日本医師会の会長選に茨城県の原中先生が出馬するのは、賛成です。個人的には何のゆかりもないんですが・・・開業医が活動を担ってきた日本医師会というのは、一緒に働いている看護師や勤務医の待遇改善を行うには若干無理がありました。
「勤務医と診療所医師が連携してこそ,良い医療ができるのである.勤務医の方々が医師会活動に積極的に参加するか否かは,良心的な医師として生き続ける制度を堅持するために,大変重要だと再認識する次第である.」
と原中先生は考えておられるようです。ぜひそれを実践してって欲しい所です。従来のように霞ヶ関のお役人さんたちと「よろしく」やっていればよい時代は終わりました。
国民が求めているのは「質が高くて安全な医療」ということを考えれば、入院医療を受け持っている勤務医が参画できるような日本医師会でなければなりません。
現体制で、変われるというのなら、早く「開業医」と「勤務医」の票の格差(A会員とB会員みたいに格差があるんですよねぇ)をもう少しなんとかして欲しいですね。ま、おさめている金が違うというかも知れませんが・・・学級委員を選ぶ時だって国会議員を選ぶ時だって、一票づつ投じることができるのは同じだと思うのですが。
で「政権交代した今こそ、日医の大胆なチェンジを期待します。政治追随ではなく自らチェンジできるかが問われていると思います。」
と書かれている開業医の先生もみえますし、岡山労災病院の院長先生も、
で
「日本医師会の中で勤務医の組織化が進まないのは、医師会への入会手順にも問題があります。特に若い勤務医の日本医師会への加入が少ないのは、若い世代は勤 務地を短期間に変わるため、地区医師会から、県医師会、日本医師会へという入会手続きは、負担が大きくほとんどできない状況です。このことにより、勤務医 の意見を正確に反映してくれる組織がないのが現状です。」
と書かれています。
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日医会長選、民主支持の茨城医師会長が出馬へ
読売新聞 2009/10/16
来春に予定される日本医師会(日医)の会長選挙に、茨城県医師会の原中勝征会長が立候補する意向を固めたことがわかった。
19日の同県医師会の臨時代議員会で賛同が得られれば、同日中に記者会見して正式に表明する予定だ。同選挙にはすでに、唐沢祥人会長が出馬の意向を示している。
日医の政治団体「日本医師連盟」は自民党の有力支持団体だが、原中氏は先の衆院選で民主党を支持した。原中氏が出馬すれば、支持政党をめぐる路線対立や鳩山政権との関係が選挙の争点になるのは確実だ。
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原中氏出馬に期待感 日医会長選 県医師会と支持政党「ねじれ解消」
読売新聞 2009/10/16
衆院選で、県内の全7選挙区の民主党候補を推薦した県医師会の原中勝征会長が、来春に予定される日本医師会長選に立候補する意向を固めたことが15日分 かったが、県医師会幹部は「自民党追従の日本医師会の現執行部でいいのかという疑問の声が上がっていた。ねじれが解消できる」と期待を寄せている。
自民党の有力支持団体である日本医師会は、既に現職の唐沢祥人会長が3選を目指して次期会長選に立候補する意向を固めている。一方、県医師会の政治団体 「県医師連盟」は昨年9月、後期高齢者医療制度廃止などを掲げ、異例とも言える民主党支持を表明した。民主党が大勝した衆院選後も、県医師会内部では「日 本医師会の現執行部では、民主党のアプローチに応えることができない。いち早く民主党支持を打ち出した県医師会が一肌脱ぐべきでは」という意見が上がって いたという。
19日に開かれる県医師会の臨時代議員会で最終決定する見通し。原中会長は、読売新聞の取材に対し「(立候補の経緯について)代議員会後に明らかにしたい」とコメントしている。
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日医、自民支援を撤回 会長選、民主支持派が出馬へ
朝日新聞 2009年10月16日
日本医師会(唐沢祥人会長)の政治団体・日本医師連盟は、政権交代を受けてこれまでの「自民党支援」を白紙にする方針を固めた。これに対し、総選挙で日医 連の方針に反して民主党候補を支援した茨城県医師会の原中勝征会長は15日、現執行部では民主党と連携できないとして、来春の日本医師会長選に立候補する 考えを表明した。
