大学生による就職ランキング(大学生が選んだ就職先人気企業ランキング2010)が出回る世の中です。医学界でも研修病院のシステムとか状況が目に見えるようになってきました。
一つは「就職フェア」と同じように、病院が研修医のために開く合同セミナーとかですが、個人的には「ブース出展料」を払ってまで「人材確保」に出かけるのですから、あまり実態についてはわかりません。
ということで、医学界新聞で面白い企画がありましたので、並べてみました。
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研修病院見学ルポ~いい病院のええとこ取りをめざして~
【第9回】虎の門病院
医学界新聞 第2862号 2010年1月11日
水野 篤(聖路加国際病院 内科)
病床数:890床
救急車受け入れ台数:2063台/年(2008年度)
救急受け入れ人数:7875人(2008年度)
【第8回】佐久総合病院
病床数:821床(一般600床,ICU20床,精神科病床112床,感染症病床4床,療養型病床40床,人間ドック45床)
救急車受け入れ台数:3524台/年(2008年度,ドクターヘリを含む)
救急受け入れ人数:2万1026人(2008年度)
【第7回】聖隷浜松病院
病床数:744床
救急車受け入れ台数:5116台(2008年度)
救急受け入れ人数:2万2081人(2008年度)
【第6回】名古屋第二赤十字病院
病床数:812床(一般810床,第一種感染病床2床)
救急車受け入れ台数:6920台/年(2008年度)
救急受け入れ人数:4万3224人/年(2008年度)
【第5回】トヨタ記念病院
病床数:513床
救急車受け入れ台数:6133台/年(2008年度)
救急受け入れ人数:4万319人/年(2008年度)
【第4回】洛和会音羽病院
病床数:588床(一般428床,医療療養型50床,認知症病床60床,回復期リハ病床50床)
救急車受入れ台数:4650台(うちCPR111件)/年(2008年度)
救急受入れ人数:3万655人/年(2008年度)
【第3回】倉敷中央病院
病床数:1135床(一般1125床,第2種感染症10床)
救急車受入れ台数:7257台/年(2008年実績)
救急受入れ人数:6万6142人/年(2008年実績)
【第2回】麻生飯塚病院
病床数:1116床(一般978床,精神138床)
救急車受入れ台数:6824台/年(2008年実績)
救急受入れ人数:4万6427人/年(2008年実績)
【第1回】沖縄県立中部病院
・病床数:550床(一般546床 感染4床)
・救急車受入れ台数:5922台/年(2007年度)
・救急外来受診総数:3万7828人/年(2007年度)
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非常に有名な研修病院の研修内容がよくわかります。さて、別の検証が地方でも行われて来だしたようです。
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【山口】医師の卵 病院にメス
朝日新聞 2010年01月19日
研修医(左端)の案内で女性医師の更衣室を点検する山口大医学部の学生たち=岩国市
◆山大生ら 働きやすさ公表へ
山口大医学部の学生らが県内の病院を巡り、働きやすさを評価し、公表する取り組みを始めた。名付けて「私たちはこんな病院で働き隊」。評価することで病院の労働環境を改善し、ひいては医師不足の解消につなげる目的。学生が病院を評価するのは全国でも初めての試みだという。
(成沢解語)
先月22日の昼下がり。「働き隊」の5人が岩国市の国立病院機構・岩国医療センター(竹内仁司院長)を訪れた。580の病床と25の診療科を備え、県東部 で唯一、救急救命センターを持つ県内でも中核的な総合病院の一つだ。2012年度に愛宕山地域開発事業跡地への移転が決まっている。
隊員は「病院の理念・全体的雰囲気」「労働条件・形態」「育児支援」など9項目を10段階で評価するシートを手に、竹内院長の案内で院内を巡った。
「ありますね、女性用当直室」。隊員の1人、4年生の松本日香里さん(24)が足を止めた。「医師(女性用)当直室」のプレートを見つけたのだ。通常の当直室も確認し、間取り図をメモした。
医局では、藤本剛内科医長(42)の説明を受けた。「この時間、医者は院内を走り回っています。だから医局には人っ子一人いないんです」。隊員はうなずき、シートに評価を書き込んでいった。
巡回後、竹内院長は「当院は患者、設備、医師の三つがそろっている」と魅力をアピールし、「責任を持って育てたいので意欲のある人に来てほしい。県内に 残って活躍していただきたい」と隊員に熱いラブコールを送った。隊員は一様に満足した様子で、3年生の長谷川奈々さん(23)は「雰囲気がよく、先生方も 丁寧に説明してくれた。こういう病院なら、研修したいと思った」と話した。
「働き隊」は県が医療体制の充実を目的に08年4月、寄付講座として同大医学部に設置した「地域医療学講座」の一環。評価の結果はホームページ(http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~tiiki/hatarakitai.htm)に掲載する。訪問は昨年8月の山口労災病院(山陽小野田市)に続いて2回目だ。
同院については、「よく整理されており、スペースにも余裕があり、明るい印象」「女性医師にとってはとても働きやすい病院」として、評価の平均を「7・ 6」とまとめて公表。患者のプライバシーや安全性への配慮に関する「リスクマネジメント」では「9」だが、研修や研究への支援に関する「キャリアアップ・ 生涯教育」では「6」だった。今回の結果は現在精査しており、今月末にまとめる予定だ。
これまで病院の評価といえば、患者のための評価が主だったが、「働き隊」を企画した同大の福田吉治教授(地域医療学)は「学生の生の声が病院を改善する。学生と病院がコミュニケーションを取れば、医師不足の解消にもつながるはずだ」と話している。
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とりあえず、一回目のY労災病院みてみた。当直は月3回。いーぢゃん、え?研修医の当直料金1回9900円。他の常勤医の当直料:同額。(えーと汗)
<引用>
4)当直の翌日の休み ■ なし □ あり ⇒ 具体的に
5)当直料 研修医 ( 9,900 )円/回、その他の常勤医師( 9,900 )円/回
6)時間外呼び出し料 ( 0 )円/回 →時間外手当として対応
7)時間外労働時間の把握 □ なし ■ あり ⇒ 具合的方法 自己申告
8)36 協定の有無 □ なし ■ あり (実態としては超過勤務が多いのではないか)
「常勤医」も大変だの・・・汗。もちろん、労災病院なので、管理をしているのは「厚生労働省」だと思われますので、ぜひ立ち入り検査をお願いしますね。
↓参考文献:Dr.Poohの日記より
医学生からだけでなく、さらに看護学生からみた格付けもありえるでしょう。今後、病院は患者さんに利用してもらうためには、医療従事者からもしっかりWatchされる訳です。不祥事、労基法違反などを放置していて、ニュースになろうものなら、結果として患者さんだけでなく、職員の離職や、採用が困難になる可能性がありますね。
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