そろそろ、厚生労働省も「検疫」ではしゃぎすぎた反省期ですが、同時に都内に延焼が広がっております。週末はまた何かあるんでしょうか。

 

 神戸大学の決定や、感染症学会の「提言」は事態打開というか、混乱を鎮静化させる方向に行けばいいのですが。

 

 今回は、新型ではありましたが、鳥インフルエンザではありませんです。ただ、お忘れになってはならないことですが、インフルエンザで毎年冬場に1万人は死亡しているということ。

 

 それにしても、神戸も大変でしたが・・・というところで今日は兵庫特集です?(違っ・・・汗)

 

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新型対応を変更、季節性の医療態勢に 神戸大 
神戸新聞 2009/05/21

神戸大付属病院(神戸市中央区)は二十一日、新型インフルエンザが弱毒性とされることを踏まえ、現行の発熱外来を、季節性インフルエンザに準じた医療態勢に切り替える、と発表した。

今後、医師や看護師らは防護服などは原則として着用せず、医療用マスクで対応する。入院が必要な重症患者についても、一般病棟の個室を使う。

さらに、現在は病院とは別棟の建物に発熱外来を設けているが、二十七日をめどに病院入り口近くに仮設のプレハブの診療所を設置する。

同病院感染症内科診療科長の岩田健太郎教授は「新型インフルエンザは季節性インフルエンザと同様に治療し、呼吸器系など、ほかの感染症にもきちんと対応したい」と話している。(網 麻子、鎌田倫子)
 

 

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 確か、先月二十日にこちらに書きましたが・・・

 

「明石焼き・・・野原汗

 

 どうもさらに西側ではもっとひどいことになっています。400床以上の大きな病院なのに、内科医が現在2人。もともと16人しかいなかったのが驚 きですが、内科は病院にとって様々な患者さんの診察を受ける総合窓口ですし、機関部門でもあります(外部にアウトソーシングしたという病院は聞きませ ん)。

 

 まぁ、これには「訴訟」もきっとかかわっているでしょうが、深くは追求できません。気の毒なことに病院側が手を尽くしたのにお亡くなりになった患 者さんが出てしまい、御遺族の方が病院側が民事訴訟で負けた。本当に時間との戦いの中で、医療従事者が苦闘したのですが、裁判所は厳しい判決を医療側に求 めました。これは難しい問題をはらんでいます。

 

新小児科医のつぶやき」と「やぶ医師のつぶやき」でそれぞれ検証されています。

2007-04-23 加古川心筋梗塞賠償訴訟

加古川心筋梗塞事件、余波

 

 その結果が下記のような加古川市民病院の「今」につながるとは思わなかったでしょうね。今はこの医療訴訟について深く追求するよりも、医療訴訟のそのあと、どうなったか知ってもらいたいです。

 

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加古川市民病院:医師不足、常勤内科医が2人に 来月末に3人が退職 /兵庫
毎日新聞 2009/05/21


◇樽本市長「非常勤医で乗り切る」

医師不足から外来診療を制限している加古川市民病院(441床)で、7月から常勤の内科医が、わずか2人になることが分かった。現在5人だが、6月末に3人が同時に退職するため。市は非常勤医師の参加で現行診療を維持したいとしているが、厳しい状況は続きそうだ。

病院は16診療科あり、現在の常勤医は全体で51人いる。

市によると、病院の常勤内科医数が04年の16人をピークに年々減少。08年4月には7人になり、その後も2人が開業などを理由に今年3月末での退職を申し出た。このため、病院は今年2月初旬から、紹介状がある患者に限るなど外来診療を制限するとともに、ベッド数も75床から25床に減らして医師不足に対応していた。

樽本庄一市長は「市民に心配をかけるが、非常勤医の協力で困難を乗り切りたい。引き続き常勤医の確保に全力を挙げる」と話している。【成島頼一】

〔播磨・姫路版〕

 

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 加古川市民病院の内科医の減少に「訴訟」ばかりが影響しているとは思いません。

 

 ただ、医療はベストエフォートであって、100%確実なサービスではありません。どんなに手を尽くしても助からないことがあります。まして人間は生き物なので「必ず死にます」。

 

 30年前に大平元総理が心筋梗塞で助からなかったように、この30年の医療の進歩は「心筋梗塞=死ぬ病気ではない」と勘違いしていますが、日本では「医療保険制度が整い」「循環器医師が比較的そろっている」という偶然の産物です。

 

 患者さんにとって、医療はできるだけ完璧に行ってほしいと希望されますが、疲弊しつつある医療現場に押し付けることは困難な情勢であることを今一度確認してほしいです。

 

 この加古川市民病院、内科医二人となってしまいます。体制が整っていない病院は心筋梗塞を発見しても診察できても治療は一切できません。

 

 救急患者さんを治療する機能が弱体化したこの病院に、「現場」に、責任を求めることは、困難な時代です。

 

 できれば、これを機会に患者さんや市民は知ってほしい。救急救命は「完全」じゃないし、「医師」はその時、最善を尽くそうと努力している。

 

 努力しても結果が悪いことは「怠け」ではなく、病院の運営を行ってきた行政や病院の連携システムをもう一度調べて欲しいです。なぜ、この病院はこんなに医師が減ったのでしょうか?

 

 まぁ、毎日新聞さんも「表面的」な記事を書いていますが、もっと裏側の事情まで調べて書いてください。はっきりいって、高度な医療を行うのに、「医師不足」があると、各地の医療水準を下げるきっかけになっていることは確かです。

 

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