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産経イザ!2008/10/310
医師の大量退職から一時、存続も危ぶまれた大阪府阪南市立病院で、新たに招いた医師らの多くが辞意を表明していることが31日、分かった。今月26日の市長選で、給与引き下げを検討する可能性に言及した元副市長が、医師招聘(しょうへい)を進めてきた現職を破り初当選し、医師が反発。同病院は再び危機的状況に陥る恐れが出てきた。
同病院は医師の大量退職で昨年7月から内科を休診するなど経営難に陥った。市は医師確保のため、歩合給を導入するなどして、年収約1200万円の医師給与を約2000万円に引き上げ。医師確保が進み、今年9月からは内科診療も再開していた。
市長選では、元副市長の福山敏博氏(58)が、医師確保に取り組んできた現職の岩室敏和氏(61)を破った。福山氏は当選後、歩合給について「公立病院にはなじまない」などとし、見直しの可能性に言及していた。
同病院は慰留しているが、医師の1人は「8人が辞意を伝えている。新給与体系は議決されたもので、議会を無視した発言に不快感を感じる。新たな医師確保にも新給与で話を進めており、変わると信用にかかわる」などと話しており、来年にも辞職する考えを示した。
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そういえば、来週号のAERAにはこんな記事が・・・日本中の病院がやっていることではないと思いますが、まずはひきつけるような仕組みが必要です。
そして、産科医療については「住民」も「行政」も、医者側にお任せの態度ではだめで、全国各地で取り組む必要があるでしょう。まぁ、何もしなければ、それだけ「終了」が近くなるわけで、子供を生むために都市部に行く出費や時間を住民がしょいこむだけです。
週刊AERAの最新号
『東京でももう産めない妊娠5週で分娩予約がとれない』は首都圏ものっぴきならぬ状況を呈しているのが見えます。
http://www.aera-net.jp/latest/
目次より
東京でももう産めない妊娠5週で分娩予約がとれない
状況が出ていて、こうなると安いところを探して「早い者勝ち」とか「くじ引き」とか「患者さんサイド」にご迷惑をおかけしても仕方ないんです。だって、供給サイドではどうにもならないし、特急で救急を受ける側でもあり、質と安全を保つためには「予約制」というのは、できる範囲のベストを尽くすという宣言でもあります。
朝のラッシュの時間帯いつも満員の列車で立っているのがいやだったら、「割り増し」で特別料金を支払うのが当たり前。お産もそういう時代になったということです。
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AERAネット 2008年10月31日(11/10号の記事)
研修医争奪戦
食堂にウニご飯初任給は45万円
ライター 野村昌二
◆研修医争奪戦 都会の病院に負けるな
《食堂にウニご飯/建物は新しい/給料は45万円。どうだい、十分だろう?》
青森県の八戸市立市民病院がホームページ上で研修医に向けたメッセージだ。特産のウニは、職員食堂で月に数回食べられる。病院の外観は建築雑誌の表紙を飾ったことがある。給料も、同規模の病院では最高クラスの45万円にアップした。
狙いは的中。年間の見学者は、2005年秋にユニークな募集をし始めた頃から増え始め、昨年は約120人がやってきた。04年当時の3倍だ。
同病院の研修医充足率は今ほぼ100%。同県全体の51・8%(08年度)を大きく上回る。
◆首都圏に人気集中
04年春に始まった厚生労働省の新医師臨床研修制度は、新人医師に2年以上の研修を義務づけている。基本的な診療能力を幅広く習得するのが目的だったが、半面、医学生が自ら研修先を選べるため、待遇のよい病院や都会の病院に人気が集中。病院間の格差や地方の医師不足を招いたと指摘されている。
同時に、研修医は激しい争奪の対象にもなった。医師不足に悩み、1人でもスタッフが欲しい病院では、研修医獲得の成否は切実な問題だ。実際、研修医不足で、銚子市立総合病院(千葉県)は9月末に休止になった。
だが、待遇だけが、医学生を引きつけるわけではない。
研修医争奪戦に勝ち抜くには、しっかりした研修体制に裏打ちされた「魅力」も欠かせない。過疎地の公立病院が苦戦する中、健闘する病院が北海道にある。名寄市立総合病院だ。
その秘密は--。
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