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民間病院の経営状態が悪化していることが、全日本病院協会が30日まとめた「平成20年度病院経営調査報告」で明らかになった。調査対象となった32%の病院が赤字経営で、19年度の24%に比べて大幅の悪化。とりわけ東京は54%(前年度42%)と赤字率が高かった。
病床規模別にみると、「20~199床」の病院の経営が比較的安定しているものの、「200床以上」の大規模病院で経営状態が悪いところが目立った。病床種別では、一般病床のみの病院で赤字経営が目立った。
協会では「診療内容や方針を1人の患者にていねいに説明する必要などから、診察できる患者数が落ちて収入が減っている。その一方で、必要なスタッフ確保の ため人件費が増加したことなどによる支出増が経営悪化の要因。都市部や大規模病院ほどその傾向が強くみられる」と危機感を強めている。
20年度は診療報酬改定があり、これまで開業医に向けられてきた財源の一部が勤務医の待遇改善に振り向けられた。しかし、協会では「産科、小児科などに重点的に配分されたため、病院全体の経営改善にはつながっていない」とみている。
調査は全国288病院の今年5月の経営状況をまとめた。国公立病院など、地域の基幹病院は含まれていない。
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公立病院の3割が直営見直し 独法化など計画・検討
2008/10/25 17:47 【共同通信】
都道府県と政令指定都市が直接運営する229の公立病院のうち3割に当たる68病院で、経営改善に向け自律的な運営が可能となる地方独立行政法人化や運営の民間委託など直営方式からの転換について計画・検討されていることが25日、共同通信社のアンケートで分かった。
独法化など民間手法を活用した経営効率化に対しては「へき地医療など不採算部門の切り捨てにつながる」との慎重論も根強いが、全国で1000近い公立病院の約7割が赤字を抱える中、総務省が有効な改革策として推奨。今後、県立病院など地域医療の拠点で採用が広がれば、市町村を含めた公的医療機関の改編にも影響しそうだ。
アンケートでは、すでに全病院を独法化などで非直営化した大阪、岡山、福岡の3府県以外の都道府県と政令市に、地方公営企業法に基づき直営している229病院の経営形態の見直しについて聞いた。
このうち秋田県など8都県市の18病院は、2010年度にかけ独法化や民間医療法人への運営委託などを計画。岐阜県など14都道府県市の50病院も、非直営化を含め見直しを検討している。
一方、徳島県など28道県市の108病院は「直営を維持する」方針。
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