しかし、その後、一世を風靡したライターさんたちが科学ジャーナリストではなく、国民の不安を煽って、逆に不安を増やす「扇動」するタイプの書き手だというのは、のちのちになって判明しています。とんでも科学、あやしい健康情報を語る方たちはもっともらしい顔をして述べますが、実際にはまったく「科学的」な検証作業を行わないまま手当たり次第に何でも「危険」というのが実像でした。
その様子は下記の本でも検証されています。
別に、「買ってはいけない」本も娯楽書の一種として読む分にはいいのですが、彼らの言説に従うと、現代流通している食品や化学物質はすべて「危険極まりない」存在で、そのために日々我々は恐ろしい不安に苛まされます。もちろん、自分はカップラーメンも好きですし、化学調味料や合成保存料が非常に危険極まりないものだというよりは「近代社会」が求めた利便性を高めるものだと思います。いやね、塩漬けや保存料がない時代に戻れっても、無理でしょうけどね。
『週刊金曜日』編集部 (編)
主な執筆者については「トンデモ本「買ってはいけない」とその著者の近況」が詳しいですが・・・そのライターさんが、日経BPネットに素敵な文章をかかれていました。内容は「なだこれ」だったので、結論の部分とかだけを引用しますね。
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日経BPnet 2009年6月5日
(前略)
さらに、小児の場合、脳死の判定が非常に難しいという難題がある。これまでに脳死と判断されて、その後1年以上生き続けているケースがある。この点も解決しなければならない。
もしD案を通すというのであれば、まず脳死判定基準を見直して、小児の場合でも間違いなく判定できるものにしなければならないだろう。また、生前子どもが提供を拒否する意志を示していた場合(中学生になれば、これは十分できるだろうし、小学生でも脳死について勉強した子はできるかもしれない)、親がそれを完全に受け入れる形にしなければならないだろう。また、子どもの主治医が親に提供を求めてきた場合、親がそれを望まないのであれば、容易に拒否できる形にしなければならないだろう。
そのD案とて、まだまだ不十分なように筆者には思える。今後さらに検討を加えて、より多くの人が納得できるような内容にする必要がある。現在、国会でA~D案について審議が行なわれているが、すべての国民に関係する重要なテーマであるにもかかわらず、国民への説明が不十分なように思う。臓器移植を待つ人が多いという事情もわかるが、拙速に結論を出すべきではない。もっと国民に内容を説明し、国民的な議論を経た上で、誰もが納得できるような改正にして欲しいと思う。
渡辺 雄二(わたなべ・ゆうじ)
科学ジャーナリスト。1954年生まれ。千葉大学工学部合成化学科卒。消費生活問題紙の記者を経て、1982年からフリーに。その後、月刊誌や週刊誌などに、食品、環境、医療などに関する諸問題を執筆・提起し、現在にいたる。著書に『食品添加物の危険度がわかる事典』『危ない化学物質の避け方』(KKベストセラーズ)、『食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物』(だいわ文庫)など多数。
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個人的には100%ミスなく脳死の判定ができるようになればいいのですが、アメリカとちがい放射線核種を使った脳死判定を一般病室でしにくいことなどがあります。また、小児が1年以上生きていた・・・のは報告がいっぱいあるのか実数がまったく不明です。日本人は100万人死亡します。
「脳死」定義を全国民が認めるまで日本では小児は臓器移植のチャンスを奪うことに躊躇ない自称「科学ジャーナリスト」というのは・・・慎重というよりは「自分の考え」の押し付けかなと。臓器移植について海外の状況も含めて考慮に入れて日本の現状が「年齢」も含めて問題があるという考えではなく、10年以上放置したことについても反省もない。
すでに移植件数も含めて日本の移植医療の遅れは、ドナーの提供者が限られる心臓移植については、欧米に比較してかなり広がっています。
渡航移植もWHOにいわれるまでもなく、輸血と同じで自国で賄うべき性質のものだと思います。
歴代の政治家が怠慢(彼らには何の関心もないことです)だったのもありますが、ここにきて「科学ジャーナリスト」が実は、国際的な医学常識を全く無視して議論を展開している気がしてなりません。
まぁ、「自分の子供」が臓器提供になっても拒否するでしょうし、そういう方は、A案が通過しても「臓器提供を拒否」していただければいいのです。
日本で移植医療が世界水準に達していないと思うのは、これだけではありません、国民の「心」に働きかけるべき宗教関係者が臓器移植という他人への思いやりを忘れている気がしないでもないです。イギリス国教会は「臓器提供は信者の義務」とまで言います。果たして日本の宗教団体や倫理学者はどう考えているのでしょうか?
まぁ、産経新聞の方が多方面から意見を集めて重層的に理論を構築しています。自称「科学ジャーナリスト」に言わせてしまう日経BP社よりもまともなジャーナリストがいると思いますね。
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(小児科医師中原利郎先生の過労死認定を支援する会)
日 時:2009年6月13日(土)16:30-18:30
会 場:104-0061中央区銀座6-17-2ビルネット館2号館
TKP銀座ビジネスセンター4階4B 電話03-5148-8701
地図http://www.tkpginza-bc.net/access.shtml
交通 東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅6番出口徒歩3分
www.tokyometro.jp/rosen/eki/higashi-ginza/img/map_rittai_1.gif
都営大江戸線 築地市場駅 A3出口 徒歩4分
東京メトロ各線銀座駅 A5出口 徒歩8分
JR新橋駅銀座口から徒歩10分
講 演:「医療崩壊阻止と中原裁判(仮)」本田宏(済生会栗橋病院)
参加費:無料
申し込み:E-mail、FAX、はがきで下記へ。締め切り6月12日
連絡先:中央区新川1-11-6中原ビル「中原支援の会」
電話090-6133-090 FAX03-3552-2888
E-mail:nth-nakaアットマークmth.biglobe.ne.jp
「支援する会」が目指すもの
中原先生が遺書で訴えた「あまりに貧しい」日本の医療を改善し、医師と患者がともに守られる医療現場を実現することが目標です。中原医師の過労死・労災は認定されたのに、病院の責任は認められていません。
24時間365日、いのち守る仕事に献身する医師がいたら、病院はその医師のいのちを守る。当然のつとめではないでしょうか?そうでなければ、悲劇は繰り返されます。繰り返されています。困るのは患者です。
患者のいのちを守る、そのためにこそ、医師の命も守らなきゃ。
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