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 霞ヶ関の方で、きちんと医師不足のことを理解している人は少ないです。「強制配置・・・霞ヶ関の役人の思い上がりはどーにかならないのか?」でも紹介しましたが、役人ふぜいは「医師を強制配置」すると息巻いていたりしますが、愚かしいことです。だいたいへき地で必要な医師ってのはぺーぺーの研修医ではまず使い物にならないからダメです。

 CTやMRIなどの医療機器がそろっていない僻地でなら、いわゆる最新鋭の機種がなくても迅速に専門病院に送るべきか判断がつくベテラン医師が必要です。

 またそういうベテラン医師のもとでしか、次の世代は育たない・・・いわゆる地方には研修医がよろこんで行きたくなるような「教育体制」充実させなければダメで。そういう意味で、夕張の村上先生がお手本ですかねぇ。

 

 医師不足に対して「強制配置」というのは、滅私報國が当たり前の戦前だったらよかったね・・・ですが。

 日本も一般企業の 間を優秀な人材が渡り歩く時代になって、医師だけ変な徒弟制度で流動化が遅れているだけで、看護師さんも薬剤師さんも、結婚や育児などのタイミングをみて パートになったり常勤にもどったりする多様性が生まれているので、それを古い「因習」めいた屯田兵制度よろしく、「研修医は田舎へ」というのは中国共産党 が「文化大革命」で下放政策で優秀な都市部の学生を、田舎に送り込んだような失敗を繰り返してダメです。

 

 実際に文化大革命で若者のガス抜き目的で毛沢東が、下放で行ったのは、大学で学んだばかりのこれからの人材に、高等教育の代わりに「鋤」や「鍬」を与 えた訳で、おかげで共産党は中国の近代化に必要な知識労働者を単なる肉体労働力としてこき使って優秀な若者たちは、学問的に遅れてしまって結局、都市部と田舎の格差は広がったままです。

 

 おそらく、地方の病院はすでに「教育病院」としては問題があるような名ばかり研修病院がいっぱいあります。

 それに応募しないからといって、無理に都市部から追い出すのもあり得ないのです。

 だって、人口分布を見ると、東京、大阪、名古屋、福岡などの大都市圏の都道府県(北海道をのぞく)を加えていくと6198万人。これは日本の人口の半分。下記はウィキペディアの都道府県の推計人口

の1位-9位が日本の半分。つまり人口全体で言うと半分、平均年齢が地方より若い都市部は、今後団塊の世代が一気に高齢化が進むので、やはり都市に患者さんが集まるのです。

 むしろ地方は拠点病院にあつめないと、研修にふさわしい患者さん数や勢い単なる下僕という形でこきつかわれてしまうのではないかと懸念していま す。ちなみに医師不足解消を!という「医療制度研究会」の本田宏先生によると、一番人口あたり医師不足になっているのは埼玉県であったりする訳で、そういう 意味では、都市部に医師をあつめ、しっかりトレーニングして、地方に出て行く医師は、トレーニングが終了して、バリバリ働く医師が活躍できる場を提供しないと行きませんよ。

   ま、どっか議論としては「病院が破たんー聖地化ー」を拒むために地方の公立病院や大学医局、そして田舎の地方自治体が騒いでいるのを冷静に見直す 必要があります。政治と密接な古い業種、農業や土建業で典型的ですが、いつも補助金くれくれで「助けて」言っているのが実は努力していないだけだったりす るからです。

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医師研修先、都市部への集中やや緩和
 読売新聞 2009年10月29日

 新卒医師に2年間の研修を義務付ける臨床研修制度で、厚生労働省などは29日、2010年度の研修先内定状況を公表した。
 同制度は都市部への医師の集中が加速した一因ともされるが、今回内定した7875人の研修先は、東京や大阪など人口比で医師数の多い都市部(6都府県)が 前年度比1ポイント減の47・7%。その他の41道県は52・3%で、都市部偏在が2004年度の制度導入時程度にやや改善された。
 増員幅が前年度比で大きかったのは、石川の38人増のほか、福井24人、富山21人、兵庫18人、山形17人など。逆に東京が34人、北海道が18人、京都と沖縄が17人減った。
 一方、大学病院とその他医療機関の割合では、大学病院が前年比0・6ポイント増の49・7%となったが、依然、制度導入時の58・8%を大きく下回った。 同制度では、新卒医師が研修先を自由に選べるため、都市部の総合病院に人が集まり、大学病院を含む地方の病院人手不足につながったとされる。このため、厚 労省は今回から都道府県ごとの定員に上限を設けた。

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医師不足は地方の公的病院で顕著に成って居ます。元々、地方の公的病院は、政治家の票田目的で、採算度外視で、箱物の豪華病院を作り、それを、民主党の支持母体の自治労の支配下で、短期勤務の医師は低額ですが、他の職員は年功序列で、民間の2倍以上で5千万円台の退職金と滅茶苦茶な運営をした為、8割以上の人件費で、民間では潰れて居ますが、年間2000億円の補助金で存在している状況です。民主党はこれを廃止、統合、民営化もせず、さらに厚生年金病院まで加えて、赤字を増大させています。昨年だけで1148万人も患者が減少し、病棟の4分の1は使って居らず、地域住民のお荷物に成って居るのに、そんな病院を徴医制度で残そうとして居るだけです。JALとよく似た構造です。
written by 仁 / 2009.10.30 09:45
仁先生>
 病院事業を公立病院に任せていると採算性は最初っから期待しては無理ですよね。地域住民の出せる金額(税金)や人材の数が異なる訳で、それを強制的に均一にすることは難しいでしょうね。
written by SkyTeam / 2009.11.10 01:10

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