会長選には現職の唐沢氏も立候補を表明しており、政党とのかかわりをめぐる路線争いが本格化する。日医連は、10年の参院選比例区に組織内候補の西島英利氏を自民党から擁立する方針だが、影響を与える可能性もある。
日医連幹部によると、国政選挙における自民支援の白紙撤回は、日医連委員長を兼ねる唐沢氏が20日の執行委員会で提案。今後の対応は都道府県医師連盟や会 員が改めて議論し、会長選までに集約したい考えだ。唐沢氏は自民党との関係強化を掲げて当選してきた経緯があることから、執行部内には日医会長と日医連委 員長を分離し、日医連が民主党との連携窓口を担う案も浮上している。
一方、総選挙で民主党の政権公約作りに関与するなど、同党内に人脈を持つ原 中氏は15日、朝日新聞のインタビューに「会長選に立候補する。民主政権との関係を生かし、診療報酬改定や医療政策などに提言をしたい」と語った。19日 に県医師会の臨時代議員会後に記者会見し、正式表明する。
日医内では、総選挙で自民支援を鮮明にして敗れたのに、唐沢氏が責任を総括せずに立候 補表明したことにも不満が出ている。原中氏は「関東・甲信越地区を中心に支持は広がっている」としているが、現段階では唐沢氏の支持基盤を崩すにはいたっ ていない。近畿地方などに根強い、執行部に批判的な勢力の動向がカギを握ることになる。
自民党との関係をめぐっては、日本歯科医師連盟が9月、参院選に予定していた組織内候補擁立を見送る方針を決めている。(鈴木逸弘、長富由希子)
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民主か自民か、会長選が占う日医会の距離感
日経NET plus 2009-10-16
政権交代を機に、これまで自民党の有力な支持基盤だった日本医師会が揺れ始めている。来春予定の会長選挙に、8月末の衆院選で民主党を支持した茨城県医師 会の原中勝征会長が立候補する意向を固めたためだ。一方、すでに立候補の意向を示す現職の唐沢祥人会長は自民党との関係が深い。次期会長選は日本医師会に とって、新政権下での存在感を占う「踏み絵」となりそうだ。
鳩山政権との距離感を探る日本医師会(東京都文京区の日本医師会館)
「衆院選で民主支持をいち早く唱え、新政権誕生に協力したからには私にも責任がある」。原中氏は周囲に立候補への意欲を強調した。19日に予定する記者会見では鳩山政権支持を打ち出し、唐沢会長との路線の違いを鮮明にする方針だ。
衆院選では、原中氏が委員長を務める茨城県医師会の政治団体「茨城県医師連盟」が民主候補を推薦。これを機に、複数の県医師会が相次いで民主支持に回っ た。象徴的だったのは茨城6区。民主党新人で元厚生省課長の大泉博子氏が、自民党厚労族の重鎮、丹羽雄哉元厚生相を3万票超の大差で破った。
民主党内でも原中氏の手腕への評価は高いが、日本医師会内では「医師会内での出世の芽がなくなったから、思い切った行動に出られただけだ」「民主党におもねって医師会の存在価値を低めた」など原中氏への批判的な声も多い。
ただ実際には、小泉政権以来、自公政権が掲げてきた社会保障費年2200億円削減の方針などへの反発とともに、政府に対して強い姿勢を打ち出せない唐沢体制への不満はくすぶっていた。そうした不満が、原中氏の動きを一気に勢いづけたことは否めない。
日本医師会にとって、時の政権・与党との距離感を見誤ることは命取りとなる。医療行為ごとに決める医療費の単価である診療報酬を改定する権限は、あくまでも政府にあるからだ。
苦い経験がある。04年の会長選で、医療費抑制を進める小泉純一郎首相(当時)に反発していた植松治雄氏を選出。05年の衆院選では長年続けていた自民党 への全面支援を見送り、一部で郵政民営化に反対する議員を支援した。態度を硬化させた首相官邸は、05年末の06年度診療報酬改定で過去最大の3.16% の引き下げを強行した。
06年の会長選では植松氏が敗れ、「植松氏の反小泉路線が日本医師会の影響力低下を招いた」と批判した現会長の唐沢氏が勝った。その唐沢氏も次期会長選で鳩山政権との距離感が問われる。
来夏の参院選を控え、これまで自民党を支持してきた業界団体の多くが鳩山政権との距離感を探り始めており、日本医師会の動向を注視している。すでに日本歯 科医師会の政治団体「日本歯科医師連盟」は、野党となった自民党からの候補者擁立を見送った。日本医師会の動向次第では、第2、第3の日歯連が出てくる可 能性は高い。(政治部 島田学)
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