「今回は実質的な民間病院からの引き抜きだ」と病院関係者
医師の引き抜きだなんて・・・よっぽどスタークラスの医師ならともかく、他人のせいにしちゃいけません。自分とこの管理が悪いのを棚に上げていませんか?
ま、他も続けて崩壊しちゃうのかは知りませんが「他人のせい」って発言しているうちは改善の余地は厳しそう。
個人的には、「医師」がお金を求めて右往左往するというよりは、きちんとした労務管理ができていない上に、頑張れないように仕向けてきた可能性が高いです。
お金よこせというより「普通」の会社員と同様に、頑張ってる。だのに立ち去られた病院は「被害者面」。他人のせいにする前に、自分の不始末は一切ないのかは謎ですね。
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市民病院の消化器外来休止 医師確保 先行き不透明
読売新聞 2009/04/18
11人いた医師のうち8人が3月末までに退職した明石市立市民病院の消化器科で、新たな外来患者の受け入れが今もストップしている。病院は医師の派遣を医学部がある大学に要請しているが、交渉は難航しており、先行き不透明だ。(山村英隆)
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大量退職は、消化器科長が1月中旬、退職届を提出したのがきっかけだった。科長は3月、市内の専門病院長に就任した。病院内で日本消化器病学会が認定する唯一の指導医だったため、研修医や中堅医師らも「指導を受けられなくなる」と相次いで辞表を提出。医師3人態勢になった。
今は救急患者の受け入れも中止し、長期の入院患者には転院を勧める。約10年にわたり慢性すい炎を患う男性患者(45)は「症状が悪くなったらすぐに入院しないといけないが、痛くなってから病院を探すのでは遅い。大きい病院なのに不安だ」と話す。
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「今回は実質的な民間病院からの引き抜きだ」と病院関係者は漏らす。「1人の勤務医は年1億を稼ぐ」と言われ、医師の確保は病院の収益に直結する。しかし、公立病院医師の給与は条例で定められ、明石市の場合、科長クラスで年収1300万円程度。これが民間の場合、2000万円になることもあるという。
このため、高額の報酬を提示する公立病院も出てきた。大阪府の阪南市立病院は昨年、医師の平均年収を800万円増の2000万円に引き上げた。泉佐野市立泉佐野病院も麻酔科医を最高年3500万円の報酬で募集した。ともに医師の大量退職がきっかけだった。
泉佐野病院の番匠隆雄総務課長は「市民からは『そんな高額な報酬はいかがか』という意見も寄せられるが、麻酔科医がいないと手術ができない」と説明する。
これに対し、明石は報酬引き上げに慎重だ。3月末まで病院事務局次長を務めた和田満・市政策部長は「高額報酬は緊急避難的なもの。続けてやると、ほかの医師との格差も問題になり、いずれ病院の経営が破綻(はたん)する」と危惧(きぐ)する。
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市民病院は3月、国に提出する5か年の改革プランを公表した。診療科のセンター制への統合など改革への意欲的な言葉が並ぶが、医師確保を前提にして作った計画となっており、市役所内部には「今の状況では、絵に描いたもちに過ぎない」との指摘もある。
医師を派遣する大学との交渉では、大学側も「医師不足」を理由に難色を示しているといい、消化器科の完全再開への道のりは遠い。病院だけでなく、市全体の問題として、取り組みを本格化させる時が迫っている。
<クリップ>明石市立市民病院 1950年に民間から市へ移管された。18診療科、398床あり、昨年の入院と外来を合わせた患者数は1日平均1300人を超える。大腸など消化器の病気を専門にする消化器科は、1日平均100人の外来があり、内科、整形外科に次いで患者が多かった。医師不足で産婦人科も昨年6月から、分娩の受け入れを休止している。
(2009年4月19日 読売新聞)
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コメント
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でもこうやって淘汰が進んで行くんでしょうね、ゆっくりと。
給与が高いとクレームを言う市民のいるような自治体ではしょうがないかもしれません。あくまで「自治体のサービスは安価でなければならない。」でしょうから、意識が低すぎます。
今年のある企業の入社式で社長がダーウィンの進化論を引用して
『最後に生き残るのは、最も賢いものでも最も強いものでもない。最も環境に順応したものだ。』といったそうです。
まさに今の状況じゃないでしょうか。
いつまでも新しいものを取り入れられずに保身ばかりを考える自治体は、住民が逃げ出して生き残れませんよ。
新しい考え方を受け入れないで、ないものねだりだけでは厳しいこれからです。早く考えを変えていってほしいところです。
おかだ先生>
別の病院まで動ける方は、地元の病院がなくなるのはコンビニの倒産と同じで、それほど大きなインパクトはないことなのでしょうか・・・。
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