で治療相談に応じている。
 相談は、同医師会=電話0532(62)1565=まで。

 

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