日本の不思議なことは「内部告発」をすると「組織」を追われることです。しかし、この財団の騒ぎはある「元官僚」が原因でした。

 大手メディアは「パワハラ訴訟」を取り上げています。しかし、奥深い問題があります。ここに、ある記事がありました。もちろん、昔の出来事です。

 報道に際して、大手メディアは「単なるパワハラ問題」にすり替えを行っており、問題の本質が「天下り」の官僚によって現場が大混乱になったというケースで、大いに問われるべき問題だということを教えてくれます。

 

 さて、大手メディアは何で報道しないんでしょうかね?え、記者クラブが?さてねぇ・・・委縮したメディア、何が「社会の木鐸」でしょうか、こういった「官僚」が引きこ起こした問題に対して文句が言えません。
 

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<骨髄バンク>相次ぐ退職、休職者 心配される移植事業
毎日新聞 2005年10月14日

 

  白血病患者などに骨髄移植を仲介する骨髄移植推進財団(骨髄バンク、正岡徹理事長)で、退職者や休職者が相次いだりセクハラまがいの騒ぎが起きていること が13日、分かった。同財団を支援するボランティア団体「公的骨髄バンクを支援する東京の会」(新田恭平代表)が抗議書面を送ったほか、他の支援団体も批 判を強めている。同財団はドナー(骨髄提供者)の募集をボランティアに依存しており、移植事業そのものへの影響が懸念される。

 抗議書面は「貴財団の人事管理の現況について(情報開示のお願い)」と題され、「人事管理が権力主義 的恐怖政治で、職員のモラールが低下している」と指 摘。その上で(1)幹部人事は常任理事会を経るなど適切な審議を受けているのか(2)人事権の乱用や女性職員へのセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がら せ)がないか——など6項目の質問への回答を求めている。

 関係者によると、財団では今年度だけで67人の職員のうち 11人が退職。幹部1人が心身のバランスを失って長期休職し、一部の女性職員へのセクハラ疑惑も浮上している。さらに、この問題について理事長に報告書を 提出した担当幹部が、一部の常任理事が知らないうちに担当を外されるなど混乱も生じている。

 同財団のH事務局長は「人事は理事長に権限があり、一部の常任理事が知らないことは問題ない。セクハラ疑惑などは思い当たる節がないが、指摘されたことについては理事長と相談して真摯(しんし)に対処したい」と説明している。
 これに対し、全国のボランティアでつくるNPO法人「全国骨髄バンク推進連絡協議会」の三田村真事務局長は「事実であれば、ボランティアの士気にもかかわるので慎重に対処方法を検討したい」と話す。

 数年前に骨髄移植を受けた関東地方の30代男性は「今の財団は一部の幹部による専横が激しく、このままではドナー集めに支障が出るのではないか」と話している。【山本建】

毎日新聞 2005年10月14日 3時00分 (最終更新時間 10月14日 10時37分)

 

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 一部の幹部はどなたかはこの記事ではわかりませんが、どうやら「セクハラ疑惑などは思い当たる節がない」なんてことをおっしゃってた方が実は裁判所で認定されたのは、先日の地裁の判決です。

 


 ただ、残念なことに「誰」が、問題の方かはこれだけでは、わかりませんが・・・。

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<パワハラ訴訟>内部告発で解雇、無効 東京地裁判決

 

毎日新聞 2009/06/13

 ◇東京地裁判決

 骨髄バンクを運営する骨髄移植推進財団(東京都千代田区)元総務部長、山崎裕一さん(58)が、元常務理事による職員へのパワハラやセクハラを報告書にまとめ懲戒解雇されたのは無効として、地位確認などを求めた訴訟で東京地裁は12日、職員としての地位確認と同財団に慰謝料50万円や賃金の支払いを命じる判決を言い渡した。財団は報告書を虚偽と主張したが、白石哲裁判官は「基本的に真実」と認定した。

 判決は「常務理事はパワハラ、セクハラに該当する可能性の高い行為を行っている」と認定し解雇は無効と判断。「不適切言動を認識した以上、トップに報告し、組織として適切な改善措置を講ずることを求めることは職責上当然のこと」と指摘した。

 判決によると、総務部長だった山崎さんは05年8月、旧厚生省のキャリア官僚だった常務理事(当時)に、学歴差別のパワハラ発言や女性職員にメールアドレスをしつように聞くなどのセクハラ行為があったとする報告書を作成。理事長に報告した。その後、総務部長を解任され、06年9月に「虚偽の内部告発で中傷をした」などとして懲戒解雇された。【東海林智】


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 すると、ある方が教えてくださいました。


 「お世話になっています。天下りの弊害が指摘されていますが、骨髄移植財団で厚労省天下りキャリアが問題を起こしています。以下のサイトをご覧ください。

 骨髄バンクの常任理事は、天下り文系キャリアです(今回は話題に医系技官ではありません)。23人の理事には充て職の有識者がずらりと並びます

http://www.jmdp.or.jp/documents/file/07_about_us/riji20090512.pdf)。


 その天下り官僚が、スタッフにセクハラ・パワハラで民事訴訟をされたり、また、今回とは違いますが、ボランティア団体を名誉毀損で訴えています(3)。


 ちなみに、訴えられたのは全国骨髄バンク推進協議会の方々です(http://www.marrow.or.jp/)。会長は、あの大谷貴子さんで、その活動 には定評があります。


