最近、医療機関にアンケートするのお好きですね>マスコミ諸氏。

 

 毎週のように「◎社がアンケート」とかよく報道されるのですが、はっきり言えば、これも数が増えれば現場に余計な負荷をかけているのだと思います。さらにアンケートをしても回答が誰がするかで、回答違ってきます。

 

 バイアスだらけで、「誘導」されたアンケート(設問が不明だけど)に、病院の誰かが回答しただけのような気がしてなりません。ま、アンケートをやるのなら、もう少し具体性のある数字も欲しいような気がします。

 

 ちなみに日本で、マンパワーの少ない中小企業なら、大切な働き手の従業員が一人でも裁判員制度になったら、おおごとです。

 

 こんなアンケートに対して、「打撃だ・・・」とか「影響が出かねない・・・」といったうだうだと言い訳を書いているより、とっとと人数不足にあわ せて、思い切って、指名された病院はしばらく、人手不足を理由に「救急受け入れ」を返上したらいいのに・・・です。あるいは、昼間は「公費」で代理を派遣 できるといいですが、無理なので、その辺、患者さんにご理解を頂きましょう。

 

 最初から「無理」に続けるから、おかしなことになる。医療従事者が裁判所のために働くことは国民の義務です。でも、他の同僚が迷惑したり、患者さんにとって医療事故の元になるようなら「引き受けるのはもっと迷惑」です。

 

 自分は、医者や看護師を「特別扱い」しろとは言いません。でも、現場から引き抜きをして、現場の労働環境を悪化させて、医療崩壊が進みかねず、結局、そのツケを払うのは患者さんです(だって手抜きされるんですけどいいですか?)。

 

 大企業とお役所を除けば、現場へのダメージがない職種なんぞないでしょう。やりたい!というのはわかるんだけど、当直明けのへろへろの医者が「裁判」なんぞで正しい判断ができると思っているのだろうか?

 

 裁判員制度が悪いというより、「まとも」に機能しなくなった医療現場から医師を引き抜いて、医療サービスを低下させるわけです。

 

 人が手薄なところに襲いかかるようなら救急車を減らすなり、手術は受け入れを減らすしかないですね。

 

 一国の宰相が「医師不足は医者のせいだろ」的な、適当なことを言ういい加減な国です。

 

 こんな人をリーダーに選んじゃった国は、サービス低下に甘んじるが国民の義務です。

 

 

 

  なかのひと

 

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裁判員制度で救急18施設アンケート「影響大」「医師数 余裕ない」 

grok target title end 産経MSN 2008.11.20 grok target body start

 

 来年5月に始まる裁判員制度について、産経新聞が近畿2府4県の救命救急センターにアンケートを行ったところ、回答 のあったすべてのセンターが「医師が裁判員に選ばれれば救命救急に大きな影響が生じる」と 考えていることが分かった。仕事を休めば著しい損害が生じる場合 には裁判員の辞退を申し出ることができるが、認められるかは裁判官の判断次第。制度のスタートまで、21日であと半年。深刻な人員不足に悩む救急医療の現 場にとって、裁判員選任が新たな負担となる可能性が浮き彫りになった形だ。

 

 アンケート調査は近畿2府4県の救急医療機関のうち、重症患者の救命を担う救命救急センターに質問書を郵送して実施。期限までに18センターから回答があった。

  調査結果によると、医師が裁判員に選任された場合の影響に関する設問には、18センターすべてが「影響が大きい」と回答。このうち救命救急に「支障が出 る」としたのは、12センターに上った。多くはその理由として、「人員に余裕がない」「勤務体制の変更が難しい」を挙げた。

 最高裁は裁判員裁判の7割は3日以内に、9割は5日以内に終了するとしているが、12センターのうち「3日以内に終わるなら支障は出ない」としたのは1センターのみ。6センターは「1日だけなら支障は出ない」、5センターは「たとえ1日でも無理」との回答だった。

 

 また、影響は大きくとも「選任されればやむを得ない」とした6センターにも、「(選任された)本人の意思を尊重し、バックアップしたい」(大阪市 立 総合医療センター)との回答がある一方、「診療科によっては休診せざるを得ない」(国立病院機構京都医療センター)との回答もあった。

 

 同様に看護師についても、16センターが「影響が大きい」と回答。医師、看護師以外の事務職などの職員であっても11センターが「影響が大きい」としており、部署によらず裁判員制度への対応が難しい現状が明らかになった。

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