読売新聞 2008年10月21日20時16分
国立国語研究所は21日、医師が患者への説明などで使用している言葉のうち、「合併症」「浸潤(しんじゅん)」など患者に意味が伝わりにくい57語について、別の言葉への言い換えや補足説明などを促す報告をまとめた。
同研究所が特定の分野の日本語に関してこうした報告をまとめるのは初めて。今後、各学会や全国の大学病院などを通じ、医療従事者に周知する。
医師へのアンケートなどで集めた約2万語のうち、医療現場での使用頻度、患者の理解度などを基に、医師や言語学者らの意見を踏まえ、患者が正確に意味を把握すべき57語を選んだ。
具体的には、「別の言葉に言い換えるべき」(誤嚥(ごえん)、浸潤など13語)、「補足説明すべき」(頓服(とんぷく)、合併症など35語)、「新しい概 念として普及させるべき」(セカンドオピニオン、プライマリーケアなど9語)に分類。それぞれの言葉がどのように誤解される可能性があるかや、最低限説明 すべきことなどの用例を示した。
報告はホームページ(http://www.kokken.go.jp/byoin/)に掲載して医療関係者や一般市民から意見を募り、来春、「病院の言葉の手引」(仮称)として出版する。
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「専門用語」を簡単に言い換えても、本質的な理解には遠いだろうと思います。
まぁ、マスコミさんが良く最近お使いの、サブプライムローンを「サラ金なみローン」とか「低所得者専用借金」だとか、CDOを「危険度分散型債 with廃棄物入り」言っても、結局、理解できない人は存在するだろうし、「メタミドホス」だとか「メラミン」なんかの専門用語をこの世の中から廃絶でき ないように、新聞にも使われていても、ちっともわかりにくい状況はかわりないです。
むしろ、「従来」から使っている言葉を言い換えると混乱するよなぁ・・・間違いなく現場がね(だって患者さん受け取った言葉をまた言い換えますから)。
国語研とか「あれ」ですよね。日本語の表記をローマ字を押しつけようとした団体とかのなれの果てかと思ったり(昭和23年創設とか・・・)そんなことでいいのかしら。
とか本当に必要なのか?というような無駄なお役所の外郭団体じゃない?そういうところが「たまに仕事してみました」的な、感じ。
要は「患者さん向けには丁寧に説明しましょうね」程度で。言い換え文案を出すこと自体、「役所の存在アピール」でしょ。
すでに、説明書をやさしくした場合・・・たとえば、有名なカテーテル治療(細い管を使った手術)を行う病院では、こんな内容です
経皮的冠動脈形成術(PTCA)あるいは経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受けられる患者さんとそのご家族の方々へ
これは、「命にかかわらる心臓病」の手術の説明書。専門用語の説明も含めて32ページです。これを「一般用語」にすべて言い換えたとして、はたして理解が深まるでしょうかね?
余計な仕事して喜んでてもしょうがないよなぁ。「医療」も「金融」も、とてもわかりにくい言葉が氾濫していますから、使う時は「理解」できるように使いなさいね」くらいでしょうね。
ちょうど、「バラエティ番組」の字幕スーパーみたいに出てくればお笑い番組が逆につまらなくなるように、「言い換え用語」を乱用すりゃ、かえって何を いっているのかわかんなくなるだけ。
金融や法律用語をろくすっぽ「説明」せずに報道してきたマスコミさんにも、その自覚はあるのかな。
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