 今回は、何を勘違いしたか、控訴を骨髄バンクの広報誌で表明しました

http://www.jmdp.or.jp/documents/file/07_about_us/monthly/monthly09_06_15.pdf)。


 誰が主導したかは明らかです。「広報誌」まで「私的」に使っています。巨額の税金が入っている団体として、そのあり方を問われます。


 天下り・公益法人のあり方を考える良い事例です。国民的議論を進め、しっかりとしたものを作っていきたいですね。


1)骨髄バンクセクハラ訴訟 財団は控訴の構え

2)「常務理事のパワハラ、セクハラは事実」 骨髄バンク元総務部長が勝訴

3)骨髄バンクは天下りを拒否せよ-『東京の会裁判』を支援する集い

 

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↓こちらに「問題」とされた記事のようです。ボランティア団体である骨髄バンクに降りかかった災難。天下り官僚による横暴に耐えた職員のみなさんの御苦労、ご心労がしのばれます。

 

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公的骨髄バンクを支援する会 編集後記

 

▼骨髄移植推進財団の常務理事(事務局長兼任)だったH氏が3月31日付で退任しました。H氏は2004年8月に任期途中の前任者に代わって就 任し、昨年春に再任されたのですが、今回も任期半ば(任期は2年)で辞することになったわけで、骨髄移植推進財団のトップ人事としては極めて異常なことで す。

▼異常なことのもう一つの視点としては、突然の退任で後任者が決まっていないこともあります。当分の間は常務理事は空席のままだそ うです。これまで、常務 理事の職は監督官庁である厚生(労働)省のOBが就いてきました。H氏の場合は骨髄移植推進財団で初めてのキャリア経験者として活躍が期待されていま した。

▼就任の際には、キャリア官僚OBということで、報酬の大幅なアップが行われましたが、このとき同時に一般職員は5%の給与がベースダウンとなっていまし た。破格の待遇で迎え入れた有給の「役員」であったのですが、残念ながらその成果はあまり芳しいものは伝わってきていないのが現実でした。

▼これまでにも本誌でお伝えしてきた通り、財団内部では幹部職員による職員へのセクハラ、パワハラなどが指摘され、新聞報道される 事態にもなりました。こ うした背景の中で労働組合(骨髄ユニオン)が結成されたり、事務所の移転問題で突然に無理な計画がされるなど、大きな混乱が起きていました。

▼そうした中、昨年末から事務所に顔を出さない事態が目立つようになったということが漏れ伝わってきました。辞任の理由は「健康 上」だそうですが、就任か らわずか1年半あまりでした。今回の退任についても、退職金が支払われることになるのでしょうか。庶民にとっては、気がかりなところではあります。

▼一方、4月になってから、昨年来の事態を招いた責任を問うかたちで、セクハラ・パワハラの事態を理事長に報告した幹部職員に対す る査問委員会が開催され ました。査問委員会の構成や内容については何も明らかにされてはいません。常務理事が退任した後も、財団内部のぎくしゃくとした状況は続いています。

▼骨髄バンクをサポートする立場の私たちボランティアとしては、労使が協調して、仕事を一途に邁進できる職場環境ができることを 願ってやみません。昨年 来、ドナー登録者の伸びは好調を続け、骨髄バンクを介した移植もこの3月は初めて月間100例を記録するなど、骨髄バンクの役割はますます大きくなってい ます。

▼少なくともこうした財団内部の問題が、骨髄移植を待つ患者さんたちにとって、支障が出るような事態になることだけは避けなくては なりません。そのために は、財団経営の責任を担う役員たちの決断と姿勢が問われているのではないでしょうか。しかし、常務理事という職は、空席のままでも何とかなるものなのです かねえ。

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☆ボールペン作戦が始まりました
■ボールペン作戦・再開するかも? -ボールペン作戦会議室-http://d.hatena.ne.jp/moto-ballpen/20090401
■始動!ボールペン作戦 第2弾♪ -つよぽんの避難所- http://tsyosh.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-9d1f.html
■「LUPOのぶらぶら地球紀行」【予告】ボールペン作戦にご協力ください!【啓蒙】
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☆勤務医のあるべき労働環境
—なぜ労働基準法・労働組合を活用しないのか?—

聖隷浜松病院 腫瘍放射線科主任医長
崔 秉哲先生

6月20日(土)16:00〜18:00
東京保険医協会セミナールーム
参加費無料、定員80名
参加者氏名、人数を明記の上、協会FAX(03-5339-3449)までお申込ください。

 09 年3月、都内で総合周産期母子医療センターを持つ日赤医療センターと愛育病院が、相次いで労働基準監督署による是正勧告を受けました。「名ばかり管理 職」問題と、医師"当直"と称する夜間勤務体制は、労働基準法に違反しているとして、改善が求められています。いま、勤務医の過重勤務を『労基法を遵守し た普通の労働』に近づけることは、医療再生にあたっての大前提と考えなければなりません。
 講演では、滋賀県で労働基準監督署を活用し、労働組合 を活性化した崔 秉哲(さい へいてつ)先生から、労働基準法の基本解説とともに、勤務医の労働環 境改善への手順についてお話いただき、医療再生のために保険医を含め、国民各階層に求められている課題を探っていただきます。

http://www.hokeni.org/top/sgroup/2009sgroup/0906sgroup.html#seisaku

 

 

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