去年のサブプライムローン問題は、日本の有名大学にも及んでいるようです。もちろん、日本よりもひどいのが、アメリカの大学です。積極的に財政基盤を強固にしようと、資産運用に乗り出したところほど、ひどい目に遭っているようです。
東洋経済 2009/07/06
日本の私立大学は、どこも第二次ベビーブームを当て込んで、新しく学科・学部の増設やキャンパス拡大に走りました。
地方にいくつかある私立大学は学生集めに苦労しつつ、 的確な「経営」手腕が求められますが、はたして生き残れるか?・・・というところはあります。
ホテルや病院業界と同じく、装置産業なので、初期投資をケチったりして見劣りする とそれなりの客層しか集まりませんし、過大な投資を行えば生徒集めにその分努力しないと、投資の回収も困難というビジネスです。
都市型大学であれば、「社会人向け」に大学院へと衣替えしたり、専門学校としたりいろいろ展開があります。特に不景気ですから、今後はビジネスモデルの転換が求められそうです。
幸い、これから団塊の世代の人たちが「こだわり」の老後生活に突入します。彼らの老後を豊かにするのも大学法人の社会的使 命の一つかもしれません。80歳過ぎて博士号をもらいたい人もきっとこれから増えるかと思います。そういう意味では大学=若者向けビジネスじゃなくなって いますね。
↓この大学を卒業した先生からは「やばいですよー建つ物が建てられないんですよー」って聞いていただけに・・・むべなるかなです。
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慶応、「第二の幼稚舎」開設を延期 経営不振で見直し
朝日新聞 2009年7月21日
慶応義塾は21日、横浜市青葉区に計画中の小中一貫校の開設を延期すると発表した。08年度決算が269億円の支出超過に陥った影響で事業の見直しを進めており、同日の評議員会で決めた。
定 員120人の新しい小中一貫校は、慶応義塾創立150年記念事業の目玉の一つ。用地は約54億円で同市から購入済みで、今秋着工し、11年4月に開設予定 だった。慶応大までエスカレーター式で進める小学校として人気の慶応幼稚舎(東京都渋谷区)に続く「第2の幼稚舎」として注目されていた。
ところが、昨年来の金融危機が学校経営を直撃。株式などの含み損がふくらみ、資産運用収入も大幅に減ったことから、記念事業全体を見直すことにしたという。開設の時期や、建設費をどう見直すかは今後の財政状況を見ながら検討するとしている。
横浜市によると、建設予定地は同市青葉区の東急田園都市線江田駅から徒歩数分の2カ所で計約5ヘクタール。もとは市立小中学校の用地だった。07年に目的を私立学校建設に限定して購入者を公募し、3校の中から慶応義塾が選ばれた。
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資産運用失敗“高い授業料” 米大学、下期の寄付金24%減で緊縮長期化
ブルームバーグ 2009/7/27
米国の大学では投資による損失で緊縮財政が続いている(ブルームバーグ)
米国の大学で、大学運営を支える基金の損失拡大から緊縮財政の長期化が避けられない状況になってきた。ハーバード大学やエール大学は、支出削減の追加策を準備している。
エール大学のリチャード・レヴィン学長は先週、市場が回復に向かっているにもかかわらず、寄付金を積み立てた基金の運用成績をみると、エール大学がこれ までよりも少ない資金で運営されなければならないことは明らかだと述べた。ハーバード大学やダートマス大学、カリフォルニア工科大学などを含む各大学に は、資金繰りが苦しくなったために発行した債券の利払い負担が生じている。
◆回復には15年
各大学は優秀な学生の確保という終わりなき競争により、奨学制度の充実を迫られる一方、授業料の値上げを抑制しなければならず、予算縮小が難し い状況だ。雇用削減や昇給凍結、学生寮や研究プロジェクトの規模縮小、1クラスあたりの学生数の増加といったことぐらいしか取るべき方法がない。
株式のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500種平均指数は、3月に付けた最低値から41%回復したが、大学の基金が保有しているプラ イベート・エクイティ(PE)や不動産、商品などの市況は株式ほど迅速に回復していない。これらの資産は売却も容易ではなく、大学の資金調達を一層難しく している。
全米の大学で資産2位のエール大学、4位のプリンストン大学は6月1日からの今年度には基金の収益をゼロと見込んでいる。
またスタンフォード大学は、基金がピークとなった2008年8月の運用収益172億ドル(約1兆6310億円)を上げるには、15年はかかると予想している。
エール大学の基金は6月末までの1年間で、投資損失によって25%縮小。20億ドルの建設費がかかる研究所の新設を延期し、希望退職や解雇で600人分の雇用を削減した。エール大学は将来の財政赤字を埋めるため、さらに1億~1億5000万ドルの支出を削減する計画だ。
エール大学のレヴィン学長は基金の運用成績について、「すぐに元通りにならないのは明らかだ」と述べ、今後の支出削減策として新しいソフトウエア導入による「オフィス業務の集中化」などを例にあげた。
エール大学の支出の44%は基金の運用収益が支えている。レヴィン学長は、デービッド・スウェンセンCIO(最高投資責任者)が運用するこの基 金が08年6月30日時点の229億ドルに回復するまでに、10年以上かかると話す。エール大学の見積もりでは、今年6月末時点の基金の資産価値は160 億ドルだ。
◆過去最大の減少
非営利団体への融資や投資アドバイスを行うコモンファンド・インスティチュートによると08年下期(7~12月)、米国の大学寄付金は前年同期比24%減少。今年6月末までの1年間の寄付金の減少額は、過去35年間で最大となる見込みだ。
ハーバード大学の場合、この1年間で運用資産が30%減り、258億ドルに縮小したという。昨年12月には資金調達のために25億ドルの債券を発行した。この債券から発生した利子負担は、今後3年間で5億5000万ドルになりそうだという。
支出削減に向け、ハーバード大学では職員の削減と体育プログラムの中止、研究所の建設延期を決めた。ドリュー・ファウスト学長は6月に、支出削減に向けて大学組織全体で資金運用計画や他の支出計画の統合を目指すと表明している。(Gillian Wee)
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☆イベント告知☆
8月8日開催 岡嶋道夫先生講演
「患者を大切にするドイツの医療と医療事故処理」
日本の医療を守市民の会
次回は、8月8日(土)に夏の特別企画を開催します。NPO法人地域医療を育てる会作成の「くまのせんせいのSOS」のスライド上映後、ドイツ医療の研究をされている岡嶋道夫先生に講演をしていただきます。テーマのドイツにちなんでビール&ソーセージのサービスがあります。ぜひ、ご参加ください!
【講師】 岡嶋 道夫(おかじま みちお)氏
●プロフィール● 東京医科歯科大学名誉教授 1924年、東京都生まれ。1947年、東京大学医学部卒業。法医学教室に入り、順天堂大学、東京医科歯科大学教授を経て1990年に定年退職。その後、ドイツの医学教育、医療制度についての研究を開始。その研究結果、ドイツ医療に関する資料、翻訳などをご自身のホームページに惜しげもなく公開している。
【講演内容(予定)】
1. 24時間365日受診と往診が受けられる救急医療
2. 開業医定員制と医師偏在解消への努力
3. 地域の医療需要に対応する州病院計画
4. 医師の老後に不安のない年金制度
5. 手続きの簡単な苦情受付と裁判外紛争処理
6. 制度を支える医師の卒前・卒後・生涯教育
【日 時】 2009年8月8日(土) 14:00~17:00
【場 所】 中野サンプラザ7階研修室 (中野区中野4-1-1) ※JR中野駅北口徒歩2分
※次回は、いつもと研修室の場所が異なりますのでご留意ください!
【参加費】 一般1500円・学生800円(いずれも税込)
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コメント
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あると思います。誰がハンコをついて実行したのか。
ちなみに、ココに名前の挙がっていない大学に所属
しておりますが、担当経理課長は問題発覚直前に
自殺しています。もちろん課長個人で何十億モノ
契約を結べるわけはありません。
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